未経験でもできる、ブログの始め方完全ガイド



ブログはライティングのスキルに磨きをかけ、新しいアイデアを模索して自分が好きなことや専門分野におけるオンラインプレゼンスを構築するにはもってこいのツールです。読者が増えればブログを収益化し、ブロガーとして生計を立てることが可能です。


この記事ではブログの始め方を、わかりやすく順を追って説明していきます。ブログサイトのセットアップから一本目のブログ記事の執筆のポイント、より多くの読者を獲得する方法まで、さまざまなヒントをお伝えします。



ブログの始め方

  1. ブログ作成サービスを選ぶ

  2. ホスティングサービスを選ぶ

  3. ブログに適したニッチを見つける

  4. ブログ名とドメイン名を決める

  5. ブログを設定・デザインする

  6. ブログトピックを考える

  7. 最初のブログ記事を執筆する

  8. コンテンツカレンダーを作る

  9. ブログを共有する

  10. ブログを収益化する



01. ブログ作成サービスを選ぶ


ブログをはじめる最初のステップは、コンテンツを公開するためのブログ作成サービスを選ぶことです。Google で検索してみると、業界を問わずブログ開設に適したブログ作成サービスがいくつか表示されます。Wix はその中でも、様々な機能が揃ったオールラウンド型のブログ作成サービスです。


シンプルで操作性に優れた Wix のブログプラットフォームは、美しいデザインオプションや編集可能なテンプレートが豊富に揃っており、操作のコツをすぐに掴むことができます。また、ブログの読者数が増えるに従い活用できるブログのパフォーマンス解析やコンテンツの収益化といった機能も用意されています。



ブログの始め方:ブログ作成サービス


ブログの開設にかかる費用は?


ブログをはじめようと考えたときにやはり気になるのがコストです。多くのサービスでは完全無料でブログを開設することができます。


有料プランにアップグレードすると、無料版とはまた違う機能を利用できるようになります。アップグレードは予算とニーズに応じていつでも行えます。



02. ホスティングサービスを選ぶ


使いやすいブログ作成サービスを見つけたら、次にホスティングサービスを選びます。その他の Web サイトの種類と同様、ブログにもサーバが必要です。ホスティングとは独自のアドレス(URL)が割り当てられた Web サイトをサーバに保存し、訪問者がアクセスできるようにする仕組みのことです。



ブログの始め方:Webホスティングの仕組み


ホームページ作成サービスの中にはホスティングが既に含まれているものもあり、この場合は別の Web ホストを探す必要はありません。もし、お使いのサービスにホスティングが含まれているという場合はこの手順をスキップして、ステップ 3 に進んでください。


WordPress などその他のホームページ作成サービスでは、別のホスティングサービスを探して購入する必要があります。主要なホスティングサービスは以下のとおりです。


  • BlueHost

  • HostGator

  • GoDaddy

  • DreamHost


どのホスティングサービスを選べばよいのかが分からない場合は、次の要素を考慮してみましょう。


  • アップタイム:サーバー上で Web サイトが稼働している時間量のことです。アップタイムのパーセンテージが高い(99.95% 以上)と、ホストのサーバのパフォーマンスも良好であると判断できます。

  • 帯域幅:Web サイトが、一定時間に訪問者に転送するデータ量のことで、Web サイトのページサイズと想定するトラフィック量に基づきます。自分のサイトの帯域幅は、無料の帯域幅計算ツールなどを使用して確認することができます。

  • カスタマーサポート:何か問題が発生したときにカスタマーサポートに問い合わせできるかどうかも重要です。オンラインのヘルプセンターでのサービスやコールバック(折り返し電話)、SNS での質問対応などを提供しているホスティングプロバイダーが理想です。


ブログ作成サービスとホスティングプロバイダーを選んだら、さっそくブログ記事のアイデアを考えてみましょう。


サイトのドメイン名選びと登録については、まだ心配する必要はありません。ドメインの取得手順はステップ 4 で詳しく解説します。



03. ブログに適したニッチを見つける


このステップでは技術的な設定から一度離れて、ブログサイトのテーマについて理論的に考えてみましょう。URL やドメイン名からコンテンツやサイトのデザインに至るまで、ブログの基礎となる要素について客観的に洗い出し、ニッチを見つけます。あなたは、ブログでどのような記事を書いていきたいと思いますか?


ブログのテーマは何でも構いません。重要なのは、ある特定のトピックや領域を選び、全体を通じてその内容に特化した記事を作成することです。


ブログの種類はファッションブログ、マーケティングブログ、グルメブログなど多岐にわたります。同じようなテーマを扱うブログは他にもたくさんあるため、自分の好きなことに特化しながらも他のブログと差別化するための方法を考える必要があります。


ブログのニッチ分野を選ぶコツは 3 つあります。自分の好きな内容を突き詰め、ブログを収益化して成長させるために以下のヒントを確認してみましょう。


  1. 興味のある分野を絞る

  2. 読者層を調べる

  3. 収益性があるか確認する


ブログの始め方:ニッチテーマ


興味のある分野を絞る


せっかくブログをはじめるなら、長期目線で計画を立てましょう。定期的にブログ記事を書くモチベーションを維持するためにも、あなた自身が純粋に興味のあることに焦点をあてることが大切です。トレンドや収益性のみを重視してテーマを選ぶと、やる気が徐々にすり減ってしまう可能性が高いです。


何についての記事を書くかすぐに決められない場合は、それでも構いません。まずは好きなテーマについて簡単なブレーンストーミングをしてみましょう。自分が情熱をもって話したいトピックや深掘りしたいテーマを想像してみてください。


次に、興味があることを 5 ~ 10 個思い浮かべます。次のように、何でも良いので頭に浮かんだものを書き留めましょう。


  • 旅行

  • 料理

  • 家族

  • 音楽

  • ハイキング


そして、これらの領域の中でさらに興味を絞り込み、リストに追加します。たとえば、以下のような形です。


  • 東南アジアでのバックパックの旅

  • ビーガンレシピ

  • 双子の子育て

  • インディーズロックミュージック

  • ロッキー山脈でハイキング


リストはまだ完璧でなくても構いません。次のステップで、これらについてさらに詳しいリサーチを行います。



読者層を調べる


ブログ開設の次のステップは、読者が読みたいと思うトピックについて学ぶことです。ブログに人を集めることができれば、そこから収益を得てフルタイムのブロガーになる道も開けます。


市場調査をして、ニッチな分野の需要を調べてみましょう。Google トレンドを利用すれば、あるトピックについてどれほどのユーザーが検索しているかを調べることができます。検索数が多いトピックほど、一般大衆からの需要があるということです。


たとえば、Google トレンドに「ビーガン料理」と入力してみましょう。すると、このトピックには比較的安定した検索数があることが分かります。これはブログで特化する分野の候補として希望が持てそうです。


一方、「パレオ レシピ」となると検索数はかなり少なくなります。ブロガーの中にはユニークな専門知識を武器に、特定の読者層に向けてより絞り込んだトピックで記事を書く人もいます。しかし、この特定の領域に興味を持っている人の数でみれば少ないことには変わりありません。


Google トレンドでの検索数が著しく少ない、または減少しているトピックは、ブログ記事にしてもそこまでの吸引力が得られない可能性があります。



収益性があるか確認する


個人ブログでも企業ブログであっても、特化する領域で収益化できるかどうかを確認しておくのは良いことです。最初はブログを趣味としてはじめるにしても、ブログの執筆でキャリアが切り拓けるようになった場合に備えて、将来的な収益化の可能性を考えておきましょう。


ブロガーとしてお金を稼ぐ方法は複数ありますが、中でも最も一般的なのがアフィリエイトマーケティングです。アフィリエイトとはある企業と提携し、ブログ内でその企業の商品へのリンクを張ることを指します。あなたのサイトを経由して商品が購入された場合は報酬が支払われます。


選んだニッチ分野に収益性がある場合は、ブログでアフィリエイトを行うことも検討してみましょう。たとえば、「料理がはかどるおすすめキッチンツール 5 選」や「10 分でキャロットケーキを作る方法」など、「おすすめ」や「方法(ハウツー)」系の記事を書くのも良いでしょう。どちらの場合も、お気に入りのフードプロセッサーや電動ミキサーなどの商品にアフィリエイトリンクを張り、ブログから購入につなげることで収益を獲得できます。


ブログで稼ぐ戦略を今すぐ練る必要はありませんが、収益機会について総合的に考えてみることでニッチ分野を絞り込みやすくなる場合もあります。まず、この段階ではブログを開設することに集中して、ステップ 10 で改めて収益化について掘り下げていきましょう。



04. ブログ名とドメイン名を決める


ブログをはじめるにあたり、まず頭をよぎるのが「ブログの名前をどうするか」ということではないでしょうか?


ブログ名を考える際のオプションは主に 3 つあります。


  • 自分の姓名

  • ビジネス名(すでにお持ちの場合)

  • クリエイティブな新しい名前


ブログ名を選ぶときには、ブログ名に反映したい個性についても考えてみましょう。フォーマルでビジネスライクな名前にするのか?甘くロマンチック路線を追求するのか?それともエッジのきいた突飛な名前を考えるのか?ブログ名がなかなか思い浮かばないという場合は、ブログ名生成ツールなどを利用してインスピレーションを得るのも良いでしょう。



ブログの始め方:ブログ名を決める


ブログの名前が決まったら、サイトのドメイン名も取得しましょう。ドメインは Web 上に割り当てられたあなたのブログの住所のようなもので、URL として表されます(たとえば、このサイトのドメイン名は ja.wix.com です)。ブログの名前と同じか、それに関連するドメイン名を取得するのが通例です。



05. ブログを設定・デザインする


  1. ブログテンプレートを選ぶ

  2. 作成するページを決める

  3. 検索エンジンに登録する

  4. ブログのロゴを作成する

さて、ここまででブログ作成サービスと Web ホスティングプラットフォーム、そしてドメイン名とブログのニッチ分野の決め方について確認してきました。ブログの設定に必要な基本要素が出揃ったところで、次のステップに進みましょう。



ブログテンプレートを選ぶ


ブログ設定の第一歩として行うのがテンプレート選びです。ブログ名と同様に、サイトの見た目もあなたの個性を表現する重要な要素です。


ブログを立ち上げるのに最も効率的な方法は、あらかじめデザインされたブログテンプレートの中から気に入ったものを選ぶことです。選んだテンプレートは好みに応じて自由に編集することができます。


テンプレートを選ぶときは、自分が選んだブログのテーマが伝わるようなデザインを選ぶことが大切です。グルメブログ、写真ブログ、ビジネスブログなど、ジャンルに関わらずあらゆるサイトテンプレートがあります。たとえば、クラシック、モダン、メンズライク、ミニマリストデザインなど、自分のサイトを通じて伝えたい雰囲気を考えながら選んでみてください。


自分好みの色彩でさらにブログのテンプレートをパーソナライズする場合も、上記の点を考慮しましょう。Web サイトの色調は、オーディエンスがブログを開いた際の印象づくりに大きな影響を与えます。カラーパレットは、それぞれのカラーが呼び起こす感情や印象を把握した上で選ぶように心がけましょう。たとえば、青色は信頼性・信用、黄色はエネルギーと喜びを喚起する色だと言われています。



ブログの始め方:ブログテンプレート


作成するページを決める


テンプレートを選んだら、サイトに追加するページを決めましょう。多くのブログは、ブログ記事のページの他に、ネットショップやお問い合わせページなどが追加されています。



ブログの始め方:ブログ設定


以下の例を参考にして、自分のブログに含めたいページを考えてみましょう。


01 - お問い合わせページ:あなたのメールアドレスを記載して、読者や潜在的なビジネスパートナーからの連絡を受け付けましょう。お問い合わせフォームを設置して、サイトから直接メッセージを送ってもらうこともできます。



ブログの始めか方:お問い合わせページを追加


02 - ブログの概要・プロフィールページ:あなたが誰で、何をしていて、なぜそれを行っているのかを訪問者に知ってもらうためのページです。ブログを始めた背景を記載するなど読者とあなたの距離を縮めるためにも役立ちます。



ブログの始め方:プロフィールページを追加


03 - ネットショップ:ブログに関連する商品の販売を考えている場合は、「商品」または「ショップ」といった名前でサイト内にネットショップのページを追加しましょう。



ブログの始め方:ネットショップを追加する


さらにページを充実させるなら、「チュートリアル」「人気記事」「筆者のおすすめ記事」なども良いでしょう。


また、ブログとは別にホームページを持っている場合、ホームページに「ブログ」をセクションとして追加している例もみられます(もちろん、個人サイトとブログを分けている人も大勢います)。ホームページ内にブログセクションを設ける場合は、訪問者がすぐにブログを見つけられるようナビゲーションメニューに忘れず追加しましょう。


ブログの開設に関して特に正しいルールというのはありません。さまざまなオプションを試して、自分のスタイルと個性に合った方法を見つけてください。ページの追加や削除はいつでもできるので、ブログを続けながら最適なサイトの構成を探していきましょう。



検索エンジンに登録する


ブログを始めるにあたり、Google や他の検索エンジンで自分のブログを見つけてもらえるための施策を行うことはとても重要です。これは、作成したコンテンツを検索結果に表示させるためにも確実に行っておきたいステップです。


まず、あなたのサイトが Google でインデックスされていることを確認します。つまり、あなたのブログの存在を Google が知っているかどうかということです。Google Search Console にサイトマップを送信することで 確認できます。


ブログ開設のヒント:Google Search Console はサイトのインデックスに重要となるだけでなく、今後ブログを運営していくにあたって長期的に活用できるプラットフォームです。ブログの訪問者やクリック数についての重要なデータを入手して、コンテンツを改善していくことができます。



ブログの始め方:Google Search Consoleでクリック数を確認


Google の検索インデックスに自分のサイトがすでに含まれているかどうかを確認するには、まずサイト検索を行ってみましょう(site:yourblogname.com のように、アドレスバーで「site:」の後にサイトの URL を入力して検索します)。検索結果に自分のブログが表示されたら、サイトはすでにインデックスされています。



ブログのロゴを作成する


最後に、魅力的なブログのロゴを作成してサイトをより目立たせましょう。ロゴもサイトに個性を追加できる重要なパーツで、今後ブログをブランドへと成長させていきたい場合には見逃せないステップです。


自分でロゴを作成したり、デザイナーに外注するのもひとつのオプションですが、オンラインで手軽にロゴ作成ができるロゴメーカーを使うという便利な方法もあります。好きな色やフォント、アイコンなどを選ぶだけですばやくロゴの候補が作成され、自由に編集することができます。プロのデザイナーに依頼するよりも短時間で、安価に作成できるのがメリットです。


ロゴが完成したらサイトの左上に配置し、トップページにリンクするよう設定しましょう。ブログをブランドとしてアピールできるだけでなく、サイトの操作性も高めることができます。


ブログの始め方:ロゴを作成


06. ブログトピックを考える


ブログの技術的な設定が完了したところで、ここからは記事を書き始めるにあたってのトピックを考えていきます。

あなた自身の経験、成功談、失敗談、専門分野など、ブログを通じてシェアしたいインサイトや、深堀りしてみたいアイデアを思い浮かべてみましょう。

トピックを考えるときは読者の目線に立つことが重要です。次の質問も参考にして少し考えてみてください。


  • あなたのブログの読者の特徴は?

  • 読者が興味を持つテーマは?

  • 読者が直面している問題は?


トピッククラスターモデルを使ってブログのアイデアを考えるのもおすすめです。トピッククラスターモデルとは内部リンクで関連する記事をつなぎ、ブログの構造を整理するためのシステムです。このシステムは通常 SEO 対策の一環とされていますが、アイデアを考案するにあたってのマインドマップとして活用することもできます。


このモデルを使って、たとえば「レシピ」などの広範なトピックについて考えてみましょう。これを「夕飯 レシピ」や「ブランチ レシピ」などの小さなサブトピックに分割し、それをさらに「20 分で作れる夕飯レシピ」や「ミモザ(カクテル)アイデア」「ケーキデコレーション アイデア」といった特定のトピックへと分けていきます。これらのトピックは、いずれも独立したブログ記事として成立します。



ブログの始め方:ブログトピック


まだ具体的なアイデアが浮かばないという場合は、次のリストを参考にして再度ブレーンストーミングを行いましょう。


  • 30 歳になるまでにやっておきたいこと 30 選(40 歳の場合は 40 個、50 歳なら 50 個という風にアレンジできます)

  • インスピレーションをもらえること、モノ、場所など

  • 初心者向けガイド

  • 時間節約のためのコツ

  • これまで直面した課題


これらのアイデアとあなた自身の創造性を組み合わせて、ブログの分野にぴったりのトピックを探してみてください。



07. 最初のブログ記事を執筆する


  1. キーワードを調査する

  2. 記事にしたいポイントを洗い出す

  3. ブログ記事のタイトルを考える

  4. エンゲージメントにつながるコンテンツを執筆する

  5. 画像を追加する

  6. SEO 対策を行う

  7. 記事を編集して公開する


ブログのアイデアがある程度決まったら、さっそく執筆しましょう。ブログの書き方のコツがわかる初心者向けブログ作成ガイドも併せてご覧ください。



キーワードを調査する


適切なキーワードを知ることは、ユーザーに記事を読んでもらうための第一歩です。作成する記事内で特定のフレーズを取り上げることで、そのキーワードで検索されたとき、検索結果にあなたのブログが表示される可能性が高まります。


たとえば、キャロットケーキのレシピについて記事を書く場合、次のようなキーワードが考えられます。


  • キャロットケーキ

  • キャロットケーキ レシピ

  • 絶品 キャロットケーキ レシピ

  • キャロットケーキ 作り方


キーワードの種類や量はトピックに応じて異なります。Google キーワードプランナーなど、無料のキーワードリサーチツールを使用して、よく検索されるキーワードを絞り込むことができます。もっと本格的に検索トレンドが知りたいという場合は SEMrushAhrefs といった有料オプションも検討してみましょう。



ブログの始め方:Ahrefsでキーワード調査


次に、選んだキーワードを記事全体で戦略的に使用します。まず、これらのフレーズを記事全体に散りばめます(ただし、不自然なほどキーワードを詰め込むのではなく、あくまで自然な文章として入れ込みましょう)。それから、関連キーワードでの検索結果の上位 10 記事に基づいて記事の構成を整えます。

たとえば、お気に入りのキャロットケーキのレシピについての記事を書く場合を考えてみましょう。まず「キャロットケーキ レシピ」で Google 検索して表示された上位 10 の記事やサイトを確認し、競合がどのようなコンテンツを出しているかを確認します。


検索エンジンに上記のフレーズを入れて検索してみると、上位の表示結果はストーリー仕立てのコンテンツではなく、調理のステップを順を追って説明する内容であるということが分かります。つまり、レシピを探している人はこのような手順がわかりやすいリスト形式のコンテンツを好むと想定することができます。読者にとって価値のあるコンテンツを提供し、さらには Google の検索結果で上位表示を目指すために、上位記事のフォーマットを取り入れると効果的です。


同じく、他の記事で触れられている主要なポイントもすべてカバーするよう心がけましょう。これは決して、なんでも他の人のやり方にならって記事を書かなければいけないということではありません。ブログ記事で独自のインサイトをシェアすることに加えて、選んだトピックで一般的に語られている基本的なポイントをすべて押さえておく必要があるという意味です。


引き続き上記の例を見ていくと、「キャロットケーキ レシピ」を検索した場合、上位の検索結果にはクリームチーズのフロスティングの作り方が書かれたセクションが含まれており、多くの読者がこのコンテンツを役に立つと感じていることが分かります。さらに Google はこのような詳細を含む記事を好む傾向がるということも仮定できるため、自分の記事にこのアイデアを取り入れてみるのも良いでしょう。



記事にしたいポイントを洗い出す


キーワードリサーチを行うことで、ブログ記事の最適なフォーマットと、記事に含めるべきセクションを把握することができました。ここからは、この情報を使い記事を執筆するにあたってのアウトラインを組み立てていきます。


まずは執筆したいブログ記事の種類を決めましょう。ハウツーガイド、おすすめ製品の紹介、論評やコラム形式のコンテンツなど、好きなものを選びます。どのタイプの記事を書く場合でも、アウトラインを組み立てる前に具体的なアイデアを絞り込んでおく必要があります。


次に、見出しと小見出しを利用してコンテンツを整理し、読みやすい量のブロックに分割します。それぞれの見出しの下には各セクションに含めたい主なポイントを箇条書きで記しておきましょう。これがブログ記事の骨組みとなります。



ブログ記事のタイトルを考える


次のステップは、読者を惹きつける魅力的なタイトルを考えることです。ブログのタイトルは記事を作成する段階で考案しても構いませんが、通常はアウトラインを組み立てる際に最適なアイデアが浮かんでくるものです。


ブログタイトルは短いながらも強力なパワーを発揮します。タイトル次第で、読者が記事をクリックするかどうか大きく左右します。


キャッチーで説得力のあるブログタイトルを考えるために、まずは読者目線で記事を見てみましょう。この記事について読者が何に興味を持つのか、何に惹かれるのかを考え、次のヒントに従って戦略的にタイトルを考案しましょう。


  • 明確かつ直接的な言い回し

  • 価値を約束する

  • 読者の感情に訴えかける

  • 好奇心を刺激する

  • ユーモアや言葉遊びを取り入れる、韻を踏む


たとえば、読者の興味を引くブログタイトルには次のようなものがあります。



ブログの始め方:ブログタイトルの付け方


Wix 公式ブログでも、見出しの書き方を含むホームページやブログ作成のコツについて定期的に発信しています。自分が作成したい内容と同じカテゴリーのブログ記事の見出しなども参考にして、読者を惹きつける魅力的なフレーズを考案しましょう。



エンゲージメントにつながるコンテンツを執筆する


では、いよいよ実際の記事を執筆していきましょう。記事の構成としては導入、本文(見出しと小見出しで分割)、結論(なくても構いません)が通例です。


導入部分では興味深いストーリーやパワフルな格言、統計データ、面白いネタなどを取り入れて読者の注意を引きましょう。その上で、記事についての概要を伝え、このまま読み進めてもらえるよう読者を本文へと導入します。


次に、作成したアウトラインに基づいて本文を執筆します。ここではあなた自身の知識や専門分野での経験をブロガーとして綴っていきます。しかし、「とにかく何か書かなければ」という気持ちで表面的な文章を書くのは禁物です。これはブロガーが陥りやすい大きな間違いのひとつでもあります。執筆するときはそれぞれの文に意味を込め、独自のインサイトやアクションにつながるヒントを積極的に盛り込んでいきましょう。また、ジョークを交えた茶目っ気のあるトーンやカジュアル、シリアス、またはフォーマルな言い回しなど、オーディエンスからの反響がありそうな口調を使うことも大切です。


最後に、結論セクションで記事を締めくくります。すべてのブログに結論が必要なわけではありませんが、これまでシェアしてきたアイデアをまとめ、最終的な考えを述べるには良いパートだといえます。


ブログ記事を 1 本書くには数時間要することもあります。決して焦らず、初稿の作成には少なくとも半日確保して十分な時間をかけましょう。



画像を追加する


ブログをはじめるにあたって、もうひとつ知っておきたいのが画像の重要性です。記事に追加する画像のチョイスによって読者が抱く総合的な印象は大きく変化します。写真、スクリーンショット、イラストなど、記事に追加する画像は内容と関連性があり、高画質のものを選びましょう。画像は記事で伝えたい主なポイントを補足し、例を視覚的に示すために重要な役割を果たします。


オリジナル画像がないという場合は、無料のストック画像をインターネットで探してみましょう。将来的には自分で撮影した写真を使いたいという場合も、ストック画像を利用することでブログをすばやくスタートさせることができます。



SEO 対策を行う


コンテンツが完成したら、公開する前にあといくつかのステップを行う必要があります。ここからのステップはブログの SEO 対策や記事からコンバージョンを獲得する方法など、主にマーケティング戦略に関するものです。記事の執筆が終わったら、以下のチェックリストをひとつずつ確認してみてください。


  • キーワードを再度確認する:コンテンツ内を検索(CTRL + F)してキーワードが追加されていることをもう一度確認します。検索数が多いキーワードをすべて使用しているかを確認し、抜けがあった場合は記事全体を見返してそのキーワードを使える箇所がないかどうかを見極めましょう(無理にキーワードを散りばめる行為は「キーワードスタッフィング」と判断され、検索エンジンによるペナルティが課される場合があるので注意してください。キーワードをコンテンツ内で自然に使用することが鉄則です)。

  • 内部リンクを追加する:内部リンクとはあるブログ記事からサイト内の別の記事にリンクを張ることで、ブロガーが密かに活用できる技のひとつです。内部リンクは記事の SEO 効果を高めるほか、読者にあなたの他のブログ記事を見てもらえるきっかけにもなります。といっても、ランダムにリンクを張るのではなく、最も関連するブログ記事間でのみリンクをつけることが大切です。この方が SEO 的にも評価が高く、読者にとってもリンクを訪問する価値が上がります。ブログをはじめたばかりでそこまでコンテンツがないという場合は、一定数の記事を書いた後にもう一度ブログ全体を見直してリンクを適用しましょう。

  • CTA(行動喚起)を追加する:読者に行動を促すフレーズ(CTA)を記事全体に追加するのも効果的です。たとえば、「今すぐ購入」「今すぐ購読」「もっと読む」といった CTA ボタンを記事内に配置します。そうすることで、読者に製品の購入やニュースレターの購読を促したり、記事の続きを読んでもらったり、読者に期待するアクションを起こしてもらえる可能性が高まります。

  • 代替テキスト(Alt テキスト)を使用する:Google は画像の内容を読み取ることができないため、ブログを書く際にはそれぞれの画像に短い説明文(キーワードを使用するのが理想です)を追加し、検索エンジンに表示されている画像の内容を知らせることができます。この説明文は代替テキスト(Alt テキスト)と呼ばれ、これを追加しておくことで Google 画像検索に表示されやすくなるというメリットもあります。

  • 記事のメタデータを作成する:メタデータは Google 検索結果に Web ページを表示する際に使用されるテキストのことで、メタタイトル(タイトルタグとも呼ばれます)とメタディスクリプションが含まれます。メタタイトルはブログ記事のタイトルと同じものを使っても良いですし、少し変更して検索結果に異なるタイトルを表示することもできます。タイトルは思わずクリックしたくなる魅力的なフレーズに仕上げること、および最も重要なキーワードを含むことの 2 点が守られていれば、どんなものでも構いません。メタディスクリプションはメタタイトルの下に表示される短い説明文で、同じく主要なキーワードを追加し、記事で伝えたい主なポイントを簡単にまとめる必要があります。


ブログの始め方:メタデータを作成

  • URL を選ぶ:すべての Web ページには専用の URL があり、ブログ記事も例外ではありません。キーワードを利用して URL をうまく設定すれば、検索エンジンの結果に記事を上位表示させることができます。ブログ記事の URL は、通常 www.yourdomainname.com/blog-post-keyword www.yourdomainname.com/blog/blog-post-keyword といった形式になります。URL の決め方に悩む場合は、他のブログ記事の例を見てみることをおすすめします。ほとんどのブログツールでは URL が自動生成されますが、必要に応じて各ブログ記事の URL を編集できるということを覚えておきましょう。



記事を編集して公開する


さて、これで最初のブログ記事を公開するために必要な準備はすべて整いました。完成した記事を何度か読み直し、家族や友人に送って確認してもらいましょう。あなた自身はもちろん、別の人の目線からも二度、三度…とチェックを入れておくことでより完成度の高い記事に仕上がります。


満足いく記事ができたらサイトにアップロードします。ブログ作成サービスには通常メタデータと URL を入力する箇所があるため、そこも忘れず確認しましょう。すべての情報を入力したらいよいよ公開です。



08. コンテンツカレンダーを作る

最初のブログ記事を書いてみていかがでしたか?まずは公開できたことを喜び、次に進む準備ができたら今月の残りの日程を確認し、ブログの投稿スケジュールを立てましょう。

コンテンツカレンダーはブログをはじめるなら知っておきたい重要な項目の 1 つです。ライターとしての自覚を維持しながらコンテンツを継続的に公開するためにはスケジュールが重要な意味を持ち、ブログを開設した当初の目標から逸れていないかということを確認するためにも役立ちます。読者は常に新しいコンテンツを求めるもので、あなたはそのニーズに応えなければいけません。また、サイトの更新頻度は、検索エンジンがサイトの総合的な表示順位を決定する際に考慮するポイントのひとつでもあります。


ステップ 6 でトピックを考えたときに、おそらくかなりの量のアイデアが出てきたのではないでしょうか?まだ次のトピックが決まっていないという場合は、上記で紹介した手順に従ってトピックのリストを作成しましょう。最低でも 10 件程度のアイデアが集まったら、それをコンテンツカレンダーに落とし込んでいきます。


カレンダーは無料ですぐに作成できます。新たにツールやプラットフォームを使う必要はありません。Excel や Google シートを開いてスケジュールを書き込んでいくだけなので簡単です。作成する列の内容や数についても特に決まりはありませんが、基本形として投稿日、ブログのタイトル、主要なキーワード、記事のステータス、備考欄などを設けておくと良いでしょう。



ブログの始め方:コンテンツカレンダーを作成


スケジュール作成のヒント:カレンダーの作成にできれば時間をかけたくないという方は、Google カレンダーを開いて各記事の執筆期限を入力しましょう。記事を執筆する時間帯をカレンダーに書き込むのもおすすめです。



ブログの適切な更新頻度は?


ブログをはじめるにあたって浮かぶ疑問のひとつが、「新しいコンテンツをどれぐらいの頻度で公開するべきなのか?」ということでしょう。ブログを書けば書くほどより多くのトラフィックを得る確率が高まります。更新頻度に関して特に正解はありませんが、これまでの研究で興味深い統計データが実証されています。(参照データはこちら