【初心者必見】ブログの始め方完全ガイド:立ち上げから収益化まで【最新版】

この記事は 2021 年 8 月 24 日に公開、2023 年 1 月 15 日に更新しています。
ブログはだれでも手軽に始められます。しかし、いざブログを始めようとすると、たくさんの情報があふれていて、何から手をつけるべきか悩みますよね。
そこでこの記事では、ブログ開設に必要な準備から、長期的にブログサイトを運営するコツまで、必要な情報を網羅的に徹底解説します。ブログを始めるにあたり、大切なポイントをしっかりと押さえ、失敗しないブログサイトの立ち上げを目指しましょう。
目次
ブログサービスの選び方( WordPress / Wix / ブログサイト )
ブログとは?
そもそも、ブログとは何でしょうか?
ブログという名前の由来は「Web log (ウェブログ) 」から来ており、オンライン上での記録を意味します。現在は主に、ネット上で公開される記事をブログと呼びます。
ブログは、個人、企業を問わず、低コストかつノーリスクで始められられるブランディングツールです。また、ブログを通じて、ライティングやマーケティングといったスキルを磨くことができます。
ブログの収益化の方法 7 選
読者が集まるようになれば、ブログの収益化は難しくはありません。いろいろな方法で収益化することができます。まずは、あなたのブログテーマにあったビジネスモデルを見つけましょう。ここでは簡単に 7 つの代表的な収益化の方法を紹介します。
おすすめ参考記事 ブログで収入を得る方法:副業ブログの始め方
1. アフィリエイトマーケティング(ASP)
ブログを収益化するもっとも一般的な方法のひとつで、始めやすいことも人気の理由です。アフィリエイト広告を仲介することで 1 日に約 3 万円 ~ 30 万円ほど稼ぐことができると言われており、経験を積めば積むほど収入は上がっていきます。アフィリエイトマーケティングのプログラムはたくさんありますが、初心者には Amazon アソシエイト・プログラムが人気です。
2. ブログ内で広告を掲載する(クリック方広告収入)
ブログサイト内で広告を表示するという方法もあります。つまり、ブログサイトに広告を掲載するスペースを確保して、その掲載枠を販売するのです。広告がクリックされる度に課金されるため、手堅い収益が得られる方法だと言えます。この領域では Google AdSense がもっとも利益率が高く、人気のプログラムのひとつとして知られています。
3. 有料の定期購読を提供する
The New York Times など、主要なメディアではコンテンツの閲覧に定期購読が必要になる場合があります。これと同じ仕組みをブログで導入することができます。記事の一部はもちろん無料で公開すべきですが、定期購読プランを購入した読者のみがアクセスできる有料コンテンツを作成するのもおすすめです。
4. スポンサーコンテンツを執筆する
コンテンツ執筆のニーズがないかを企業に問い合わせるのもひとつのオプションです。ブログサイトの知名度が上がったら、ブランドからあなたにスポンサーシップのオファーが来る可能性も高まります。その企業の商品やビジネスを宣伝する記事を書くことで、記事の執筆に対する報酬を獲得することができます。
5. 電子書籍や商品を販売する
サイトでデジタルまたは物理的な商品を販売することもできます。独自ブランドの商品やブログの内容に関連する商品、電子書籍、その他のオンラインリソースなど、興味のあるものを選んで販売しましょう。トップページに支払いボタンを追加すれば、読者はボタンをクリックするだけで商品の内容を閲覧し、決済に進むことができます。
6. コンサルやオンラインサロンサービスを提供する
プロとしてのあなた自身の経験と、ブロガーとして培った知識を活用してアドバイスを提供することもできます。自分の持つ知見や実績を見返しながら、クライアントにどのようなサービスが提供できるかを考えてみましょう。たとえば、栄養についてのブログを書いている場合、クライアント専用のダイエットプランを作成したり、栄養コーチとしてアドバイスを提供したりとさまざまなアイデアを試すことができます。
7. 他のブログ記事を代行して書く
自分のブログで実績を作り、ポートフォリオにまとめましょう。そして、他のブログの記事を代行してブログ記事を書くことで、ライターとして収入を得ることができます。
その場合は、ランサーズやココナラなどのスキルシェアサイトに登録するか、自分のブログに「お問い合わせフォーム」を設置し、案件を受注する方法があります。フリーランスライターとして、実績やスキルをまとめたウェブサイトを用意することを強くおすすめします。ほかにも、Twitter や Instagram でライターを募集していることもあるので、多くの方法で案件を獲得できるように用意しておきましょう。フリーランスホームページの作成方法については、以下の記事で詳しく説明しています。
おすすめ参考記事
フリーランスのホームページ作成方法:メリットや作成のコツを徹底解説

ブログの開設にかかる費用
ブログを始めようと考えたとき、やはり気になるのはコストです。多くのサービスでは、完全無料でブログを開設できます。しかし、無料サービスの場合は機能に制限があることが多く、独自ドメインと接続したい、もっとデザインを綺麗にしたいというときなど、有料サービスにアップグレードする必要が出てくる場合もあるでしょう。
有料プランにアップグレードすると、無料版とは違う機能が利用できるようになります。予算とニーズに応じて、いつでもアップグレードできるプラットフォームを選びましょう。
無料ブログサイト ( Ameba ブログなど ) のメリットは、アカウントを作成するだけで始められることです。SNS 感覚で、とりあえずブログを始めてみたい、という人には最適でしょう。デメリットとしては、デザインでの制約、記事の強制削除、サービス終了のリスク、収益化への制限などがあります。将来的に収益化する可能が少しでもあるなら、個人のブログサイトの立ち上げがオススメです。
個人サイトを立ち上げる際に一般的に利用されている WordPress は、レンタルサーバー代、ドメイン代などが発生します。価格には幅があり、一概には言えませんが、安すぎるものを選ぶとセキュリティ面が心配です。
個人ブログを立ち上げるとき、WordPress を利用するなら、セキュリティ対策に注意しましょう。セキュリティ対策プラグインを導入し、定期的にテーマを最新バージョンにアップデートすることを意識するなど、自分でセキュリティ運用する必要があります。
そこで、ブログを初めて立ち上げる方にオススメなのが、Wix ブログです。Wix なら直感的なエディタで、自由自在にデザインをカスタマイズすることができます。さらに、Wix で作成されたサイトはすべて、安全なサーバーで管理されています。面倒なレンタルサーバーの選択をスキップし、今すぐブログサイトを立ち上げることができます。その上、Wix で作成されたサイトはセキュリティに優れており、専任チームが 24 時間年中無休でモニタリングを行っています。素早くセキュリティに強いブログサイトを立ち上げたいなら、まずは無料で、Wix ブログをお試しください。
ブログサービスの選び方( WordPress / Wix / ブログサイト)
ブログをはじめる最初のステップは、コンテンツを公開するためのブログ作成サービスを選ぶことです。Google で検索してみると、業界を問わずブログ開設専用のサービスがいくつか表示されます。その中から、どのようなツールが自分に合っているのか調べましょう。
Wordpress
Wordpress.org は、2003 年から開発されているオープンソースのコンテンツ管理ソフトで、世界の。 Wordpressを利用するためには、「レンタルサーバー」と「独自ドメイン」を購入する必要があります。どちらも維持費がかかることに注意しましょう。
メリット
オープンソースなため、サードパーティ製のプラグインが豊富。利用者が多く、オンラインでの情報収集が可能。
デメリット
世界中で利用されているサービスかつ、オープンソースであるため攻撃されやすく、個人でのセキュリティ対策が必要。
Wix
シンプルで操作性に優れた Wix では、編集可能なテンプレートが豊富に揃っており、簡単な操作で本格的なブログサイトが制作できます。また、ブログを投稿するだけでなく、パフォーマンス解析やコンテンツの収益化といった機能も用意されています。Wix ストアからアプリを導入することで、機能を追加できる拡張性の高さが Wix の特徴です。
さらにエンタープライズ(企業向け)レベルのセキュリティと、 24 時間体制で管理しているサーバープラットフォームにより、安心してブログサイトが運営できます。
また、オンライン講座「Wix ラーニング」では、ブログサイトを開設し、記事の執筆をはじめたい方向けの無料学習講座も提供しています。戦略的な Web サイトのデザイン、記事の書き方や見せ方のコツ、投稿スケジュールの作成、ブログの SEO 設定などを「ブログの始め方 パート1:ブログサイトの開設方法」より、ブログ開設に役立つノウハウを参考にご利用ください。
メリット
ノーコードで本格的なウェブサイトが作成できる。SEO 設定ツールや、PV 数アナリティクスなど、数々の便利な機能が無料版でも利用可能。スマホから簡単投稿、SNS 配信機能もブログ運営に必要な機能満載。アフィリエイト可能。
デメリット
独自ドメインを利用する場合は有料プランへの移行が必要。
無料ブログサービス
収益化を目的としない趣味ブログを手軽に始めたい場合には、アカウントを作成するだけですぐに始められる無料ブログサービスがおすすめです。多くのサービスが提供されていますが、「個人ブランディング」や「独自ドメイン」にこだわりがない場合は、サービスの使いやすさや投稿画面のデザインで選びましょう。有名なサービスの例は以下の通りです。
ライブドアブログ:モバイルサイトはアフィリエイト不可。
アメーバブログ:アフィリエイト不可、独自サービスの「Ameba Pick」のみ可能。
はてなブログ:アフィリエイトは禁止ではないが、厳しいガイドラインあり。
note:公開した記事を有料設定にすることで収益化することが可能。
メリット
完全無料で始められることが多い。SNSのように、アカウント登録だけで手軽にブログ活動を始められる。それぞれのプラットフォームを利用している既存のコミュニティと交流も活発。
デメリット
サービスの停止や、利用規約の変更、さらにはアカウントの凍結など、プラットフォームに依存しているために、上記の問題が起きる可能性がある。また、デザインの幅も制限される。

失敗せずにブログを開設する 7 つの手順
ここまで、ブログを開設するにあたり知っておきたい知識を紹介しました。いよいよ、この章では実際にブログを開設するための手順を解説します。
01. ブログのテーマを決める
あなたは、ブログでどのような記事を書いていきたいと思いますか?ブログのテーマは、URL やドメイン名、コンテンツやサイトのデザインに至るまで、ブログの基礎となる要素です。時間をかけて考えましょう。
ブログのテーマは何でも構いません。重要なのは、あなたの「強み」を生かせるジャンルを選び、ブログを通して「読者の悩み」を解決できるかどうかです。さらに、専門的な記事で、良いコンテンツを作成することで、Google からの信頼を獲得することができます。EAT(専門性、権威性、信頼性) と言われる、Google の「検索品質評価ガイドライン」を意識してコンテンツを作成することで、検索結果に表示される可能性が高まります。
ブログのためのニッチなテーマを絞る方法には、以下のものがあります。
特定のエリアにフォーカス(例:ビール → 札幌のビール)
大きいカテゴリーの中から、細かいテーマに特化(例:レシピ → ビーガンレシピ)
コンテンツのスタイルを工夫(例:エッセイ → イラストエッセイ)
質を高めて差別化する(例:コスメ → コスメの添加物を分析)
まずは好きなテーマについて簡単なブレーンストーミングをしてみましょう。興味があることを 5 ~ 10 個思い浮かべます。次のステップで、これらについてさらに詳しいリサーチを行います。
読者層を調べる
市場調査をして、先ほど考えたブログテーマにどれくらい需要があるのか調べてみましょう。Google トレンドを利用すれば、どれほどのユーザーが検索しているかを調べることができます。検索数が多いトピックほど、市場での需要があるということです。
たとえば、Google トレンドに「ビーガンレシピ」と入力してみましょう。すると、このトピックには比較的安定した検索数があることがわかります。これはブログで特化する分野の候補として希望が持てそうです。
一方、「パレオレシピ」となると検索数はかなり少なくなります。Google トレンドでの検索数が著しく少ない、または減少しているトピックは、ブログ記事にしても PV 数が得られない可能性があります。
ブロガーとして成功するためには、ユニークな専門知識を武器に、ニッチなトピックで記事を書く必要がありますが、その領域に興味を持っている人の数が少なすぎる場合は、ブログをみてくれる人が少なくなるということです。バランスを意識すると同時に、ニッチなトピックからより一般的なトピックにまでブログ内容を広げられるかどうかも考えながら、テーマを決めましょう。

収益性があるかを確認する
個人ブログでも企業ブログであっても、特化する領域で収益化できるかどうか考えてみましょう。最初は趣味としてブログをはじめるにしても、将来ブログが成長した場合に備えて、収益化の方法を考えておきましょう。
選んだテーマに収益性がある場合は、ブログでアフィリエイトを行うことも検討してみましょう。たとえば、「料理がはかどるおすすめキッチンツール 5 選」や「10 分でキャロットケーキを作る方法」など、「おすすめ」や「方法(ハウツー)」系の記事を書くのも良いでしょう。どちらの場合も、お気に入りのフードプロセッサーや電動ミキサーなどの商品にアフィリエイトリンクを張り、ブログから購入につなげることで収益を獲得できます。
参考記事

02. ブログ名とドメイン名を決める
ブログを設立する際に、頭を悩ませるのが「ブログサイトのタイトル」ではないでしょうか?最も大事なことは、使用したいブログ名で、独自ドメインが取得できるかどうかです。ブログ名のアイデアが固まったら、同じドメイン名が取得できるか必ず調べましょう。
ドメイン名とは Web 上に割り当てられたあなたのブログの住所のようなものです。URL として表されます(たとえば、このサイトのドメイン名は ja.wix.com です)。ブログの名前と同じか、それに関連するドメイン名を取得するのが通例です。ドメイン名を選ぶときには、以下 4 つのポイントを確認しましょう。
記憶に残りやすい
他の商品やサイト名と似ていない
スペルが簡単
なるべく短く
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03. ブログを開設する
さて、ここまででブログサイトを開設する材料は出揃いました。いよいよ、実際にブログサイトを作成しましょう。
レンタルサーバーを選ぶ
その他の Webサイトを立ち上げるときと同様、ブログサイトを立ち上げる時にもレンタルサーバーが必要です。ホスティングサービス(レンタルサーバーサービス)とは、ウェブサイトのデータを独自のサーバに保存し、割り当てられた住所(URL)によって訪問者がそのサイトにアクセスできるようにする仕組みのことです。
Wix のように、ホスティングが含まれているホームページ作成サービスもあり、この場合は面倒な作業は必要はありません。しかし、WordPress でホームページ作成するときには、別途レンタルサーバーおよびドメインを購入する必要があります。国内の主要なレンタルサーバーサービスは以下のとおりです。
エックスサーバー
ロリポップ
お名前.com
Name Cheap
たくさんのレンタルサーバーサービスから、どれを選べばいいか悩みますよね。契約してから後悔しないためにも、ホスティングサービス(レンタルサーバー)を選ぶ際には、以下の 3 つについて確認しましょう。
アップタイム:サーバー上でウェブサイトが稼働している時間量のことです。アップタイムのパーセンテージが高い( 99.95 % 以上)と、ホストのサーバのパフォーマンスも良好であると判断できます。
帯域幅:ウェブサイトが、一定時間に訪問者に転送するデータ量のことで、ウェブサイトのページサイズと想定するトラフィック量に基づきます。自分のサイトの帯域幅は、無料の帯域幅計算ツールなどを使用して確認することができます。
カスタマーサポート:何か問題が発生したときにカスタマーサポートに問い合わせできるかどうかも重要なポイントです。ヘルプセンターでのオンラインサービスやコールバック(折り返し電話)、SNS での質問対応などを提供しているホスティングプロバイダーが理想です。

04. ブログテンプレートを選ぶ
ブログ設定の第一歩として行うのがテンプレート選びです。ブログ名と同様に、サイトの見た目もあなたの個性を表現する重要な要素です。
ブログを立ち上げるのにもっとも効率的な方法は、あらかじめデザインされたブログテンプレートの中から気に入ったものを選ぶことです。選んだテンプレートは好みに応じて自由に編集することができます。
テンプレートを選ぶときは、自分が選んだブログのテーマが伝わるようなデザインを選ぶことが大切です。グルメブログ、写真ブログ、ビジネスブログなど、ジャンルに関わらずあらゆるサイト向けのテンプレートがあります。たとえば、クラシック、モダン、メンズライク、ミニマリストなデザインなど、自分のサイトを通じて伝えたい雰囲気を考えながら選んでみてください。

おすすめ参考記事 ブログを美しくデザインしよう:コツとブログデザイン実例10選を一挙紹介
05. プロフィールページやサイトの構成を決める
テンプレートを選んだら、サイトに追加するページを決めましょう。多くのブログは、ブログ記事のページの他に、お問い合わせページやプロフィール紹介などが追加されています。
お問い合わせページ:あなたのメールアドレスを記載して、読者からのメッセージや案件受注を受け付けましょう。サイト内にお問い合わせフォームを設置して、サイトから直接メッセージを送ってもらうこともできます。

ブログの概要、プロフィールページ:あなたが誰で、何をしていて、なぜそれを行っているのかを訪問者に知ってもらうためのページです。ブログを始めた背景を記載するなど、読者とあなたの距離を縮めるためにも役立ちます。

ネットショップ:ブログに関連する商品の販売を考えている場合は、「商品」または「ショップ」といった名前でサイト内にネットショップのページを追加しましょう。ブログの内容と関係のあるグッツなどが販売できます。

さらにページを充実させるなら、「お役立ち記事」「人気記事」「筆者のおすすめ記事」なども良いでしょう。
また、ブログとは別にホームページを持っている場合、ホームページに「ブログ」をセクションとして追加している例もみられます(もちろん、個人サイトとブログを分けている人も大勢います)。ホームページ内にブログセクションを設ける場合は、訪問者がすぐにブログを見つけられるようナビゲーションメニューに忘れず追加しましょう。
ブログの開設に関して、特に正しいルールはありません。さまざまなオプションを試して、自分のスタイルと個性に合った方法を見つけてください。ページの追加や削除はいつでもできるので、ブログを続けながら最適なサイトの構成を探していきましょう。
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06. ブログのロゴを作成する
魅力的なブログのロゴを作成してサイトをより目立たせましょう。ロゴもサイトに個性を追加できる重要なパーツで、今後ブログをブランドへと成長させていきたい場合には見逃せないステップです。
自分でロゴを作成したり、デザイナーに外注するのもひとつのオプションですが、オンラインで手軽にロゴ作成ができるロゴメーカーを使うという便利な方法もあります。
いくつかの質問に答えると、好きな色やフォント、アイコンなどを選ぶだけですばやくロゴの候補が作成され、自由に編集することができます。プロのデザイナーに依頼するよりも短時間で、安価に作成できるのがメリットです。ブログを開いた時に、タブに表示されるファビコンも忘れずに作成しましょう
ロゴが完成したらサイトの左上に配置し、トップページにリンクするよう設定しましょう。ブログをブランドとしてアピールできるだけでなく、サイトの操作性も高めることができます。
07. 検索エンジンに登録する
ブログを始めるにあたり、Google や他の検索エンジンで自分のブログを見つけてもらえるための施策を行うことはとても重要です。これは、作成したコンテンツを検索結果に表示させるためにも、確実に行っておきたいステップです。
まず、あなたのサイトが Google でインデックスされていることを確認します。つまり、あなたのブログの存在を Google が知っているかどうかということです。Google Search Console にサイトマップを送信することで確認できます。
ブログ開設のヒント:Google Search Console は、サイトのインデックスに重要となるだけでなく、今後ブログを運営していく上で長期的に活用できるプラットフォームです。ブログの訪問者やクリック数についての重要なデータを入手して、コンテンツを改善していくことができます。
Google の検索インデックスに、自分のサイトがすでに含まれているかどうかを確認するには、まずサイト検索を行ってみましょう(site:yourblogname.com のように、アドレスバーで「site:」の後にサイトの URL を入力して検索します)。検索結果に自分のブログが表示されたら、サイトはすでにインデックスされています。

Google の検索インデックスに自分のサイトがすでに含まれているかどうかを確認するには、まずサイト検索を行ってみましょう(site:yourblogname.com のように、アドレスバーで「site:」の後にサイトの URL を入力して検索します)。検索結果に自分のブログが表示されたら、サイトはすでにインデックスされています。
本格的なブログ記事作成のポイント
ブログのアイデアがある程度決まったら、さっそく執筆しましょう。ここからは記事を書き始めるにあたってのトピックを考えていきます。初めてブログを執筆する場合は、ブログの書き方のコツや、初心者向けブログ作成ガイドも併せて参考にしてみてください。
あなた自身の経験、成功談、失敗談、専門分野など、ブログを通じてシェアしたいインサイトや、深堀りしてみたいアイデアを思い浮かべてみましょう。
トピッククラスターモデルを使って、ブログのアイデアを考えるのもおすすめです。トピッククラスターモデルとは、内部リンクで関連する記事をつなぎ、ブログの構造を整理するためのシステムです。このシステムは通常 SEO 対策の一環とされていますが、アイデアを考案するにあたってのマインドマップとして活用することもできます。
このモデルを使って、たとえば「レシピ」などの広範なトピックについて考えてみましょう。これを「夕飯 レシピ」や「ブランチ レシピ」などの小さなサブトピックに分割し、それをさらに「20 分で作れる夕飯レシピ」や「ミモザ(カクテル)アイデア」「ケーキデコレーション アイデア」といった特定のトピックへと分けていきます。これらのトピックは、いずれも独立したブログ記事として成立します。
これらのアイデアとあなた自身の創造性を組み合わせて、ブログの分野にぴったりのトピックを探してみてください。

まだ具体的なアイデアが浮かばないという場合は、次のリストを参考にして再度ブレーンストーミングを行いましょう。
30 歳になるまでにやっておきたいこと 30 選(40 歳の場合は 40 個、50 歳なら 50 個という風にアレンジできます)
インスピレーションをもらえること、モノ、場所など
初心者向けガイド
時間節約のためのコツ
これまで直面した課題
これらのアイデアとあなた自身の創造性を組み合わせて、ブログの分野にぴったりのトピックを探してみてください。
01. キーワードを調査する
ブログ記事の作成は、キーワード調査から始まります。取り上げたいキーワードを選び、検索ボリューム、競合記事の内容、記事の長さなどを調査しましょう。また、重要なのが検索意図です。例えば、「ブログ 収益化」のキーワードでは、「ブログを収益化する方法が知りたい」という意図が隠れています。その場合には、方法を説明する「ハウツー」記事を作成することで、検索結果にあなたのブログが表示される可能性が高まります。
キーワードの種類や量はトピックに応じて異なります。Google キーワードプランナーなど、無料のキーワードリサーチツールを使用して、よく検索されるキーワードを絞り込むことができます。もっと本格的に検索トレンドが知りたいという場合は SEMrush や Ahrefs といった有料のツールの利用も検討してみましょう。

次に、選んだキーワードをブログ記事のタイトルに必ず含めましょう。そして、記事のポイントで、キーワードを複数回使用します。Google 検索で表示されるようになるためには、Google が自身の記事を正確に読み取り、狙ったキーワードと関連している内容であると認識してもらう必要があるからです。
キーワード調査の方法と、Google 検索で表示されるようになる方法は以下の記事で詳しく解説しています。
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02. 記事のアウトライン(概要)を作成
キーワード調査により、検索意図と、記事に含めるべき内容を把握します。ここからは、キーワード調査で得た情報を使い、記事の骨組みを組み立てていきます。
まずは執筆したいブログ記事の種類を決めましょう。ハウツーガイド、製品の紹介(リスト記事)、論評やコラム形式のコンテンツなど、検索意図に合う内容を選びます。
次に、見出しと小見出しを設定し、読者が読みやすいように整理します。それぞれの見出しごとに、その段落のポイントを箇条書きでメモしておきましょう。これがブログ記事の骨組みとなります。見出しと小見出しには、狙っているキーワードを必ず含めるようにしましょう。
03. ブログ記事のタイトルを考える
次のステップは、読者を惹きつける魅力的なタイトルを考えることです。ブログのタイトルは記事を作成する段階で考案しても構いませんが、通常はアウトラインを組み立てる際に最適なアイデアが浮かんでくるものです。
ブログタイトルは短いながらも強力なパワーを発揮します。タイトル次第で、読者が記事をクリックするかどうかを大きく左右します。
キャッチーで説得力のあるブログタイトルを考えるために、まずは読者目線で記事を見てみましょう。この記事について読者が何に興味を持つのか、何に惹かれるのかを考え、次のヒントに従って戦略的にタイトルを考案しましょう。
数字やデータを含める
疑問文を含める
検索キーワードをなるべくタイトルの冒頭に含める
読者の感情に訴えかける
自分が作成したい内容と同じカテゴリーのブログ記事の見出しなども参考にして、読者を惹きつける魅力的なフレーズを考案しましょう。

04. 価値のあるブログ記事を執筆する
いよいよ実際に記事を執筆していきましょう。記事の構成としては導入、本文(見出しと小見出しで分割)、結論(なくても構いません)が通例です。トピックにもよりますが、ブログ記事 1 本はおよそ 6,000 文字以上が目安です。ブログ記事を 1 本書くためには、慣れたブロガーでも 2 〜 3 時間要します。決して焦らず、初稿の作成には少なくとも半日ほど確保して十分な時間をかけましょう。
導入部分では読者の悩みや、統計データ、時事ネタなどを取り入れて読者の注意を引きましょう。その上で、記事についての概要を伝え、このまま読み進めてもらえるよう読者を本文へと導入します。
次に、作成したアウトラインに基づいて本文を執筆します。ここではあなた自身の知識や専門分野での経験をブロガーとして綴っていきます。しかし、「とにかく何か書かなければ」という気持ちで表面的な文章を書くのは禁物です。これはブロガーが陥りやすい大きな間違いのひとつでもあります。
執筆するときはそれぞれの文に意味を込め、完結かつ意味のある文章を意識しましょう。また、文章のトンマナ(トーンとマナー)を統一することで、読みやすい文章にします。
最後に、結論セクションで記事を締めくくります。すべてのブログに結論が必要なわけではありませんが、記事の内容をまとめ、最終的な考えを述べるには良いパートだといえます。
05. 画像を追加する
ブログをはじめるにあたって、もうひとつ知っておきたいのが画像の重要性です。記事に追加する画像のチョイスによって、読者が抱く総合的な印象は大きく変化します。写真、スクリーンショット、イラストなど、記事に追加する画像は内容と関連性があり、高画質のものを選びましょう。画像は記事で伝えたい主なポイントを補足し、例を視覚的に示すために重要な役割を果たします。
オリジナル画像がないという場合は、無料のストック画像をインターネットで探してみましょう。将来的には自分で撮影した写真を使いたいという場合も、ストック画像を利用することでブログをすばやくスタートさせることができます。
06. 記事を編集して公開する
さて、これで最初のブログ記事を公開するために必要な準備はすべて整いました。完成した記事を何度か読み直し、家族や友人に送って確認してもらいましょう。あなた自身はもちろん、別の人の目線からもチェックを入れておくことで、より完成度の高い記事に仕上がります。
満足いく記事ができたらサイトにアップロードします。ブログ作成サービスには通常メタデータと URL を入力する箇所があるため、そこも忘れず確認しましょう。すべての情報を入力したら、公開しましょう。
成長するブログサイト運営のコツ
01. ブログ記事を定期的に投稿する
コンテンツカレンダーを作る
最初のブログ記事を書いてみていかがでしたか?まずは公開できたことを喜び、次に進む準備ができたら今月の残りの日程を確認し、ブログの投稿スケジュールを立てましょう。
コンテンツカレンダーは、ブログをはじめるなら知っておきたい重要なツールです。コンテンツを継続的に公開するためには、スケジュールが重要な意味を持ちます。ブログを開設した当初の目標からそれていないかということを確認するためにも役立ちます。読者は常に新しいコンテンツを求めるもので、あなたはそのニーズに応える必要があります。
トピックを考えたときに、おそらくかなりの量のアイデアが出てきたのではないでしょうか?まだ次のトピックが決まっていないという場合は、上記で紹介した手順に従ってトピックのリストを作成しましょう。最低でも 10 件程度のアイデアが集まったら、それをコンテンツカレンダーに落とし込んでいきます。
カレンダーは無料ですぐに作成できます。新たにツールやプラットフォームを使う必要はありません。Excel や Google シートを開いてスケジュールを書き込んでいくだけなので簡単です。作成する列の内容や数についても特に決まりはありませんが、基本形として投稿日、ブログのタイトル、主要なキーワード、記事のステータス、備考欄などを設けておくと良いでしょう。

スケジュール作成のヒント:カレンダーの作成にできれば時間をかけたくないという方は、Google カレンダーを開いて各記事の執筆期限を入力しましょう。記事を執筆する時間帯をカレンダーに書き込むのもおすすめです。
ブログの適切な更新頻度は?
ブログをはじめるにあたって浮かぶ疑問のひとつが、「新しいコンテンツをどれぐらいの頻度で公開するべきなのか?」ということでしょう。サイトの更新頻度は、検索エンジンがサイトの総合的な表示順位を決定する際に考慮するポイントのひとつでもあります。ブログを書けば書くほど、より多くのトラフィックを得る確率が高まります。
月に 11 件以上ブログを投稿すると、トラフィックがある程度増加することが分かっています。従業員数 10 名以下の小規模企業のうち、月に最低でも 11 記事のブログを投稿した企業は、月 2 ~ 5 記事ペースで投稿していた企業の約 2 倍のトラフィックを獲得しました。
月に最低でも 11 記事のブログを投稿した小規模企業は、月に 6 ~ 10 記事を投稿した企業と比べて約 2 倍のリード(見込み客)を獲得しました。これは、ブログを運用することで、購読者数を増やす、商品を販売する、アフィリエイトを実施することが可能になるからです。
また、更新頻度はブログを通じて達成したい目標によっても異なります。主な目標がブランドの認知度向上である場合は、週 1 〜 2 記事の投稿からはじめましょう。一方で、サイトへのトラフィックを増やしたい場合は毎週 3 ~ 4 記事は出すのが理想です。

コンテンツカレンダーを作成するときは、これらすべての要素を頭に置きながらも、目標は達成可能なものに設定しましょう。達成できない現実離れした期限を設けてしまうと、もともとのプランから外れるだけでなくモチベーションも下がってしまいます。
ブログの投稿に慣れ始め、スケジュール通りに執筆をこなせる習慣がつけば、いつでも作業量を増やすことができます。また、毎週の投稿数を増やすために他のブロガーに寄稿をお願いするのも良いアイデアです。
02. ブログの SEO 対策チェックリスト
コンテンツが完成したら、公開する前にあといくつかのステップを行う必要があります。ここからのステップは、ブログの SEO 対策や記事からコンバージョンを獲得する方法など、主にマーケティング戦略に関するものです。記事の執筆が終わったら、以下のチェックリストをひとつずつ確認してみてください。
キーワードを再度確認する:コンテンツ内を検索(CTRL + F)して、キーワードが追加されていることをもう一度確認します。検索数が多いキーワードをすべて使用しているかを確認し、抜けがあった場合は記事全体を見返してそのキーワードを使える箇所がないかどうかを見極めましょう(無理にキーワードを散りばめる行為は「キーワードスタッフィング」と判断され、検索エンジンによるペナルティが課される場合があるので注意してください。キーワードをコンテンツ内で自然に使用することが鉄則です)。
内部リンクを追加する:内部リンクとは、あるブログ記事からサイト内の別の記事にリンクを張ることで、ブロガーが密かに活用できる技のひとつです。内部リンクは記事の SEO 効果を高めるほか、読者にあなたの他のブログ記事を見てもらえるきっかけにもなります。といっても、ランダムにリンクを張るのではなく、もっとも関連するブログ記事間でのみリンクをつけることが大切です。この方が SEO 的にも評価が高く、読者にとってもリンクを訪問する価値が上がります。ブログをはじめたばかりでそこまでコンテンツがないという場合は、一定数の記事を書いた後、もう一度ブログ全体を見直してリンクを適用しましょう。
CTA(行動喚起)を追加する:読者に行動を促すフレーズ(CTA)を記事全体に追加するのも効果的です。たとえば、「今すぐ購入」「もっと読む」といった CTA ボタンを記事内に配置します。そうすることで、読者に製品の購入やニュースレターの購読を促したり、記事の続きを読んでもらったり、読者に期待するアクションを起こしてもらえる可能性が高まります。
代替テキスト(Alt テキスト)を使用する:Google は画像の内容を読み取ることができないため、ブログを書く際にはそれぞれの画像に短い説明文(キーワードを使用するのが理想です)を追加し、検索エンジンに表示されている画像の内容を知らせることができます。この説明文は代替テキスト(Alt テキスト)と呼ばれ、これを追加しておくことで Google 画像検索に表示されやすくなるというメリットもあります。
記事のメタデータを作成する:メタデータは Google 検索結果に Web ページを表示する際に使用されるテキストのことで、メタタイトル(タイトルタグとも呼ばれる)とメタディスクリプションが含まれます。メタタイトルはブログ記事のタイトルと同じものを使っても良いですし、少し変更して検索結果に異なるタイトルを表示することもできます。タイトルは思わずクリックしたくなる魅力的なフレーズに仕上げること、およびもっとも重要なキーワードを含むことの 2 点が守られていれば、どんなものでも構いません。メタディスクリプションはメタタイトルの下に表示される短い説明文で、同じく主要なキーワードを追加し、記事で伝えたい主なポイントを簡単にまとめる必要があります。
URL を選ぶ:すべての Web ページには専用の URL があり、ブログ記事も例外ではありません。URL にもわすれずに狙っている SEO キーワードを設定しましょう。ブログ記事の URL は、通常 www.yourdomainname.com/blog-post-keyword やwww.yourdomainname.com/blog/blog-post-keyword といった形式になります。URL の決め方に悩む場合は、他のブログ記事の例を見てみることをおすすめします。ほとんどのブログツールでは URL が自動生成されますが、必要に応じて各ブログ記事の URL を編集できるということを覚えておきましょう。
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03. 効果的にブログを拡散する方法 7 選
ここまでのステップで、ブログを始めるために必要なものはすべて揃えることができました。ここからは、あなたのブログをより多くの人に知ってもらい、確実に収益化に近づけるためのマーケティング方法を紹介します。
読者を獲得するには、サイトにトラフィックを呼び込むための方法を試行錯誤して考える必要があります。SEO 対策を強化するのはもちろん重要ですが、ブログの宣伝のために役立つ以下のヒントにも目を通してみてください。広告など一部の物を除いて、ほとんどの方法は無料で実施できます。
1. SNS でシェアする:SNS はコンテンツを投稿し、ブログにトラフィックを呼び込むには最適なツールです。Facebook、Instagram、Twitter、LinkedIn などでブログを宣伝して、新しい読者にリーチしましょう。
2. ブログのメルマガを作成する:週 1 回のペースでメルマガを送信して読者のエンゲージメントを獲得しましょう。メルマガはブログへのリピート訪問を促し、熱心なファン層を惹きつけるには効果的です。メルマガの購読者を獲得するために、まずはサイトのナビゲーションメニュー、フッター、およびブログの記事内に目を引く「購読」ボタンを追加しましょう。

3. 他のサイトに寄稿する