SEO に強くなる「キーワード選定」の基本【保存版】


キーワード選定の基本

SEO 対策を始めて見たものの、なかなか検索結果に表示されなかったり、サイトの訪問者が思うように増えなかったり、悩むことも多いですよね。そんな時に見直して欲しいのが「検索キーワードの選定」です。

検索キーワードの選定とは 、Google などの検索エンジンで、あなたのページを上位に表示するために、ページに最適な検索キーワードを選定する作業のことです。せっかく時間と労力をかけて自分のビジネスホームページを作成しても、検索結果に表示されなければ、ポテンシャルのあるユーザーに届けることはできません。

SEO 対策を強化しアクセス数を増やすためにも、より良いキーワードを狙うことで、 Google 検索結果のトップを狙いましょう。

中には「SEO ってそもそも何?」という方もいるでしょう。簡単に説明すると、自分のサイトを Google など検索エンジンの上位に表示させるための施策のことです。SEO 対策もまずはキーワード選定から始まります。初心者の方には気が遠くなるような作業に思えるかもしれませんが、キーワード選定は SEO 戦略の上では決して見逃せない重要なファーストステップです。適切なキーワード選定方法を一度マスターすれば、実際はそこまで大変なものではなく、むしろゲームのように楽しい仕事だと感じられることでしょう。

この記事では検索キーワードの選定方法を順を追って解説します。


目次

  1. キーワード選定とは

  2. キーワード選定が重要な理由

  3. リストを作成し、更新していく

  4. Google 検索からキーワードのアイディアを探す

  5. 他のメディアで検索する

  6. 「ローカル」検索で競合を絞り込む

  7. 人気のキーワード選定ツールを試してみる

  8. 選んだツールを活用して詳しいデータを確認する

  9. キーワードリストを整理する

  10. キーワードを実際に活用する



01. キーワード選定とは

キーワード選定についてある程度知っている方もそうでない方も、まずは基本の意味を押さえておきましょう。キーワード選定とは、ホームページが Google などで検索結果の上位に表示されるために最適なキーワードを見つける作業のことです。このプロセスには

  1. 主要なキーワードを収集

  2. 検索ボリューム、検索者の意図、競争率の高さなどを1つずつ調査する

  3. キーワードを適切な場所で使う

といったステップがあります。キーワードを分析し、あなたがターゲットにしている用語が実際にどのように検索されているかを見ることで、キーワードを発掘し、 ホームページの SEO を強化することができます。

02. キーワード選定が重要な理由

キーワード選定が重要な理由は数多くありますが、その理論は主に「実用性」と「戦略」の2つに分けることができます。

実用的なメリット:適切な検索キーワード選定を行うことで、Web サイトのページを検索エンジンで上位表示するためのキーワードを見つけ、トラフィック、潜在顧客、そしてビジネスの収益増加につなげることができます。これだけでもやってみる価値が十分にあると言えるでしょう。

戦略的なメリット:具体的には見えづらい部分ではありますが、キーワード選定は SEO 計画のその他の構成要素を決めるために重要なステップです。適切な検索キーワードが見つかれば、それをもとにコンテンツ戦略全体を組み立て、そのキーワードを中心にしてコンテンツを作成していくことになります。ブログの開設や販促コンテンツの作成など、宣伝したい対象に関わらず、キーワード選定は多角的な SEO 戦略の正しい方向性を決定するために役立ちます。


03. リストを作成し、更新していく

最初のステップは、あなたのビジネスや業界に関連するキーワードの候補をリストアップすることです。あまり難しく考える必要はありません。検索されそうな一般的なキーワードと、専門用語をバランスよくミックスするとよいでしょう。キーワードを使って検索している人の目線になり、どんな情報が知りたいのかを考えることが重要です。「情報が知りたい」「他の商品と比較したい」「サービスを予約したい」など、さまざまな検索意図を考慮するのがポイントです。こうすることで、検索者がカスタマージャーニーのどのような段階にいてもターゲットの範囲に含めることができます。

その過程で注目しておきたいのが、「ロングテールキーワード」と呼ばれる、3語以上で構成される(通常は)競争力の低いキーワードです。1〜2語の短いキーワードと、このような長いフレーズをできる限りリストアップしておくと、後々分析するときにとても便利です。ロングテールキーワードについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。

予想されるキーワードはできるだけ多く集めておくことが重要です。キーワード数が少ないと競争が激しくなり、上位表示を狙いにくくなってしまいます。結果を出せずにキーワード選定をやり直す羽目にならないよう、最初からできる限りたくさんの有望なキーワードを集めておきましょう。

04. Google 検索からキーワードのアイデアを探す

頭を絞って候補となるキーワードをリストアップしたら、それらの関連するキーワードを Google で検索し、他のキーワードを見落としていないかを再度確認しましょう。思いもよらなかった言葉や見逃していたキーワードが見つかるだけでなく、検索者があなたの業界の競合他社をどのように検索しているか知ることができる機会でもあります。Google といえば「検索する」使い方が主だと思いますが、キーワード選定に利用する場合は少し違う見方があります。

ここでは、Google をキーワード選定に利用する方法をいくつかご紹介します。

オートコンプリート:Google の検索ボックスに文字を入力し始めると、その続きの検索候補が表示される機能です。検索者があなたのビジネスに関わるトピックをどのように検索しているかを知るために、業界に関連するキーワードを入力し、オートコンプリートで何が表示されるかを確認してみましょう。

関連キーワード:Google 検索画面の下部にあるセクションで、実際に検索された「関連キーワード」を見ることができます。より良い言い回しがないか確認してみましょう。


Google検索のオートコンプリートでキーワードを見つける

05. 他のメディアで検索する


Google 以外にも、キーワード選定に関する情報を得るために利用できるものはたくさんあります。他のメディアを活用して、検索者があなたの業界について、どんな質問をしているかを見てみましょう。最もよく使われている表現を探してキーワードリストに取り入れ、キーワード選定を充実させることができます。

Yahoo! 知恵袋:

Yahoo! 知恵袋を利用するメリットは2つあります。ひとつは、あなたのビジネスに関連する質問によく使われている言い回しが知れるということ。検索キーワードを見つける助けになります。2つ目は、自分のサイトを充実させるアイディアを得られるということ。例えば、Yahoo! 知恵袋に投稿された質問を参考にして、質問に回答する内容のブログ記事を自分のホームページで公開してみるのも良いかもしれません。

SNS

SNS を活用すれば、あなたのビジネス業界にに関してどのような会話が行われているのか、人々の興味をチェックすることができます。SNS にアクセスして率直な意見を見てみましょう。

Twitter でハッシュタグを検索すると、業界について交わされている興味深い会話を見つけることができます。時には、自分のサイトで使えそうなコンテンツのインスピレーションが得られるかもしれません。

06.「ローカル」検索で競合を絞り込む

実店舗を持つビジネスでは、ローカル SEO の活用が非常に有効です。以下で、ローカル SEO の例を少し見てみましょう。

あなたが東京都中央区でフラワーショップを経営しているとします。「花屋」や「フラワーショップ」自体は非常に競争の激しいキーワードですが、あなたのビジネスを最もよく表すフレーズであるため必ず使用すべきです。しかし、店舗に実際に来てくれる顧客を増やしたいのであれば、キーワードの一部に所在地を追加することで競合を大幅に削減できます。こうすることで、単に「花屋」よりも、「花屋 東京 中央区」と検索された場合に、あなたのビジネスが Google の検索結果に上位表示される可能性が高くなります。

ローカル SEO はキーワードを特定の場所で最適化する手法であるため、物理的に訪問することができないオンラインのみの店舗を持つ企業にとっては効果は薄いと言えます。

07. 人気のキーワード選定ツールを試してみる

キーワード候補が集まり、ポテンシャルユーザーがあなたの業界についてどのように検索しているかが見えてきました。この後は、キーワード選定ツールを使用してさらに調査を進めていきます。

SEO 対策に役立つ高度なキーワード選定ツールは有料のものから無料のものまでたくさんあります。

有料のキーワード選定ツールを使う前に、無料のオプションも見ておくとよいでしょう。無料ツールの多くは操作が簡単で、基本的なキーワードの選定に向いていますが、中にはより高度な機能を提供しているものもあります。キーワード選定を始めたばかりの方でも使いやすいでしょう。

検索キーワードをさらに分析したい場合は、有料のキーワード選定ツールを使うことをお勧めします。有料ツールは、利用可能なインサイトやデータ量が多いのが特徴です。

無料のキーワード選定ツールをお探しの場合は、Ubersuggest がおすすめです。質の高いツールに投資することが可能ならば、Ahrefs Keyword Explorer が最適です。

その他のお勧めツールについては、こちらの記事もご覧ください。


キーワード選定ツールのUbersuggest


08. 選んだツールを活用して詳しいデータを確認する


キーワードの詳細分析を行うのに適したツールが見つかったら、次はリスト内のキーワードをひとつひとつ調査していきます。

ほとんどのキーワードリサーチツールは極めて直感的に操作できますが、そこから得られる情報を理解するのは難しい場合があるかもしれません。そこで下記では、ツールの情報を分析して適切なキーワードを選定する際に覚えておくべき SEO 用語をいくつかご紹介します。

検索ボリューム

検索ボリュームは非常にシンプルな指標で、多くのキーワードツールで最初に表示されるデータのひとつです。これは、あるキーワードが、特定の期間(通常は1か月以内)に検索エンジンで検索される数を表しています。検索ボリュームが多ければ多いほど SEO 観点での「成功する確率が高い」と考えられますが、これは競合や難易度を考慮せずにあくまで表面的に考えた場合の可能性です。

キーワード候補

皆さんはキーワードの候補を見つけるためにすでに多くの時間と労力を費やしていることだと思いますが、検索キーワードの選定ツールを活用するのも良い方法です。選定ツールを使って特定のキーワードを検索すると、類似のキーワードが表示されることが多く、中には検索ボリューム別に分類されているものもあります。何よりも、自分では考えつかなかった用語が見つかる可能性も高く、中にはこれまでにリストアップしたキーワードよりも良さそうなものがあるかもしれません。ラッコキーワードというツールがおすすめです。

キーワード難易度

キーワード難易度(または SEO の難易度)は、キーワード選定ツール内で検索したキーワードの難易度を示す指標のことです。キーワードの難易度が高いほど、そのキーワードで上位表示される確率が低くなります。検索したキーワードの競争率や難易度が高いことが判明した場合は、別のキーワードまたはロングテールのキーワードを選ぶ方が良いでしょう。

キーワード難易度の分析をしっかり行うことで、上位表示されやすいキーワードを見つけることができるため、難易度の理解に時間をかける価値はあります。例えば、狙っていたキーワード「ガーデニング」の難易度が非常に高いことが判明したとします。このような場合は、「ガーデニングサービス」や「造園サービス」など、提供するサービスを具体的に表現する類似キーワードを探すことで、より難易度の低いキーワードを見つけることができないかを試してみると良いでしょう。

競合分析

競合他社に差をつけるには、彼らが SEO でどのキーワードに成功しているかを正確に知ることが一番効率的です。多くのツールでは、競合他社がどのようなキーワードで上位表示されているかを確認できるため、自社の SEO 戦略を優位に進めることができます。

有料広告難易度 / CPC(クリック単価)

キーワード難易度と同様に、有料広告の難易度は、特定のキーワードを有料検索広告で使用した場合の潜在的な成功の推定値です。CPC(クリック単価)は、特定のキーワードを使用して広告をクリックした度に支払う金額の平均値です。難易度や競争率が高ければ高いほど、支払い対象の金額も高くなります。


キーワード難易度がわかる、おすすめのキーワード選定ツールAhref

09. キーワードリストを整理する

キーワード選定ツールで作成したリストを確認したら、次はより簡潔なリストになるよう内容を絞り込んでいきます。調査した際の知見や感覚をもとに、キーワードの検索ボリュームや競合状況を把握し、最適なキーワードを選択しましょう。

キーワードを絞り込む際には、一般的なキーワードと専門用語、またロングテールとショートテールの全てをバランスよく狙うことが重要です。理想的なのは、検索ボリュームがそれなりにあり、競合が多くないキーワードやキーフレーズを見つけることです。これらの要素を考慮することで、上位表示を目指すキーワードについて十分な情報を得た上で戦略の方向性を決定することができます。

キーワードをグループごとに整理する

選定したキーワードが互いによく似ていたり、検索意図が同じであることもよくあります。これらは1つのグループとしてまとめるとよいでしょう。ホームページの特定のページではこれ、別のページではこれ、という風に、ページの特性に応じて各グループのキーワードを使い分けることができます。

例:「スケートボード / スケボー / スケート / SK8」など、略語や同じ言葉を変化させたキーワードがいくつかある場合、これらを一つのグループに入れておくと便利です。


10. キーワードを実際に活用する


さて、じっくりと時間をかけて上位表示を目指すべきキーワードを決定したら、次はいよいよキーワードを活用していきましょう。でも、具体的にどうすればいいのでしょうか?キーワードをできるだけ多くサイトに掲載すればいいと思いがちですが、それでは SEO 的に大きく減点されてしまいます。以下では、キーワードを最大限に活用する方法について、Wix より SEO 対策のヒントをいくつかご紹介します。

キーワード数

一般的には、たくさんのキーワードを一度に詰め込もうとすると SEO 対策の効果が薄れてしまうと言われています。とはいえ、1つのキーワードをターゲットにしている Web サイトもあれば、3〜5個のキーワードで上位表示を狙おうとするところもあります。まずいくつかのキーワードで対策を始めてみて、徐々にキーワードを追加していくのが良いでしょう。

キーワードの使用箇所

検索キーワードは ホームページやブログのほぼすべての場所で使用できます。以下を参考に、キーワードが使えそうなところを探してみましょう。

コンテンツ:キーワードを入れる最も簡単でわかりやすい場所のひとつが、Web サイトのコンテンツです。段落内のテキスト、見出し、その他関連する文章中で適切だと思われる個所にキーワードを散りばめます。キーワードを手当たり次第に詰め込むのではなく、「文章が読みやすく、自然な流れになっていること」を重視して必ず最後に読み返すようにしておきましょう。

ページタイトル & ディスクリプション:Web サイトの各ページには、名前と説明を追加する必要があります。検索エンジンはこれらをもとにページの内容を判断するため、そのページに関連するキーワードがあれば必ず追加しておきましょう。検索キーワードをもとに SEO に強いタイトルをつけることができれば、大きな効果が期待できます。

ドメイン:サイトのドメインにも主要なキーワードを追加することができます。ドメインに追加するキーワードは、あなたのビジネスを説明するものでなければいけません。ドメインは Web サイトのコンテンツのように簡単に変更できないため、キーワードを入れる場合は慎重に絞り込みましょう。

例えば、独自ドメインに業種を含めることで、検索エンジンにも潜在顧客にも潜在顧客にもあなたがビジネスで何をやっているのかがわかりやすくなります。例えば、田中さんが経営するネイルサロンの場合、Nail Salon を含む「tanaka-nailsalon.co.jp」は、「tanaka-beauty.co.jp」よりもずっとわかりやすく、説明的なドメインです。

画像の代替テキスト:検索エンジンは通常、Web サイトのテキストをスキャンして関連キーワードを探しますが、画像を読み込むのはそう簡単ではありません。そこで活躍するのが代替テキスト(Alt テキスト)です。これは画像を説明するためのテキストで、追加することで画像を検索エンジンで上位表示できるようになります。画像に関連する有望なキーワードがある場合はここに追加することができます。

以上、キーワード選定の基本のステップを解説しました。この記事で紹介したキーワード選定のステップを踏むことで、あなたのビジネスに最適なキーワードリストが完成できるはずです。


キーワードの選定は根気のいる作業ですが、時間をかけてキーワードリストを作っておくことで、ホームページの質を上げ、多くの人にサービスや商品を届けることができるようになるでしょう。



ライター: Wix Team

ja03.png