2022年 新時代に流行るビジネスネタ8選


流行のビジネスネタ8選

中小企業や個人経営者にとって厳しい時代が続く中、多くのスモールビジネスが市場の新しいニーズに適応し、顧客を取り戻そうとしています。

その結果として、ビジネスオーナーたちは業界のトレンドを深堀りし、今後の事業計画に取り入れたり、新たなビジネス機会の創出につなげています。顧客のニーズにより良くマッチするホームページの作成や、エコ活動・企業の社会的責任(CSR)の促進などがそのよい例です。

この記事では、これまでのビジネストレンドを踏まえ、2022年の新規ビジネスのネタになる 8つの大きな流行を解説します。顧客が今、何に興味を持っているのかをしっかりと把握し、これからの新時代に適応したビジネスに進化しましょう。

2022年に流行るスモールビジネスのネタ8選


  1. Eコマースへのシフト

  2. モバイルマーケティングの活用

  3. 自社アプリのリリース

  4. カスタマーサービスのパーソナライズ

  5. リモートワークの台頭

  6. オンラインコミュニティの構築

  7. データの透明性の促進

  8. エコ活動 & 社会的責任

01. Eコマースへのシフト

ここ数年、実店舗を構えて行っていたビジネスやサービスをオンライン化し、ネットショップを立ち上げて成功するという流れが社会に浸透しました。現在の状況下では、ほとんどの中小企業が Eコマースに着目し、新たなビジネスチャンスを掴もうとしています。ネットショップなら商品の生産地に関わらずどこからでも簡単に販売ができるため、本業・副業に関わらずオンラインでの商品販売を始めるケースも多くみられます。

従来の仕事をオンライン化したいと考えている経営者の方は、まずネットショップを開設してみてはいかがでしょうか。思いもよらない方法で実際に業務を改善できることが体感できるかもしれません。

例えば、あなたが実店舗をお持ちで、自社で生産する商品だけでなく、その他の商品の販売も手掛けることでブランドを拡大したいと思っているとします。ネットショップを開設してドロップシッピングを導入すれば、在庫を持たずに簡単に商品を販売することができます。また、オンデマンド印刷サービスを利用して、注文を受けた後に商品を作成すればさらに安心です。

ニュージャージー州の Wix ユーザーである RanD Pitts さんも、アパレル店舗をネットショップに移行して成功した起業家の1人です。自身が経営するメンズファッションブティック「Evolve」をオンラインに移したところ売上が大幅にアップ。「これまで地元の街だけで販売していたが、1週間で顧客層が全米に拡大した」と語っています。

Wix には、様々な専門サービスの設定に役立つ便利な Eコマースツールが多数組み込まれています。ドロップシッピング、注文と支払いの管理、豊富なデータに基づくインサイトを活用したショップのパフォーマンス監視など、高度な機能が数多く揃っています。


流行のビジネスネタ Eコマーステンプレート


02. モバイルマーケティングの活用

モバイルマーケティングは世界を舞台にしたスモールビジネスの最大のトレンドのひとつで、その勢いは衰えることを知りません。モバイルマーケティングとは、スマートフォンやタブレット端末を利用しているユーザーに対して自社のビジネスをアピールすることです。スマホの所有率は世界中で急速に増加しており、モバイル端末の所有者は約50億人にのぼると言われています。スマホは名実ともに、「ユーザーに直接アプローチできる最も有望なチャネル」へと成長していると言えるでしょう。新規ビジネスはこの機会を利用しない手はないでしょう。

スモールビジネス向けのアプリでビジネスを管理するだけでなく、アプリを活用して顧客とつながり、外出中のユーザーにも便利な体験を提供できます。例えば、最新のプロモーションをテキストメッセージで送信すれば、顧客はどこにいてもタイムリーに最新情報を受信することができます。

また、地域ターゲティングを使用した広告も効果的なオプションのひとつです。地域ターゲティングとは、例えば Google 広告で特定の地域のモバイルユーザーをターゲットに設定して、その地域周辺の潜在顧客にアプローチする手法のことを指します。

03. 自社アプリのリリース

普段の買い物からフィットネスクラスの予約まで、毎日のちょっとした用事にモバイル端末を活用する人が急増しています。既にビジネスサイトをお持ちなら、そこに独自のモバイルアプリを組み合わせてみるのも良いかもしれません。

Wix Owner アプリを使えば、ビジネスをスマホから簡単に管理することができます。また、アプリから顧客のスマホにプッシュ通知を送信するなど、マーケティング戦略の強化にも効果的です。

さらに、顧客に Spaces by Wix アプリをダウンロードしてもらえば、モバイル端末からあなたのビジネスとやり取りできるようになります。サービス予約、商品の購入、チャットでのコミュニケーション、グループやフォーラムへの利用など、アプリひとつでさまざまな機能が利用可能です。

また、アプリを活用してモバイルコミュニティを作成し、顧客をそのメンバーとして招待することで、顧客に最新情報をタイムリーに伝え、ビジネスへのエンゲージメントを高めることができます。



流行のビジネスネタ、自社アプリを設定して顧客とコミュニケーション


04. カスタマーサービスのパーソナライズ

2022年は、自身のビジネスのターゲット層を明確に定義することがこれまで以上に重要になってきます。顧客の行動を理解することで、あなたのビジネスやブランドを顧客に直接アピールできるようになるからです。カスタマーサービスをパーソナライズして、顧客一人ひとりの具体的なニーズ(必要性)やウォンツ(具体的な要望)に合わせたサービスを提供しましょう。

現代の人々は、多くのオプションに振り回されるよりも個人的なアプローチを好む傾向にあり、自分が何を求めているかを正確に把握することを多くの企業に期待しています。いくつかの簡単なステップを踏むことで、顧客にパーソナライズされたサービスを提供し、エンゲージメントを強化することができます。エンゲージメント率が高い顧客は、平均的な顧客よりもビジネスで消費する確率が23%も高いことが分かっており、この層に効果的にアプローチすることで長期的な利益につながる可能性が高いと言えます。

顧客をより深く理解するために役立つ方法のひとつは、購買客のペルソナを設定し、顧客の人物像についての貴重なデータを収集することです。Google アナリティクスなどのウェブ解析ツールを活用すれば、サイトの訪問者数、サイトにアクセスした経緯(例:検索エンジン、SNS、その他など)、売れ筋の商品、ユーザーが購買意思を決める要因など、訪問者に関するインサイトを得ることができます。

まずは収集した知識を利用して、顧客がサイトを閲覧する際に重要となる戦略的なポイントを追跡しましょう。また、マーケティングに関わるタスクを自動化したり、顧客のニーズに応じてより詳細なカスタマイズを施したりして、その人だけのパーソナルな体験を提供するのも良いでしょう。例えば、メルマガ配信キャンペーンを立ち上げてサイトに新規登録した各ユーザーにウェルカムメールを送る、フリーミアムの会員プランを提供する、購入履歴や興味に基づいたカスタムクーポン付きのメールを送信するなど、工夫次第で顧客エンゲージメントをさらに伸ばすことができます。

さらに、顧客の過去の購買行動を把握して、その人が好みそうな商品やサービスをお勧めするのも効果的です。さっそく、商品の説明やカスタムクーポンを含むメルマガを作成してみましょう。

また、会員エリアを作成すれば、ロイヤルティの高い顧客のための専用スペースを提供することができます。それぞれの顧客は個人アカウントにログインして、注文状況やプライベート予約の管理、他のメンバーとのチャット、その他の限定コンテンツなどにアクセスできます。


ビジネス流行ネタ、予約や顧客情報を管理し高品質なサービスを提供


05. リモートワークの台頭

もうひとつの重要なスモールビジネスのトレンドは、リモートワークやフリーランスとして働く人たちが急増したことです。これらの新しい働き方には、柔軟なスケジューリングや長時間通勤の回避といったユニークな利点がある一方で、従来のオフィススペース以外の場所で仕事をすることで(ワークライフバランスの維持など)さらなる課題に直面する可能性があります。

フリーランサーやリモートワーカーに依存している中小企業の場合は、プロフェッショナルなムードを保ちながらも、遠隔で勤務するメンバーが「サポートされている」と感じられる職場環境を作り上げることが大切です。物理的に離れていても、チーム内で強いモチベーションを育む方法はたくさんあります。Slack、Zoom、Google Meet などのコミュニケーションツールを使って、従業員の様子を定期的に確認するようにしましょう。


リモートワーク中の従業員をサポートするために、バーチャル環境でチームと交流する時間を取る、独自の企業文化を実践し続ける、ジェスチャーや特典で彼らのハードワークに対して感謝の気持ちを表現する、などを心がけると良いでしょう。

06. オンラインコミュニティの構築

共通点のある人たちが集まるオンラインコミュニティを作ることで、あなたのブランドに関する貴重なつながりを育むことができます。ウェビナーやブログなど、自身の専門分野に関する質の高いコンテンツを共有することで、業界における権威としての地位を確立できるほか、オーディエンスからの信頼を得ることにもつながります。

ウェビナーとは、専門的な授業やワークショップ、プレゼンテーションをオンラインで配信することを指し、これをうまく活用すれば継続的に多くのオーディエンスを惹きつけることができます。その他、ライブストリーミング、ライブ Q&A、オンラインコースなど、様々な形態のビデオコンテンツが存在します。

また、フォーラムも、コミュニティをサポートし、その成長を維持するために効果的です。フォーラムを作成し、ユーザーがあなたのサイトについてアイデアを共有・交換するための場として盛り上げていきましょう。また、ブログを開設することで、あなたのビジネス分野での発言力を強化し、オーディエンスと継続的なつながりを保つことができます。

オンラインコミュニティには他とは違ったサポートが必要な場合があります。ずっと連絡しないままでいると、ユーザーは「取り残されている」と感じてしまうかもしれません。サイトにライブチャットアプリを追加して、サイト訪問者からの質問を即座に受け付けられるよう体制を整えておきましょう。


ビジネストレンドネタ、コミュニティビジネス


07. データの透明性の促進

顧客の名前、メールアドレス、クレジットカード情報など、個人情報を取り扱う中小企業の場合は、自社サイトにプライバシーポリシーを掲載しておきましょう。プライバシーポリシーとは、Web サイトが訪問者や顧客のデータを収集・使用・管理する方法を(一部または全部)開示する声明のことです。

プライバシーポリシーを作成することで、クライアントのプライバシーを保護するための法的要件を満たすと同時に、優れたビジネス慣習に従っている企業であると示すことができます。文書の中では、収集する情報の種類とその使用方法について顧客に明確に説明することを心がけましょう。

また、Cookie の使用について言及することも同じく大切です(Cookie とは、サイト訪問者のブラウザに保存される少量のデータのこと)。このようなサイトのデータ施策についてできる限り透明性を保つことは、顧客との間に信頼を築き、あなたのビジネスの信用を強化することにつながります。

08. エコ活動 & 社会的責任

消費者、特に若い世代の人々は、企業が何らかの形で気候変動や種の絶滅などの社会問題や環境問題に取り組むことを求めています。これからビジネスを始めようとする人も、最新のトレンドに対応しようとする人も、社会的責任は企業経営にとって重要な要素であることを理解しておくことが大切です。

今では多くの企業が、職場環境の改善、社会貢献活動への寄付、SNS でのサポートの表明、事業運営における持続可能性の向上など、さまざまな形で行動を起こしています。包装廃棄物の削減や職場でのダイバーシティ向上などの対策を講じる場合は、SNS への投稿や大胆なミッションなどを通じて、必ず顧客に告知するようにしましょう。

また、環境に配慮することには現実的なメリットもあります。米国では、太陽光発電や再生可能エネルギーを使用する企業に対して、州レベルで税額控除や優遇措置が設けられています。その結果、米国の企業はすでにこの取り組みに賛同し、地域社会でもエコ活動の実施があたたかく歓迎されています。近年、日本でも持続可能な開発目標 SDGs ( Sustainable Development Goals )が広く認知されるようになり、政府が国を上げて積極的に取り組んでいます。これからのビジネスは環境問題を視野に入れることが必要となってくるでしょう。

あらゆる種類および規模の企業が、従来通りの利益だけを追求するビジネスが唯一の選択肢ではないことを認識し、変化を受け入れ始めています。メッセージ性の強い非営利団体のホームページ、請願書サイト、その他オンライン・オフラインを問わず各種活動をサポートする手段を用いることで、世界中のさまざまな活動についての認識を高め、変化をもたらすことができます。



まとめ


いかがでしたか?2022年に向けたビジネストレンドの中から、これからの新規ビジネスや商品開発の参考になりそうな物をピックアップして紹介しました。新規ビジネスのネタ探しや、新しい市場開発のアイデアの参考になれば幸いです。スモールビジネスならではの柔軟性を活かし、激動するビジネストレンドの中でも成長できるビジネスを作り上げましょう!



ライター:Miyuki Shimose

ブログ マネージャー

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