ネットショップ開業に必要な7つの準備と成功のコツ


オンラインビジネスの始め方完全ガイド

この記事は2020年4月23日に公開、2022年5月19日に更新されました。


近年、個人から企業に至るまで、気軽に開業できるネットショップ・ECサイトへの注目が高まり、多くの人が挑戦しています。

しかし、いざネットショップを開業しようとしても「具体的になにから始めれば良いのか...」と悩まれる方も多いのではないでしょうか?

そこでこれからネットショップを始めたい、あるいは既存のネットビジネスを見直したいという方に必要な基礎知識と準備しておきたい7つの手順をご紹介していきます。



ネットショップ開業の準備


目次

1.  商材を選ぼう

2. ショップ名とコンセプトを考える

3. どのネットショップ作成サービスで開業するか決めよう

4. 決済プロバイダーを選択する

5. ネットショップサイトを設計する

6. ネットショップの売り上げを伸ばす為の戦略

7. 開業後のネットショップ運営の流れ

まとめ



1.  商材を選ぼう



ネットショップの商材を選ぶ



ネットショップを開業するとき、最初に決めなければならないのは「何を販売するか」です。中にはすでに決まっている方もいるでしょう。

商材によって、仕入れコストや配送方法が変わるため、理想的なビジネス運営のためには商材を戦略的に選ぶ必要があります。時間をかけて、ECで成果をあげられる商材を見つけましょう。

アイデアを見つけるためのヒントを紹介します。


すでに人気のある商品を改良する

アマゾンの売れ筋ランキングなどで、良く売れている商品を分析してみましょう。もっと高品質なオリジナル商品が製造できるかもしれません。似ている商品の口コミを精査して、改良すべき点や自社製品に欠けているものを見つけることができます。


未開拓の市場を見つける

「こんな商品があったらいいのに...」と、オンラインで調べてみたけれど、理想的な商品が見つからないことってありますよね。ここにもネットショップ販売の機会があるでしょう。オリジナルな商品アイディアに勝るものはありません。一歩進んで、どうやったら製造できるか。ECで販売できるのかまで考えてみましょう。


商材のアイデアがみつかったら、次はネットショップ販売で利益が得られるか考えましょう。出荷・発送のしやすさや、どんな販売チャンネルで開業するのか、などは考えておくべき点です。


発送のしやすさ

ECでは壊れにくく、軽量な商材が最適です。電池や磁石などがある商品は配送が複雑になることがあるので避けた方がいいかもしれません。


販売チャンネル

販売にあたり、アマゾンのマーケットプレイスや、独自サイトなど、それぞれのチャンネルにメリット・デメリットがあります。選んだ商材がどこに最も適しているのかを検討することが大切です。


法規制

もし取り扱う商材が食品や飲料などの場合は、食品衛生法に基づく営業許可が必要になります。詳しくは、厚生労働省の営業規制(営業許可、営業届出)に関する情報を確認しましょう。


理想的な商材が見つかったら、次のステップに進みましょう。


2. ショップ名とコンセプトを考える





ビジネスの成功に大きく関わる、コンセプトの設定。ネットショップ開設にあたり最も重要なステップだと言えるでしょう。「誰に」「どんなモノ」を売り、「なにが目的の」ビジネスなのか、これを明確にする必要があります。


成果が上がるネットショップ運営の為にも、しっかりと競合分析をおこない、どのようなネットショップが成功しているのか、あなたのネットショップならではのセールスポイントはなんなのかも明確にしておきましょう。


例えば、

「男性」に「靴」を販売するネットショップ があるとします。

これだけだと、共感がしずらいですよね。あなたのお店で商品を買う理由になりません。


そこで、コンセプトを明確にし、

「20代の男性」に「カラフルでユニークなスニーカー」を販売するネットショップ とすることで、ターゲットが絞られ、ユーザーに訴求しやすくなります。また、コンセプトを確立しておくことで、価格設定やネットショップ名を決めることにも役立ちます。


ショップ名

ショップ名の作り込みも大切です。お客様に覚えてもらいやすい名前でしょうか?他のブランドと重複していませんか?検索結果で一番上に表示される可能性があるかどうかを必ず確認しましょう。


ショップ名に商品を含めることも良いでしょう。あなたが何を販売するお店なのか、お客様にわかりやすくなります。たとえば、帽子を販売している場合は、ショップ名前に「キャップ」、「ファッション」、「帽子通販」などの単語を含めることができます。

しかし何よりも大切なのが、他の企業やブランドと重複していないかということです。以下の方法で必ず確認しましょう。

  • 直接の競合他社を調査する

  • Googleやソーシャルメディアでショップ名の候補を検索してみる

  • お近くの事業者登録サービスで確認する

ショップ名が決定したら、サイトに最適なドメイン名を選択します。店舗名と一致するようにしましょう。どのドメイン名でも、年間約1,000円から1,500円ほど支払うことに注意してください。

Wix eコマースを使用すると、サイトから直接ドメイン名を登録して接続できます。実際、ストアを設定すると、ドメイン名を1年間無料で取得するお得なプランもあります。



3. どのネットショップ作成サービスで開業・設定するか決めよう



信頼できるECプラットフォーム、Wixなら売上やコンバージョンがデータでわかる


ネットショップのコンセプトが決まったら、どのような販売方法にするか決めます。ネットショップは大まかに分けると、「モール型出店」と「自社サイトでの出店」の2つに分けられます。


モール出店とは、いわゆるAmazon.comや楽天ようなタイプの出店方法です。1つのサイトで、出店者が集まり商品を出品します。自分のサイトを持つ必要がなく、手軽に始められることや、モール経由での集客が可能というメリットがあります。


一方で、モールサイトに払う固定費が高く、費用が多くかかるという特徴があります。また、モール内でショップが競争することとなり、利益率が上げにくいでしょう。


自社サイトでの出店は、独自のサイトを立ち上げてネットショップ運営をおこないます。近年では、自身でネットショップを作成できるECプラットフォームサービスがたくさん存在しています。Wix eコマース をはじめとする、「ショッピングカート(ASPサービス)」では、ネットショップ運営に必要な機能を持ちながらも、初期費用や固定費用をおさえてビジネスをスタートするのにピッタリのサービスです。信頼できるECプラットフォームを見つけましょう。


特徴としては、モールと比べコストが安く抑えられるメリットがある一方で、モールと違い集客を独自に開拓する必要があるというデメリットがあります。


しかし、自社ドメインを保有し、ネットショップサイトを運営することで、自社ブランドを成長させていくことができます。ブランディングを行うことで、オーガニックでの集客を伸ばしたり、リピート率を上げることが成長の近道です。ECの成果を伸ばし、ブランドを成長させていきましょう。

ネットショップを選択する際に考慮すべき要素

機能:

自社サイトを素早く作成したいなら、コーディングを必要としないECプラットフォームを選択しましょう。いくつもあるECプラットフォームサービスはそれぞれサービスに違いがあります。ECプラットフォームの機能と価格をよく比較し、自分のビジネスにあったサービスを選びましょう。 


Wix eコマースは充実した ネットショップ テンプレートからお気に入りのテンプレートを選択するだけで、簡単にネットショップサイトが始められます。カスタマイズも自由自在。追加したいブロックやアプリを選択しドラック&ドロップするだけで、オリジナルネットショップを構築できます。(コンビニ決済スマホ決済を追加したり、在庫管理、消費税の自動化も可能です。)


スマホ対応 :

近年の消費者は、スマホから購入することが増加し続けています。そのため、ネットショップを最大限機能させるためにも、ECプラットフォームがスマホ表示に対応していることが必要です。必ず確認しましょう。


スケーラビリティ:

ビジネスが成長した際に、より高度なシステムが必要となるかもしれません。そのためには、プランを簡単にアップグレードができるのか、より充実したサービスが提供されているかも、ECプラットフォームを選ぶ際に重要なポイントです。成長の妨げとなるような、売上に乗じた手数料などが発生しないかも確認しましょう。


セキュリティと信頼性:

問題が発生した後で後悔しないように、セキュリティと信頼性を常に念頭に置く必要があります。サーバー障害が起きたとしても、サイトがクラッシュしない堅牢なサービスかどうか、入念に確認しておきましょう。信頼できるECプラットフォームを利用し、ハッカー、不正取引、および潜在的なチャージバックからオンランストアを守りましょう。Wix はサイトのセキュリティを最重要事項に位置付け、最高レベルのセキュリティを実現しています


SEO:

モール型出店とは異なり、独自の集客が必要になるネットショップ出店。オーガニックな集客のためにも、あなたのネットショップも検索結果のトップ表示を狙いましょう。そのためには、強力な技術的SEO基盤が必要であり、さらにサイトを希望どおりに最適化するためのツールが必要です。


たとえば、Wix には、メタタグ、URL 、サイトマップなどをカスタマイズする機能があります。実際に利用して、使いやすさを実感してみてください。



4. 決済プロバイダーを選択する



決済プロバイダーを選択する


ネットショップにおいて、決済方法は売上を左右する重要な問題です。ユーザーは使い慣れている決済方法が提供されていなければ、購入前にサイトを離脱してしまうことが多くあります。せっかくの購入機会も台無しです。

キャッシュレス化により、日本でも多くの決済サービスが登場しましたが、Wix は日本の決済に合わせた決済方法に対応しています。GMO イプシロンの決済代行サービスにより、よりお得なクレジットカード決済や、コンビニ決済を追加できたり、KOMOJUのスマホ決済代行サービスを接続することで、PayPay、LINE Pay、メルペイが提供できるようになります。接続にあたり、Wix は追加の取引手数料を請求しませんので安心してご利用ください。



5. ネットショップサイトを設計する


ネットショップサイトを設計する


ユーザーが使いやすく、スマホからの買い物にも対応しているプロフェッショナルなネットショップサイトがすぐに開設したい場合は、テンプレートの使用をお勧めします。Wix eコマースにはネットショップに特化したテンプレートが豊富にあり、テンプレートを自由自在にカスタマイズすることで、お好みのネットサイトが時短で開設できます。テンプレートをカスタマイズする際にも、白紙テンプレートからネットショップを設計する際にも必ず確認しておきたいポイントを紹介しましょう。


ユーザーが使いやすいサイト設計

他のネットショップがどのようにネットショップサイトを設計しているか分析してみましょう。注目する点は、ナビゲーションメニュー、商品検索フィルター、ヘッダーデザイン、パンくずリスト、ショッピングカートなどをどのように使用して、スムーズなユーザーの動線を構築しているかという点。ユーザーが直感的に操作できるようなサイトを設計し、ナビゲーションメニューやページが乱雑になるのを避けましょう。


3クリックのルール

ウェブサイトデザインの基本に、3回以下のクリックで目的を達成させる法則があります。つまり、顧客がホームページから商品ページにたどり着くまでを3クリックで設計した方がいいということです。ネットショップに必要なメニューはわかりやすいところに配置すると同時に、配送情報、返品ポリシー、お問合せ情報などは、フッターに配置することで、サイトが乱雑にならないようにしましょう。また、リンクを忘れないようにしましょう。


画像を利用する

いうまでもなく、商品写真はネットショップにとって非常に重要な素材です。ユーザーは画像をもとに、購入を決断します。プロによる商品写真を利用し、製品の外観、感触、サイズ、寸法、適切な使用法など表現しましょう。



6. ネットショップの売り上げを伸ばす為の戦略



ネットショップの売上を伸ばす戦略


ネットショップはブランディングがオンラインでの成功の大きな部分を占めています。近年、EC の拡大により、名も無い小さなブランドで購入する顧客が増えています。それでも、ネットショップブランドとして成功するためには、強力なブランディング戦略を立てることが重要です。ブランディングには、ブランド名、ロゴ、ブランドのトーン、カラーパレットなど、あらゆるブランド要素が関係します。

特に、カラーパレットはブランドの印象を決める大切な要素です。例えば、環境に優しいウォーターボトルのブランドなら、ブルーとグリーンを使用して優しさを表現することができます。または、明るい色を使用して、陽気でエネルギッシュな雰囲気を発信することもできます。どんな方向に進むとしても、そのカラーパレットを選択した理由を考え抜くことが大切です。3〜4色のブランドカラーパレットが決まったら、それぞれの16進カラーコードを保存しておきましょう。

次に、ネットショップのロゴを作成しましょう。デザインの経験がなくても、ロゴ作成ツールがあれば自分でロゴがデザインができます。またデザイナーに発注しても良いでしょう。目指すは、ナイキのスウッシュのように、誰からも愛され、時代に流されない、ユニークなロゴです。(ナイキの共同創設者 フィル・ナイトが初めてロゴを見た時、「好きではないが、時間が経てばだんだん好きになるだろう」としぶしぶ決断したのをご存じですか?)ナイキの提供する二つの価値:動きとスピード、そしてアスリートを表すということを見た人に感じさせます。ロゴを作成するときのよくある失敗は、自分が気に入るロゴを見つけようとしてしまうことです。顧客がロゴを見たときに、ブランド価値を語りかけるようなロゴをデザインすることが本当の意味での良いロゴです。ーこれを忘れないようにしましょう。

ブランドのもう1つの重要な要素は、声のトーンです。これは、製品の説明、ソーシャルメディアの投稿、およびその他のPRを作成する際に、考慮に入れる必要があります。あなたのブランドは遊び心がありますか?それともフラットで丁寧ですか?ブランドのトーンは、顧客とブランドの心理的な距離感を表します。あなたが実際に顧客と話すときに、どのような調子でコミュニケーションとっているかを参考にして、ブランドのトーンを言語化しましょう。

以上のブランディングの戦略は、以下のブランド要素を作る際の軸となります。

  • ネットショップサイト

  • メール

  • 請求書

  • 製品包装

  • 発送資料

  • マーケティングキャンペーン

一貫性は、顧客が愛着を持って成長するブランドを作成する上で重要です。


7. 開業後のマーケティング



ネットショップ開業後のマーケティング


これで、ネットショップで販売する準備が整いました。さまざまなマーケティング戦略を使用して、顧客をオンラインストアに誘導しましょう。


ソーシャルメディア

Facebook や Instagram などの SNS でビジネスページを作成します。ビジネス情報を更新し、販売とカスタマーサービスの両方の手段としてチャネルを活用します。Instagram や TikTok のようなチャンネルは、SNS 上で、ネットショップ販売をサポートしています。


メルマガマーケティング

Eメールは、あなたのビジネスをフォローした既存の顧客にアプローチできます。まずは、ビジネス用メールアドレスを作成します。次に、ユーザーがフォローしやすいように、メルマガ登録ボタンをサイトに追加するか、購入時にオプションとしてメルマガ登録を追加しましょう。フッターにリンクを設定することもできます。顧客がメルマガを登録した場合、特別割引やその他のインセンティブを提供することができます。定期的なニュースレター、プロモーション、ビジネスの最新情報、製品の推奨事項、などを定期的に送信していきましょう。


SEO

Googleの検索結果で上位にランク付けされるようにサイトを最適化します。各サイトページのメタタイトルと説明を最適化しましょう。さらに、 GoogleショッピングやGoogleビジネスプロファイルなどの他の無料ツールを利用し、SEO対策に力を入れましょう。


まとめ


いかがでしたか?

ネットショップを開設するための7つの手順を紹介しました。大まかな流れが把握できましたか?


ネットショップ開業・運営は時間と気力のかかる作業ですが、基本をおさえることで、その後の成長に繋がります。目標が決まれば、あとは着実に前身あるのみです。まずは、ネットショップテンプレートをチェックしてみましょう。



編集者:Miyuki Shimose

ブログ コンテンツマネージャー


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