見やすいホームページとは?良い例&悪い例を解説
公開日 2014年1月29日、更新日 2023年10月28日
ホームページは、オンライン上における店舗といえます。訪問者がそのホームページに滞在するかどうかは、たった一瞬の第一印象が鍵を握ります。そのため、良いホームページを作成するためには、美しいデザインというだけではなく、ユーザーを引き込み、興味をもってもらうためのポイントを掴む必要があります。
見やすいホームページとは?
見やすいホームページとは、ユーザーがストレスなく情報を見つけられるように工夫されたサイトのことです。これは、視認性とユーザビリティを高める設計が重要です。
視認性の高いホームページは、例えば、文字の大きさや色のコントラスト、余白の使い方などがしっかりと考慮されていることで、ユーザーはスムーズに情報をキャッチできます。また、視線の流れを意識したレイアウトは、自然とユーザーの目が重要な情報に向かうよう設計されています。
次に、ユーザビリティが高いホームページは、誰でも簡単に操作できるという点で優れています。分かりやすいナビゲーションや、明確に表示されたボタンが、ユーザーにとって使いやすい環境を提供します。
これら両方が優れているホームページは、ユーザーにとって「見やすい」良いサイトだと言えます。
見やすいホームページにするポイント
01. レイアウト
ホームページをすっきりとしたデザインに仕上げ、ごちゃごちゃとした印象になるのを避けましょう。あまりにも多くの情報や画像がいきなり表示されると、訪問者は圧倒されてしまいます。ホームページには、最も大切な情報のみを選別することが重要です。コンテンツが上手くまとまっておらず、すっきりと配置されていない場合、プロフェッショナルな印象を与えることはできません。
良い例:情報が整理された操作しやすいレイアウトにしましょう。訪問者がスクロールダウンしなくても目に入るホームページ上部に、メニューや画像、メッセージなど、あなたが伝えたいコンテンツ全てが含まれているか確認してください。
悪い例:画像やアイコン、クリップアート、長すぎるテキストなどを追加しすぎて、ホームページにごちゃごちゃと情報を詰め込むのはやめましょう。散らかった情報を親切にまとめてくれる訪問者はそう多くはないはずです。
02. 画像
写真は、サイト訪問者にあなたのホームページが何についてなのか、を瞬時に伝えることができます。ホームページに使いたい高画質な写真を持っていない場合は、プロフェッショナルな写真素材が豊富に揃っているWixフリー素材から選んでサイトに追加することができます。Wixエディタを開き → 画像 → 画像の変更 → Wixフリー写真 から好きな写真を見つけましょう!または、フリー写真素材サイトを活用してもいいでしょう。印象的な画像を使い、テキストの何倍もの効果を発揮させましょう。
良い例:サイト訪問者が他のページも見たくなるような、高解像度の写真を使いましょう。クオリティの低い写真を使うと、それだけでプロフェッショナルな印象が崩れてしまいます。
悪い例:気に入っている写真を全てホームページに掲載する必要はありません。最も美しい写真を数枚掲載するだけで十分です。
03. 色&背景
シンプルかつ大切な役割を果たすホームページの色彩と背景は、サイト全体の雰囲気を決める重要な部分です。そう考えると、慎重に背景や色使いを選びたいものです。Wixエディタを使うと、多彩な背景デザインから好きな背景を選ぶことができ、カラーパレットという機能を使ってサイト全体の配色を簡単に変更することができます。好きな配色パターンをクリックしてサイトがどんな雰囲気に変わるかを試してみたり、カラーパレットをカスタマイズすることもできます。また、オリジナル画像をアップロードして、背景として設定することもできます。
良い例:ブランドの魅力を最大限に引きだす色の組み合わせを使用しましょう。
悪い例:さまざまな色を使いすぎたり、ブランドメッセージではなく背景自体に焦点が移ってしまうような背景は避けましょう。
04. CTA ボタン
全てのホームページにボタンを追加する必要があるわけではありませんが、ボタンを使用するならば、適切に使用するべきです。ボタン、もしくは行動喚起(CTA:コール・トゥ・アクション)は、大切なページや製品ギャラリー、キャンペーンぺージへの玄関口です。ボタンを配置する目的が、訪問者に行動をとってもらいクリックしてもらうためなら、魅力的なボタンにする必要があります。
良い例:ボタン上の行動喚起テキストをできるだけ明確に短くしましょう。
悪い例:訪問者が見過ごしてしまうような場所に配置するのは厳禁です。CTA ボタンを配置する位置も、目立つ位置で他の要素に近すぎないようにしましょう。
05. テキスト(コンテンツ)
あなたのホームページの一番の目的は、サイト訪問者に何のホームページなのかを瞬時に伝えることです。ホームページでは長々と文章を書き綴る必要はありません。また、モバイル端末でホームページを見ている可能性もあるため、文字サイズはある程度大きくしましょう。
良い例:テキストの内容は、常に最新のものを保ちましょう。そうすることで、きちんとサイトを更新していることを訪問者にアピールできます。
悪い例:決して、書きすぎないように意識しましょう。ほとんどの場合、あなたのホームページをじっくりと読むために、何時間も時間を用意している訪問者はいません。見出しを流し読みするだけで、重要な内容がわかるように端的にまとめましょう。
見やすいホームページを作るためのQ&A
見やすいホームページが重要なのはなぜですか?
見やすいデザインは、ユーザーがサイトを使いやすくし、目的の情報にすぐにたどり着けるようにするためです。視認性が高く、操作が簡単なホームページは、ユーザーの満足度を高め、リピート訪問やコンバージョンの向上にもつながります。
スマホでも見やすいホームページにするにはどうすればいいですか?
スマホ対応のデザインを採用することが大切です。画面サイズに合わせてレイアウトが調整され、文字サイズやボタンの大きさも最適化されたサイトにすることで、モバイルフレンドリーなサイトにできます。また、指でタップしやすいデザインも重要なポイントです。
文字が多いページでも見やすくできますか?
はい、可能です。文字が多い場合は、適度な改行や見出し、箇条書きを活用し、視覚的に情報を整理することが重要です。また、フォントサイズや行間を工夫することで、ユーザーにとって読みやすくすることができます。
まとめ
見やすいホームページは、ユーザーが情報をスムーズに見つけられるように工夫されたサイトです。視認性を高め、使いやすさを重視することで、訪問者が快適に利用できるサイトを作成できます。
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編集者:Miyuki Shimose
SEO & ブログコンテンツマネージャー