ドメイン名の選び方|失敗しないための7つの手順とは?
- Miyuki Shimose

- 2025年12月26日
- 読了時間: 11分
更新日:2025年12月31日

お店の看板を作るように、ホームページを作成する際も「名前」が必要です。それがドメイン名です。
これからドメインの取得を考えているあなたにとって、一度決めたら変更できないドメイン名の選択はは大きな決断でしょう。
しかし、心配はいりません。この記事では、あなたのビジネスに最適な名前を見つけるための手順を、専門的な視点からわかりやすく解説します。
この記事の概要
この記事では、失敗しないドメイン名の選び方を 7 つのステップで解説します。読み終える頃には、自信を持ってドメインを取得し、ビジネスをスタートできる状態になっているはずです。専門知識がなくても、以下のポイントを押さえれば、あなたのビジネスに最適なドメインが見つかります。
そもそも、ドメインってなに?
ドメインとは、インターネット上の「住所」のことです。
Web サイトの URL(例:ja.wix.com)やメールアドレス(例:info@wix.com)に使われる文字列を指します。
もっとも重要なルールは「ドメイン名は早い者勝ち」であるということです。世界に同じドメインは 2 つ存在しません。そのため、良いアイデアが浮かんだら、他人に取られる前に確保する必要があります。
ドメインには大きく分けて「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の 2 種類があります。ビジネスで利用するなら、信頼性が高く、資産として残る「独自ドメイン」を強くおすすめします。
また、「サーバー」と「ドメイン」の違いにも触れておきましょう。サーバーが「土地」、ホームページが「家」だとすれば、ドメインは「住所」です。これら 3 つがそろって初めて、インターネット上にあなたのお店を開くことができます。
もっと詳しく ▶︎ 「ドメインとは?」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
最適なドメイン名の選び方【7つのステップ】
ここからは、実際にドメイン名を決めるための具体的な手順を紹介します。以下の 7 つのステップに従えば、迷うことなく最適なドメイン名へとたどり着けるでしょう。
01. サイトの目的を言語化する
まず、あなたが作るサイトの目的を明確にしましょう。ネットショップなのか、ポートフォリオなのか、あるいは企業のコーポレートサイトなのかによって、選ぶべき言葉は変わります。
例えば、地域密着型のカフェなら地名を入れると親切ですし、個人のデザイナーなら自分の名前を入れることで信頼感が増します。
誰に、何を伝えたいのかを言葉に書き出してみてください。目的がはっきりすれば、自然とふさわしい単語が見えてきます。
02. サイトの内容を表現する
ドメイン名を決める際、大きく分けて「ブランド軸」と「キーワード軸」の 2 つの方向性があります。
ブランド軸(おすすめ) 会社名、店名、サービス名など、独自の名称を使用する方法です。(例:nike.com, apple.com)
キーワード軸 サービスの内容を表す一般名詞を含める方法です。(例:best-shoes.com, tokyo-lawyer.com)
どちらの軸にせよ、一般的な名称にならないように注意が必要です。Ohh My Brand 創設者、Bhavik Sarkhedi 氏はドメインの決め方のポイントとして以下のように説明しています。
「今後、AI を中心とした SEO、生成 AI 検索の最適化、そして検索力学の進化によって、ドメイン名の価値はますます高まるでしょう。『seo-blog』や『seo-tech 』のようなありふれた名前では、もはや通用しなくなります。」

したがって、初めてドメインを取得するのであれば、「ブランド軸」を強くおすすめします。独自性が出しやすいだけでなく、事業内容は将来変わる可能性があるからです。「best-shoes」というドメインを取った後に、帽子を売りたくなったらどうしますか?ブランド名であれば、事業が広がっても違和感なく使い続けられます。
このブランド戦略としてのドメインの取得について、Wix のブランドマネジメント責任者であるヤヤ・アーロンソンはこのようにコメントしています。
「ブランド戦略の根本は、ブランディングが信頼にかかっているということです。顧客とブランドという二者の関係性を考えたとき、重要な役割を果たすのは『相手が本物である』という信ぴょう性です。信ぴょう性は信頼を構築し、感情的なつながりを生み出します。一貫性とエンゲージメントが培われ、悪評の立つリスクが低下するのです。」
ドメイン名は、ビジネスサイトや SNS のアカウント名、ブランド全体のトーンなど、サイト以外で行っているマーケティング施策と合ったものにしましょう。同じレベルの言語で情報を発信することで、複数のプラットフォームで適切なメッセージを配信し、オンラインプレゼンスを高めることができます。
ドメインをブランディングの一部とすることで、オンライン上の住所にオリジナル感が生まれて覚えやすい名称にすることがおすすめです。ビジネス名の決定にお悩みの場合は、無料のビジネスネーム作成ツールを使い良いアイデアを探しましょう。
もっと詳しく ▶︎ 「独自ドメインの取得方法」を詳しく解説した記事もあわせてご覧ください
02. なるべく短いドメイン名にする
意外かもしれませんが、ドメイン名は最長 63 文字まで設定できます。とはいえこれほどまでに長いドメインは無謀で、入力するのも覚えるのも大変な冗長な名前になってしまいます。
ドメイン名は短ければ短いほど覚えやすく、ユーザーにとっても親切です。目安としては 8 〜 12 文字以内に収めるのが理想的です。
ドメイン名の覚えやすさを左右する、大切なポイントも押さえておきましょう。
口頭で伝えやすいかチェックする:電話や対面で伝えたときに、一度で正しく聞き取ってもらえるかを確認しましょう。「人に口頭でスッと伝えられるか?」を最終基準にするのがおすすめです。
複雑な単語は避ける:スペルミスを招きやすい単語は、ユーザーを迷わせてしまう原因になります。
記号や数字は控える:原則として、数字やハイフン(-)は使わないほうが無難です。シンプルで入力しやすい名前を目指しましょう。
シンプルイズベストを心がけましょう。
自分の選んだドメイン名について友人に意見を求め、はじめての人にも正確に把握してもらえるかどうかを確認しましょう。
04. トップレベルドメインを選ぶ
ドメインの末尾にある「.com」、「.org」、「.net」の部分をトップレベルドメイン(TLD)と呼びます。ここも重要な選択肢です。
.com:「コマーシャル(商業)用」という意味があり、Web 上でもっとも普及している拡張子です。もっとも信頼され、よく知られている TLD なので、迷ったときはこれを使えばほぼ間違いありません。「.com」の拡張子は営利目的のビジネスに紐づけられます(例:wix.com)。他にも、ビジネスに関連する TLD には、「.biz」、「.tech」、「.digital」、「.company」があります。
.net:「ネットワーク」を意味し、2番目によく見られる拡張子です。一般的に、、データベース、そして共同作業ツールのようなサービスプロバイダーが使用します。
.org:「organization」を短縮したもので、非営利組織と慈善団体がもっともよく使用しています(例:wikipedia.org)。
ccTLD: 国別コードトップレベルドメインは、物理的な場所を表し、国内の SEO を飛躍的に向上させるかもしれないドメイン拡張子です。たとえば、「.de」(ドイツ)、「.fr」(フランス)、「.nl」(オランダ)、「.mx」(メキシコ)、「.br」(ブラジル)、「.be」(ベルギー)、「.uk」(イギリス)などがあります。
迷ったら、世界中で最も認知されている「.com」や「.net」、あるいは非営利団体向けの「.org」を選べば間違いありません。日本国内でのビジネスであれば、高い信頼性を持つ「.jp」も人気の選択です。
「.io」などは IT 業界で人気ですがやや玄人向けです。「.xyz」や「.site」などの新しい TLD は安価で取得しやすいですが、初心者にはあまりおすすめしません。ユーザーに「怪しいサイトではないか?」という不安を与える可能性があるからです。

他にもたくさんの TLD の種類があります。以下のドメイン一覧から確認してみましょう。
05. 商標権の侵害に注意する
ドメイン名を購入する前に、競争法に違反していないことを確認しておきましょう。後から訴訟問題になったり、ドメインの変更を余儀なくされたりするリスクがあります。
Google 検索や X(旧 Twitter)、Instagram で同じ名前のアカウントがないかチェックしましょう。また、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を使えば、登録商標を無料で検索できます。すでに有名なサービスや商品名と似すぎている場合は、避けるのが賢明です。
06. メールアドレスとして使えるか?
独自ドメインを取得する大きなメリットの一つは、プロフェッショナルなメールアドレスを持てることです。Wix ドメインなら、更新・DNS 設定・セキュリティ対策、そして、独自ドメインをつかったメールアドレスの作成まですべて一元管理が可能です。
ドメイン名を決める際は、それがメールアドレスになったときの見栄えも想像してください。「info@あなたのドメイン名」と並べたときに、長すぎたり、誤入力されやすかったりしませんか?
名刺交換をした際、相手が手打ちでメールを送る場面を想像してみてください。入力しやすいスマートな文字列になっているかを確認しましょう。
07. ドメイン名を長期的な視点で考える
ドメインは一度決めると変更ができません。Web サイトのリニューアルはできても、ドメインを変えると SEO の評価がゼロに戻ってしまうため、簡単には変えられないのです。
そのため、慎重に選ぶようにしましょう。「3 年後・5 年後」を想像してシミュレーションをしてください。事業内容が拡大しても違和感はありませんか?名刺や広告、SNS のプロフィールに載せても見劣りしませんか?
すべての答えが Yes なら、それがあなたにとっての最適なドメイン名です。Wix なら空きドメイン確認から取得まですぐに完了します。
回避必須のよくある失敗
ドメイン選びで後悔しないために、以下の 5 つの失敗パターンを避けてください。これらは初心者が陥りやすい罠です。
流行語・年号を入れる 今の流行りや「2024」などの年号を入れると、来年には古臭くなってしまいます。
キーワード詰め込み SEO を意識しすぎてキーワードを羅列すると、スパムサイトのように見えてしまいます。
安いから変な TLD を選ぶ 取得費用が安いからといって馴染みのない TLD を選ぶと、信頼を損なう可能性があります。
途中で方向転換できない名前 特定の狭い商品名などをドメインにすると、ビジネスの幅を狭めてしまいます。
「今の用途」だけで決める 将来的にネットショップ機能を追加したり、ブログを始めたりする可能性も考慮しましょう。
ドメインの選び方に関するよくある質問
適切なドメイン名とは?
シンプルで覚えやすく、あなたのブランドを端的に表すものがベストです。短く、発音しやすく、スペルミスしにくい名前を心がけましょう。
ドメイン名を購入する際の注意点は?
他者の商標権を侵害していないか確認すること、そして将来のビジネス展開を邪魔しない名前にすることです。ハイフンや数字の使用も極力避けましょう。
無料のドメイン名は安全ですか?
無料ドメインは一般的に信頼性が低い場合があります。多くの場合、広告が表示されたり、ドメイン所有権が制限されていたりします。また、SEO(検索エンジン最適化)の面で有料ドメインより劣ることがあるため、ビジネスにはあまり適していない場合があります。
人気のあるドメインは?
やはり「.com」が世界的に最も人気で信頼されています。日本国内であれば「.jp」も非常に高い信頼性があり人気です。
メールのドメイン名はどう決める?
Web サイトと同じドメインを使用するのが一般的で、信頼性が高いです。「info@ドメイン名」や「contact@ドメイン名」などがよく使われます。
まとめ
ドメイン名は、あなたのビジネスの顔であり、インターネット上の大切な資産です。今回紹介した 7 つのステップと注意点を参考に、愛着を持って長く使い続けられる名前を見つけてください。
完璧な名前が見つかったら、次は実際にサイトを作る番です。Wix は Web サイトのデザインから公開まで、ホームページ運用をまるごとサポートします。
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この記事を書いた人

下瀬 美幸(Miyuki Shimose)
Wix 公式ブログ編集者/ SEO エキスパート・ブログライター



