2021 年ロゴトレンド:今人気のロゴデザイン 9 個まとめ


自然をモチーフをしたロゴデザイン

商品やサービスのブランディングに欠かせない「ロゴ」。ロゴは Web サイトや名刺、商品パッケージなどあらゆるマーケティング活動で使用され、ブランド認知に大きく貢献します。


ブランドイメージを的確に表現したデザインをロゴに取り入れることが重要ですが、いざロゴを作成しようとしても、どのようなデザインがいいのか悩んでしまう方も多いはず。


そこで本記事では、皆さんのロゴデザインの参考となるような、今旬のロゴデザインのトレンドを紹介します。新規ビジネスのためロゴを一から作成、長年使っているロゴを一新、最新のデザイントレンドを取り入れたロゴへリニューアルなど、ロゴ制作を検討中の方はぜひ読み進めてみて下さい。



注目の最新ロゴデザイントレンド 9 選

  1. 手描き風ロゴデザイン

  2. 基本形にひねりを効かせたデザイン

  3. 重ね文字デザイン

  4. 古典的なシンボルを復活させたデザイン

  5. オプティカル・イリュージョン(錯覚デザイン)

  6. アナログカラースキームを活用したデザイン

  7. 型破りな構図のデザイン

  8. 自然をモチーフにしたデザイン

  9. 絵文字を活用したデザイン



01. 手描き風ロゴデザイン


デジタル時代が幕を開けてからというもの、ほとんどのロゴデザインはコンピューター技術による精度とダイナミズムが重視されてきました。たとえば、ここ数年来ベクターイラストを使ったロゴが多く見られます。しかし、デザインの潮流は時に、手書きのロゴが主流であったアナログ時代に回帰します。


その理由は、デザイナーが単に昔を懐かしんでいるからではなく、手書きならではの特徴である「不完全さ」に魅力があるからです。親しみがあり、気まぐれさも併せ持つ手書きスタイルを取り入れ、より人間味溢れるデザインを追い求めるデザイナーやブランドが増えています。


自分自身やブランド独自の個性を尊重したロゴデザインにしたいという場合は、手書き風ロゴデザインを採用すると良いでしょう。


Wix ユーザーの Alexia Aflalo さんによる手書き風ロゴデザイン

Wix ユーザーの Alexia Aflalo さんによるロゴデザイン



02. 基本形にひねりを効かせたデザイン


シェイプ(図形)はアートとデザインの最も基本となる構成要素ですが、それ自体でコミュニケーション性を発揮する力が秘められています。20 世紀のアート & デザインムーブメントのさなかに生まれたモダンなロゴを想像してみましょう。この頃、世界中のアーティストたちは新たな表現方法を模索し、線やシェイプ、カラーなどを通じてメッセージを伝えようとしていました。


ブランディングのエキスパートは、図形をベースとしたロゴは見る人に簡潔なメッセージを伝えられるということを理解しています。ロゴデザインの傾向からすれば、今問われるのは「基本のシェイプに立ち返るべきか?」ではなく、「幾何学的なシェイプを今の時代に合わせてどうデザインするか?」ということになります。


近年、3D ジオメトリー が一躍トレンドになったおかげでデザイナーは見る人の視点を変えることができました。今では形態を歪めたり(ディストレーション)、複数のシェイプを組み合わせたり、1 つのロゴデザインの中で同じシェイプを繰り返し使用(リピートオブジェクト)したりなど、フラットデザインに独自のエフェクトを取り入れたデザインを施すことが多くなっているようです。


Wix ユーザーの Studio Bagaz'(デザインスタジオ)によるロゴデザイン

Wix ユーザーの Studio Bagaz'(デザインスタジオ)によるロゴデザイン



03. 重ね文字デザイン


ロゴデザインの中でも人気の高いワードマーク(文字商標)ロゴは、記号や図形ではなく文字そのものを使ってブランド名を表現するロゴです。ワードマークは単刀直入でわかりやすいだけでなく、クリエイティブな要素も併せ持っています。


最近ではセリフ体(Serif)のフォントを使ったワードマークが流行していますが、クラシックな書体を取り入れて区別化するのもユニークです。なかでも、文字を重ねることでロゴに深みを持たせる「重ね文字」手法が新たな表現方法として活用されています。


Editor X のクリエイティブデザイナー、Vered Bloch は次のようにコメントしています。


近年のタイポグラフィのデザイントレンドとして興味深いのは、セリフ体フォントが最前線に戻ってきたことです。この傾向はウェブデザインを中心とするあらゆるメディアで広まり、最終的にはロゴデザインにまで浸透しました。特に、テキストを重ね合わせた「重ね文字」は セリフ体フォントを使用したロゴタイプに魅力的なバリエーションを生むだけでなく、ブランドについての新しい解釈を創出するためのきっかけにもなります。

ワードマークのロゴをデザインするときは、ブランドアイデンティティを正確に表現できるフォントスタイルとカラーを考慮する必要があります。テキストを重ねて使用する場合は、さまざまなバリエーション(代替デザイン)で応用できるロゴを作成すると良いでしょう。また、一文字だけのデザインやブランドのイニシャルを使った小さめのロゴはファビコンとして最適なだけでなく、ロゴを表示する面積が少ない商品自体への使用にも向いているためブランドの認識性を高めるにも効果的です。


Wix ユーザーの Simon Walker さんによる重ね文字ロゴデザイン

Wix ユーザーの Simon Walker さんによるロゴデザイン



04. 古典的なシンボルを復活させたデザイン


古典的な雰囲気を持つデザインも復活の兆しを見せています。往年のアイコンやモチーフを現代風にアレンジしたり、神話や宗教的なシンボルを再利用したりと、ブランドメッセージをより増幅させるための工夫がみられます。


これはクリエイターにとって挑戦を強いられるユニークな手法ですが、試す価値はあるでしょう。まずは、あなたのブランドと同じメッセージ性を持つシンボルを見つけます。その上で、そのシンボルをどのように再現するかを考えます。以下の例は、握手のアイコンを使用した芸術家組合のロゴです。1920 年代の労働者時代に敬意を表して、パートナーシップとコラボレーションを表現するために再構築されたロゴデザインとなっています。


Wix ユーザーの Steve Wolf さんによるロゴデザイン

Wix ユーザーの Steve Wolf さんによるロゴデザイン



05. オプティカル・イリュージョン(錯覚デザイン)


目の錯覚を効果的に使ったデザイン手法は、ロゴデザインに遊び心を少しプラスしたい時におすすめです。錯覚デザインを取り入れることでロゴに階層や深みが加わり、遠近感のあるデザインに仕上がるので注目度を高めるのにもってこいのデザインです。抽象的なシェイプや幾何学図形を使ったり、ブランド名の文字を使ったりと多様な応用ができます。


ただし、何事にもやりすぎは禁物です。錯覚を応用したロゴはサイト訪問者の興味を引くのに最適ですが、あまりにも複雑で紛らわしいものは、訪問者を逆に混乱させてしまう可能性があります。


Wix ユーザーの Leya Clothing (アパレルブランド)による錯覚ロゴデザイン

Wix ユーザーの Leya Clothing (アパレルブランド)によるロゴデザイン



06. アナログカラースキームを活用したデザイン


彩度と明度は変えず、色相のみを変える方法をアナログカラースキームと呼びます。類似色のカラーパレットを使用するデザインテクニックです。多くのブランドが大胆なコントラストやネオンカラーのデザインから、アナログカラーを用いた「より繊細なビジュアル」を意識したデザインへシフトする傾向がここ最近見受けらるようになりました。


このデザイン手法を採用する場合は、まずベースとなる原色を選び、色相環図で原色の隣の色、または落ち着いた色調やニュートラルな色調を組み合わせてアクセントをつけます。こうすることで魅力的なカラーコンビネーションが出来上がるだけでなく、大胆で複雑なロゴデザインにする場合でも色の主張を抑えることができます。さらに、見る人にリラックス感のある、調和の取れた印象を与えることができます。


Wix ユーザーの Zvina Luke さんによるロゴデザイン

Wix ユーザーの Zvina Luke さんによるロゴデザイン



07. 型破りな構図のデザイン


多くのデザイナーは、ロゴを制作する際、中心に焦点を置く、バランスを保つ、一貫した視覚的な階層を実現するといった、構成を保つための基本的ルールに従っています。しかし、時にルールは破るためにあるもの。最近では、これまでの常識を覆すような構図も見られるようになりました。


構成のルールを破るといっても、完全に無茶をするわけではありません。ロゴデザインに含まれる要素をひとつ選んで、それを目立たせるのです。たとえば、ビジネス名のワードマークを使用したロゴであれば、一文字だけフォントサイズを小さくしたり、文字を構図のグリッド外に出したりして特定の文字だけを際立たせます。このように一風変わったスタイルを取り入れることで、他のブランドとの差別化を図ることができます。


Wix ユーザーの Simon Walker さんによるピンク背景の緑色のロゴデザイン

Wix ユーザーの Simon Walker さんによるロゴデザイン



08. 自然をモチーフにしたロゴデザイン


自然は「再生」の象徴であり、フレッシュでいきいきとした印象を与えます。ロゴデザインで大自然の雰囲気を完全に再現することは難しくても、それをブランドイメージに取り入れることができます。


すでに多くのブランドが、葉っぱのモチーフや花のイメージ、アースカラーのロゴを取り入れています。健康、環境、サステナビリティ分野以外のブランドでも今注目されているロゴデザイントレンドです。


Wix ロゴメーカーで作成された自然をモチーフにしたロゴデザイン

Wix ロゴメーカーで作成されたロゴデザイン



09. 絵文字を活用したデザイン


日ごろ何かと使うことの多い絵文字は、ロゴデザインにも取り入れることができます。3,300 種類以上あると言われ、つねにその数が増加中の絵文字の中からブランドイメージに合うものを探すことができれば、ロゴで伝えたい感情を明確かつ簡潔に表現することができます。


「絵文字はちょっと…」と言う前に、その人気の度合いをまず確かめてみましょう。ニューヨーク近代美術館でさえ、2017 年に絵文字の影響と重要性をテーマにした展覧会『Inbox: The Original Emoji』を開催したほどです。絵文字は新たな進化を遂げており、今後のロゴデザイントレンドにおいても絵文字を活用した軽快なデザインが登場してくることが期待されます。


Wix ロゴメーカーで作成された絵文字ロゴデザイン

Wix ロゴメーカーで作成されたロゴデザイン



最後に

9 つのロゴデザイントレンドの中から気になるロゴデザインはありましたか?ブランディングにおけるロゴの役割はとても重要です。今回紹介した最新ロゴトレンドを参考に、あなたのオリジナルロゴを今すぐ作成してみましょう。



ライター: Wix Team



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