有名ロゴの誕生秘話 20 選


ナイキのロゴとアップルのロゴとマクドナルドのロゴ

この記事は 2018年 6月 28 日に公開、2021 年 6 月 15 日に更新しています 。


ロゴを見るだけでどの企業かを認識できる有名ロゴは、そのブランド背景にある素晴らしいストーリーや想い、クリエイティブな発想から生まれています。


しかし、これらのロゴは最初から注目を浴びていたわけではありません。印象的なロゴを作成するには戦略的な思考のもと、試行錯誤を重ねた結果、世界中で親しまれるロゴデザインへと成長を遂げているのです。


本記事で紹介する 20 の有名企業のロゴは、消費者の心理やブランドのコア・バリュー、顧客へのメッセージ性といったさまざまな点が考慮されてデザインされています。視覚的に見るロゴマークだけでなく、ロゴデザインの裏に隠された意味も併せて理解することで、みなさんご自身のロゴを作成する際のインスピレーションとして役立ててみてください。



01. Amazon (アマゾン)


アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏は、デザイナーのターナー・ダックワース氏を起用して、ロゴデザインの制作に取りかかりました。何度も改良を重ね、今では誰もが知るアマゾンのこのロゴマークを 2000 年に完成させました。このロゴは、ブランド名を表す文字を使用した「ワードマーク」とオレンジ色の矢印でデザインされた「スマイル」という、シンプルでありながら特徴的なデザイン要素を備えています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

このスマイルには 2 つの意味が込められています。見ての通りこの矢印は英語のアルファベット A からZを示しており、A 地点から Z 地点までどこへでも配達が可能ということをアピールしています。もうひとつは、お客さまがアマゾンの荷物を玄関先で受け取った時の笑顔を連想させているのです。



アマゾンのロゴ


02. Disney(ディズニー)


ディズニーのロゴは、子供時代の楽しさやエンターテイメントへの頌歌として、創業者ウォルト・ディズニーが思い描いた魔法を懐かしく思い起こさせます。シンボルであるシンデレラ城のデザインは 1995 年に誕生し、その後 2006 年にはピクサー社との提携により、最新の技術を駆使して 3D 化されました。


ロゴデザインにまつわる秘話:

この筆記体ロゴのモデルは創始者ウォルト・ディズニーの直筆署名が基になってますが、彼自ら頻繁にサインを変えていたためデザイナーですらそれを特定するのが不可能だったと言われています。ウォルト・ディズニー・グッズの専門家であるフィル・シアーズ氏によれば、「ウォルトは、ミッキーマウスの外見を変えたのと同じように、意識的に自分のサインのデザインを変えてきた。ウォルトのサインは 10 年ごとに違って見え、さらに 10 年の中でも違いがあるほどだ」と語っています。



ディズニーのロゴ


03. Nike(ナイキ)


ナイキのアイコンとなっている「スウッシュ」は、スポーツ界で最も有名なロゴといえるでしょう。ブランドオーナーであるフィル・ナイト氏は、ロゴの作成に向けて「躍動感とスピード感のあるシンプルなロゴデザイン」という目標を掲げていました。また、ロゴをデザインする上で重要なことは、競合他社との差別化を図ること。ナイキの場合は、当時最大の競合相手であったアディダスとの差別化が必要でした。


デザイナーであるキャロライン・デビッドソン氏はこれらの課題をクリアし、今日私たちが知っている「スウッシュ」の歴史を作ったのです。スウッシュは、勝利を象徴するギリシャ神話の女神ニケの翼をモチーフにしています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

ナイキのブランディングチームがスウッシュを選んだとき、ナイト氏は「好きではないが、時間が経てばだんだん好きになるだろう」としぶしぶ決断したと言われています。



ナイキのロゴ


04. MacDonald(マクドナルド)


マクドナルドの「黄金のアーチ」は、飲食店のロゴとして非常によく機能しており、ロゴ自体が文化的なアイコンとして成り立っています。


マクドナルドが誕生して以来、ロゴは何度か改訂され、最近では 2003 年にデザイン事務所 Heye & Partner によって新しくされました。現在のロゴは、シンプルな黄色で、「I'm lovin' it 」というスローガンが添えられています。


マクドナルドのロゴは世界中で認識されており、ファストフードのシンボルとなりました。カリフォルニア州サンバナディーノの小さなハンバーガーショップから始まったマクドナルドは、ロゴデザインとブランディングの融合という偉業を成し遂げたのです。


ロゴデザインにまつわる秘話:

マクドナルドの第 1 号店は、1937 年にリチャード・マクドナルド氏とモーリス・マクドナルド氏がオープンしました。しかし、この「黄金のアーチ」が初めてブランドに導入されたのは、1952 年のこと。


初のフランチャイズ店のオープンに伴い、新しい建物にはサインメーカーのジョージ・デクスター氏による半円のデザインが施されました。このデザインは「M」の文字を象るため再構成され、1961 年にマクドナルド社を買収したレイ・クロック氏が、この M 型アーチのロゴを新しい企業ロゴに採用しました。



マクドナルドのロゴ


05. Gucci(グッチ)


グッチのロゴは気品があり、そのラグジュアリーな輝きを私たち消費者の心に刻み込んでいます。


グッチオ・グッチ氏は、1921 年に高級感を意識したファッションブランドを立ち上げましたが、ロゴのデザインを決定したのは 1933 年でした。グッチのロゴは、「G」を 2 つ組み合わせたレタリングを特徴とし、その後他のデザインもブランドのレパートリーとして迎え入れています。


1951 年には、グッチのレッド、ホワイト、グリーンのリボンエンブレムがデザインに取り入れています。創業者の出身国であるイタリアに敬意を表したこの色の組み合わせは、ロゴだけでなくさまざまな服やバッグのデザインに使用されています。2015 年には、ダブル G が逆向きに重なり合うデザインからダブル G を同じ向きにするという、若干の改良が加えられました。


ロゴデザインにまつわる秘話:

レターマークのロゴは、グッチの息子アルド氏が父のイニシャルを表すために作ったものです。さらに贅沢さを強調するこのロゴは、ブレスレットのリンクを象徴しているとも言われています。



グッチのロゴ


06. Chupa Chups(チュッパチャプス)


日本でも人気の、スペイン発祥の棒付きキャンディー「チュッパチャプス」のロゴは、実は1969 年にサルバドール・ダリがデザインしたもの。単に目を引く鮮明なデイジーデザインを取り入れただけでなく、チュッパチャプスの包み紙に印字されたデイジーが、キャンディーの中央にぴったりと収まる配置になるよう考え抜かれてデザインされています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

会社の名前は、スペイン語の動詞 「chupar」から来ています。これはスペイン語で「舐める」という意味です。



チュッパチャプスのロゴ


07. Coca Cola(コカ・コーラ)


世界中で愛され続ける飲料メーカーコカ・コーラは、多少のロゴ変更はあったものの1886 年の創業当初からオリジナルデザインを維持しています。ロゴマークは気品にあふれ、当時の古典的な手書き書体である「サペンサリアン体」を使用しています。


創業から一貫したクラシックなロゴスタイルを守り続け、真っ赤な色と書体の組み合わせは非常に特徴的であり、国を超えていろいろな言語に翻訳されても、世界中の消費者がこのロゴを認識することができるまでになっています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

この有名なロゴは、創業者の経理担当者であるフランク・メイソン・ロビンソン氏がデザインしたもので、「2 つの C が広告で映えるに違いない」という策案がロゴデザインに反映されています。


コカコーラのロゴ


08. Google(グーグル)


世界で最も有名な企業の 1 つである Google のロゴは非常にシンプルです。デザイナーのルース・ケダー氏は、当初「Baskerville Bold」という フォントを使ってこのワードマークを作成しましたが、その後、自社で作成したサンセリフ書体を使用してよりフラットなデザインにリフォームしました。


また、イノベーションと IT が息づく Google は、特別な祝日や記念日などにあわせて検索エンジンの Google ロゴを変更します。この定期的に変わるオリジナルロゴは、Google Doodle(グーグル・ドゥードゥル)の愛称で知られています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

ロゴのカラーパレットには主要色がある中、 「 L 」だけにグリーンを使っています。創業者のラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏が「自分たちの会社はルールに縛られるのではなく、ルールを破ることを好む」というメッセージを表現したいと考えて選んだものです。


Googleのロゴ


09. Instagram(インスタグラム)


インスタグラムは比較的新しいブランドのため、2010 年に発表された初代のロゴが記憶に残っている人も多いでしょう。当時は、写真家をメインターゲット層とし、ブラウンがかったカメラがトレードマークのロゴでした。しかし、インスタグラムの利用者が急増し、ユーザーはもはやフォトグラファーだけでなく、ミレニアル世代やジェネレーションZと呼ばれる若者達にまで広がり、幅広い層となりました。これに伴い、2016 年にロゴのイメージチェンジを行っています。


現在のロゴは、明るく鮮やかな色とオンブレスタイルを持ち合わせ、飛躍的なアプリの発展と多様なオーディエンスのイメージを表現しています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

オリジナルのロゴは、インスタグラムの CEO であるケビン・シストロム氏が自らデザインしたものです。


インスタグラムのロゴ


10. Dove(ダヴ)


世界で愛されるトイレタリー製品のブランド「ダヴ」のロゴは、イアン・ブリネル氏が制作し、エレガントなレタリングとハトの優しいシンボルでデザインされています。1955 年のブランドデビュー以来、手頃な価格でセルフケアを推奨する気品さを一貫しています。


このロゴマークは、ブランド名である Dove(ハト)をモチーフにしていることは言うまでもありません。このハトのシンボルマークと一緒に、1955 年にブランドが使用していたオリジナルフォントの改良版のワードマークも使用されています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

ブランドカラーであるホワイト、ブルー、ゴールドには、優しさ、透明感、高級感などのイメージが込められています。これらは、同社のビジョンである「リアルな女性 」のためのブランド、そのものを表すものと言えるでしょう。



ダブのロゴ


11. Lego(レゴ)


1932 年の創業以来、何度もロゴが変更され、今日私たちが見慣れているレゴ社のロゴは 1973 年に導入されました。この頃、レゴ社は本国デンマークからアメリカに製品を輸出するようになり、リブランディングのために赤や黄色の鮮やかな色使いと、すっきりとしたタイポグラフィといった現代的なロゴの特徴をデザインに取り入れました。このようなデザインスタイルの変更により、幅広い年齢層の人たちに受け入れられるようになったのです。


1998 年には、文字の引き締めや色の飽和を行うことで、ロゴを若干刷新。丸みを帯びたレゴの文字は、製品の構造と関連しており、遊び心あるシンプルさを想起させます。20 世紀を代表する玩具と言われるのも納得です。


ロゴデザインにまつわる秘話:

レゴの名前は、デンマーク語で「よく遊ぶ」を意味する「leg godt」の略語に由来しています。



レゴのロゴ


12. National Geographic (ナショナル・ジオグラフィック)


優れたロゴデザインとは、見た目が美しいだけでなく、人々がそのロゴをみた際にブランドとすぐに関連付けられるデザインであるはずです。ナショナル ジオグラフィックの場合、そのロゴマークを見れば、すぐにブランド名を思い浮かべることができます。世界的に有名なデザイン事務所 Chermayeff & Geismar によってデザインされたこのロゴは、鮮やかな黄色の長方形ボックスと、ブランド名を示す 2 段の大文字のワードマークが特徴です。


雑誌としてのアイデンティティを確立したナショナルジオグラフィック。ロゴの黄色い長方形は、雑誌を象徴し、また各号に掲載されている見事な写真の数々にも通じるものがあります。


ロゴデザインにまつわる秘話:

長方形に使用された黄色は太陽を表していると言われています。太陽は世界中どこでも輝いていて、同社のグローバルな展開も同じである、という意味が込められています。



ナショナルジオグラフィックのロゴ


13. Audi(アウディ)


ドイツの自動車メーカーアウディのロゴマークは、 4 つの輪が連なって出来ています。それぞれの輪は、4 つの自動車メーカー(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァン​ダラー)が合併して設立したアウトウニオンを表しています。


ロゴに最適なフォントを決めるときによくあることですが、アウディの場合は、オーダーメイドのタイポグラフィを採用。ブランドのためにデザインされたフォント「 Audi sans 」 は、1997 年に 「 Audi type 」 に更新され、今日までアウディのマーケティング資料に使用されているフォントと同じものです。


ロゴデザインにまつわる秘話:

オリンピックの輪に似ていることから、アウディは1995 年に国際オリンピック委員会から国際商標裁判所に訴えられた過去があります。敗訴したのはなんとオリンピック側という逸話があります。



アウディのロゴ


14. Facebook(フェイスブック)


比較的新しい企業であるフェイスブックのロゴマークは、2005 年にマイク・バザード氏が初めてデザインして以来、大きな変更は加えられていません。1 日に約 20 億人もの利用ユーザーを有する巨大企業となれば、大胆なロゴ変更の必要性はないのかもしれません。


ロゴのシンプルさは、小文字のフォントで表現されています。これは、「くつろいで、友人や家族とつながり、楽しむ」というブランドの意図が表れています。青と白のクラシカルな色調での統一は、美学的にもとても素晴らしく、一方、色彩心理学では、青は楽観的なイメージがあり、ハイテク企業によく見られる色となっています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

アメリカを代表する雑誌ザ・ニューヨーカー誌は、フェイスブックのロゴの青と白の配色は、色覚異常の症状を持つマーク・ザッカーバーグ氏にも容易に認識できる青色を採用したのだと主張しています。



Facebookのロゴ

15. Guinness(ギネス)


ギネスのロゴは、世界有数の酒類企業として目を見張るものがあります。特徴的なハープのエンブレムは、14 世紀にアイルランドで使われていた「オニール」と呼ばれるハープをモチーフにしています。


このロゴには、ワードマークの Guinness と、創業者であるアーサー・ギネス氏のサインが添えられており、伝統的なビールの美味しさを称えています。2016 年の最新のロゴデザインでも、この手書きのロゴは 19 世紀の技術を再現し、ブランドの長い歴史そのものを受け継いでいます。


ロゴデザインにまつわる秘話:

ギネスの有名ロゴに見られるハープは、アイルランド共和国の国章でもあります。ギネス社が先にこのシンボルを商標登録したため、アイルランド政府は政府公式の国章に使用するハープを逆向きにしなければならなかったという逸話があります。



ギネスのロゴ


16. Starbucks(スターバックス)


1971 年に誕生したスターバックスのオリジナルロゴは、2 つの尾を持つ人魚「サイレン」を手書きで描いたものでした。16 世紀の北欧の版画をもとに、ポートランドにあるコーヒーチェーンの旗艦店の海の雰囲気を表現するために選ばれました。


1987 年、このロゴを一新するためにテリー・ヘックラー氏を起用。彼女は、古代の水の生き物を女神に変え、茶色からケリーグリーンへと色を変更し、ロゴにシャープな印象を与えました。2011 年、スターバックスは自分たちのブランドがあまりにも広く認知されていることを再認識し、リブランディングの一環として、既存のロゴからロゴを囲う円、ブランド名、星を削り、顧客を惹きつける人魚「サイレン」を残すことにしました。


ロゴデザインにまつわる秘話:

2011 年のロゴリニューアルでは、「サイレン」の鼻を少し変えて、顔をアシンメトリーにしています。これは、デザインを担当した Lippincott 社が、サイレンの顔をより "人間らしい "ものにするために行ったものです。


スターバックスにロゴ


17. Cirque du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)


カナダのエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユのロゴは、1984 年に制作されました。当時は、複数の色やレイヤーを使った、手の込んだ絵のようなロゴデザインでした。しかし、多くの企業ロゴ同様に、シルク・ドゥ・ソレイユのロゴも年々モダンなデザインに改良されてきました。


1991 年、最初の新デザインとしてシャープなデザインが採用されました。このデザインは、その後 20 年近くにわたってシルク・ドゥ・ソレイユのシンボルとなっています。シンプルなデザインは当時のロゴデザインのトレンドであっただけでなく、時代の変化に対応して、さまざまなサイズやフォーマットでロゴを複製することができました。


そして 2017 年、さらに洗練されたロゴを発表。ディテールを減らし、光沢のあるゴールドカラーを使用しています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

最初のカラフルな太陽のロゴと社名は、創業者のギー・ラリベルテ氏が初めてハワイの夕日を目にした瞬間にインスピレーションを受けたものと言われています。


シルク・ドゥ・ソレイユのロゴ


18. The Bronx Zoo(ブロンクス動物園)


米国マンハッタン北部にあるブロンクス動物園は、1899 年に開園して以来、ニューヨークのランドマークとなっています。広さ 250 エーカー(東京ドーム約 23 個分)の園内には 4,000 頭以上の動物が飼育されており、世界最大の動物園の 1 つとして知られています。


ブロンクス動物園のロゴは、ブラウンカラーで描かれた 2 頭のキリンと空を飛ぶ鳥がシンボルとなり、オレンジ色のセリフ体で動物園の名前が綴られています。この温かみのある配色は、自然やアウトドアを連想させます。


ロゴデザインにまつわる秘話:

よく見ると、このロゴデザインはマンハッタンにも関係があります。余白スペースを上手に利用して、マンハッタンの有名なスカイラインを表現しています。


ブロンクス動物園のロゴ


19. Apple(アップル)


アップルのロゴは、本にもなるほど有名です。今でこそ革新と知識の代名詞となっていますが、デザイナーのロブ・ジャノフ氏が当初このデザインで大切にしていたのは、シンプルさでした。それはスティーブ・ジョブズ氏が会社を設立したときのモットーでもあります。1981 年の記者会見で、ジョブズ氏がアップルという社名を選んだ理由を聞かれて、「創造の果実、アップル。シンプルさは究極の洗練だ」と答えいます。


最初のロゴがあまりにも時代に乗り遅れていため、ジョブズは 1 年後にジャノフ氏を招き、ブランドデザインの一新を託しました。ジャノフ氏は、何週間もボウルに入ったリンゴを前にして、イメージを最もシンプルな形に落とし込もうと試みます。その結果、カラフルなかじりかけのリンゴのデザインを発表し、大成功を収めました。現在、このロゴは無色透明でなめらかなフラット形状をしており、世界で最も有名なロゴのひとつとなっています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

現在のアップルロゴは、ジャノフ氏がアップル社のために提案した唯一のデザインでした。当時のアップル社は小さなスタートアップだったので、複数のロゴデザイン案を発注する時間もお金もありませんでした。以後、ジャノフ氏は「ロゴデザインのヒントとしては他の人に勧められない」と話していますが、彼の直感が好結果を生んだと言えるでしょう。


アップルのロゴ


20. Ford(フォード)


ヘンリー・フォード氏の友人であり、チーフデザイナーであったチルド・ハロルド・ウィルズ氏が制作した当初のロゴ以来、フォード社のロゴは劇的な変化を遂げてきました。1903 年に発表されたフォードのロゴは、白と黒の装飾的なデザインでスタートしています。


現在のフォードのロゴは、1912 年に発表された自動車メーカーのシンボルマークを現代風にアレンジしたものです。青い楕円形のデザインは 1970 年代に変更され、立体的な陰影を加えています。


ロゴデザインにまつわる秘話:

有名なロゴデザイナーであるポール・ランド氏は、1960 年代にこのロゴをデザインしました。しかし、彼を起用したヘンリー・フォード 2 世は、「アメリカンブランドとしては現代的すぎる」と却下した経緯があるようです。



フォードのロゴ


いかがでしたでしょうか。日々何気なく目にしている有名企業のロゴには、たくさんの思い、ブランドストーリー、歴史が詰め込まれていることがわかります。みなさんもご自身のビジネスのロゴを作成する際に、ぜひ参考にしてみてください。




ライター: Wix Team





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