2018年6月20日10 分

ホームページ作成から公開まで:公開前に確認したい 20 のポイント

最終更新: 2022年8月16日

この記事は 2018 年 6 月 20 日に公開、2022 年 8 月 16 日に更新しています。

ホームページの作成と公開することは、一見同じように見えて実は異なる作業です。ホームページ作成ツールを選択して、満足するデザインを施し、そして魅力的なコンテンツを用いてサイト作成したらそれで終わりではありません。ホームページ公開に必要な、やるべきことを見落としている可能性があります。

丁寧に確認したつもりでも、ホームページを公開した後に初めてミスに気が付くことがあるかもしれません。しかし、ホームページ作成で起こりやすい失敗は、事前に準備をすることで避けることができます。


 
この記事では、公開前にチェックする必要がある 20のポイントをまとめて解説します。公開前のチェックリストとして、一つ一つ確認しながらホームページを準備しましょう。この記事を利用して、質の高いホームページを完成に役立てましょう。

この記事を読む前に、ホームページの作り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみましょう。

ホームページ作成から公開までの流れ : 公開前チェックリスト

  1. 適切なカラーパレットを選ぶ

  2. サイトイメージに合ったフォントを選ぶ

  3. 連絡先やお問い合わせ方法を表示

  4. ファビコンを設定する

  5. SNS アカウントをホームページに追加

  6. 著作権情報の更新

  7. テキストコンテンツの見直し

  8. お問い合わせフォームを確認

  9. CTA ボタンを適切な箇所へ設置

  10. 画像を最適化

  11. 動画を活用

  12. ホームぺージのレイアウトを確認

  13. ロゴにリンクを貼る

  14. リンク先を確認

  15. キーワードリサーチ

  16. 画像へ代替テキストを追加する

  17. ドメイン名の選択

  18. サイトの SEO 設定を見直す

  19. モバイル最適化

  20. クイックアクションバーの追加

01. 適切なカラーパレットを選ぶ

ホームページにとって、デザインは第一印象を決める重要な要素です。色彩やロゴマークなどの色合いがうまくマッチしていない場合は、カラーパレットを適用する前に全てのバリエーションを試すようにしましょう。
 
色彩は心理にも影響するので、あなたのロゴやブランドイメージに適切な色彩を見つけることが大切です。カラーパレットについての詳細はこちらの記事をご覧下さい。

Webデザインのインスピレーションが欲しい時は、Wixで作成されたホームページ事例を参考にしてみましょう。

02. サイトイメージに合ったフォントを選ぶ

サイト訪問者が読みやすいよう、サイト上のテキストコンテンツに適切なフォントを選びましょう。見る人にとって視覚的に見やすいのであれば、ゴシック体でモダン調にしたり、明朝体で古典調にしたりと、あなた次第です。
 
フォントは書かれた言葉以上に多くのことを表現するので、あなたのブランドイメージに最適なトーンとスタイルにすることを心がけましょう。
 

03. 連絡先やお問い合わせ方法を表示

ビジネスチャンスを逃さないように、フッターへ電話番号、住所、お問合せフォーム、SNS アカウントなどあなたの連絡先情報を追加しましょう。シンプルにするか凝ったスタイルにするかはあなた次第です。

04. ファビコンを設定する

ファビコンとは、ブラウザタブの隣に表示される小さなアイコンです。例えばGoogle 検索ページのブラウザタブに表示されるカラフルな色合いの「G」はファビコンに当たります。ファビコンは簡単にアップロードでき、サイト訪問者がサイトを開いたとき、ブラウザタブにアイコンが表示されるので、あなたの「ブランド」を認識してもらうための絶好のツールとなります。

05. SNS アカウントをホームページに追加

できる限り多くの顧客と関係を築きたいと思うのは当然です。そのためには、あなたが発信する最新情報をあなたのファンがフォローできるように、ソーシャルメディアアカウントを追加しましょう。
 

06. 著作権情報の更新

ホームページの下部に記載される著作権。日付がすぎている著作権は印象が良くないので、日付が更新されていることを確認しましょう。

07. テキストコンテンツの見直し

テキストコンテンツの見直しは、2 度 3 度と確認することが大事です。ブログコンテンツを含むホームページ上の全てのコンテンツを再度見直してみましょう。この作業はホームページ公開に向けた基本的な確認です。

あなたのサイト上で誤字脱字や誤った表現があれば、あなたのビジネスに対してのプロとしての認識が下がってしまう可能性があります。このようなことにならないためにも、プロ意識を持ち、文章のクオリティーにも焦点を当てる必要があります。文章校正ツールの活用や、友人・同僚に一読してもらうことも良い方法でしょう。そして、ダミーテキスト (ロレム・イプサム) は削除し、パーソナライズ化したテキストに置き換えることを忘れないようにしましょう。

08. お問い合わせフォームを確認

あなたのホームページに設置したお問合せフォーム、購読者フォーム、カスタムフォームなど、正常に機能しているか気になるところです。あなたのメールアドレスの登録漏れがありサイト訪問者があなたに連絡できなくなるのは非常に残念なことです。そうならないように、サイトに配置した各フォームの接続先が正しいか確認しましょう。


 
また、Wix でサイト作成している方は、自動応答の設定が可能な「お礼メール」機能が備わっており、サイト訪問者からフォームを受信すると同時にメッセージを送付できます。サイト訪問者を惹きつけるためにも、この機能を上手く活用しましょう。

09. CTA ボタンを適切な箇所へ設置

サイトを運営する目的は明確でしょうか? どんな種類のサイトでも、必ず達成すべき目標を定めてから、ホームページを運営する必要があります。また、設定した目的を達成するためには、サイトで行うべき行動がサイト訪問者にわかりやすくデザインされていることが重要です。「こちらをクリック」のように、サイト訪問者へスムーズな誘導を促す CTA ボタンを設置しましょう。

サイト訪問者の行動をあなたの期待する箇所へと誘導するために CTA ボタンを設置しますが、宣伝が強調されすぎていたり、過剰に設置していたりといったことがないように気を付けましょう。効果的な CTA 設置方法に関してはこちらをご覧下さい。

10. 画像を最適化

写真はサイズが重要です。画像サイズと画質に影響するので、写真が最適な画像ファイル形式であることを確認しましょう。
 
サイズの大きな写真のアップロードは、あなたのストレージ容量が減るだけでなく、サイト訪問者にとってアップロード時間がかかってしまいます。それを避けるためにも、画像は適切なサイズへ変更するようにしましょう。

解像度の調節やシャープ補正、レスポンシブデザインに対応した Wix プロギャラリー(Wix アプリ)で、お好みのギャラリーが作成できます。あなたの素敵な画像ギャラリーを作ってみませんか?

11. 動画を活用

動画は視聴者の関心を引くことができます。 YouTube や Vimeo から動画リンクをサイトへ埋め込む場合、オリジナルの動画が現在も視聴可能か確認してからにしましょう。Wix では、YouTube チャンネルをサイトへ同期することができる Wix ビデオ(Wix アプリ)を提供しています。

12. ホームぺージのレイアウトを確認

ホームページ作成をする上で、閲覧しやすいサイト構成を決めるまでにある程度の時間がかかったことでしょう。あなたが作成したサイトがサイト訪問者にとってナビゲートしやすいかどうかを自分の目で判断することは難しいかもしれません。そこで、友人や家族からフィードバックをもらいましょう。あなたのホームページに不足している点や気づいた点をフィードバックしてもらうことで、サイトのユーザビリティ向上に繋がります。

Wix なら、豊富なテンプレートから、ホームーページの目的に合った理想のレイアウトを見つけることができます。また直感的にカスタマイズできるので、効率的にレイアウトを試しながらウェブサイトを作成できます。Wix でホームページを作成する手順はこちらの記事で詳しく解説しています。

13. ロゴにリンクを貼る

サイト訪問者は、サイト上のロゴをクリックすると「ホーム」のページに戻ることを期待しています。スムーズな閲覧を提供できるよう、ロゴにはホームページのリンクを張りましょう。

14. リンク先を確認

サイト訪問者が、あなたのホームページ上にあるリンクをクリックし、期待していたページと全く異なる場合、サイトから離脱してしまうことが考えられます。サイト上のアンカーテキスト、メニュー、ブログ記事内などリンク先が正しく設定されているか再度確認してみましょう。

15. キーワードリサーチ

Web サイト上のコンテンツを確認作業の際に、SEO キーワードをコンテンツ内に配置しましょう。キーワード設定は、検索エンジンがあなたのサイトの検索表示順位を決定する上で、判断要素になると言われています。不自然でない自然な形でキーワードを配置しましょう。そして、あなたのサイトがどのようなサイトなのか検索ボットが認識しやすいように、コンテンツに階層を作るためヘディングタグの確認も行います。

16. 画像へ代替テキストを追加する

画像の内容を説明する短い説明文章「代替テキスト」を画像に追加することも SEO 対策の手法の1つです。代替テキストに関しての記事を併せてご覧ください。

17. ドメイン名の選択

ビジネスを目的としたWebサイトの場合、独自ドメインの取得をお勧めします。最適なドメイン名は、シンプルかつビジネス名を含めたドメインが好ましいです。ドメイン名に関しての詳しい詳細はこちらの記事をご覧ください。

18. サイトの SEO 設定を見直す

検索エンジンの検索結果に関わるもう 1 つ SEO 対策として、SEO ページ設定を行います。Web サイトの全てのページにメタディスクリプションやページタイトルを設定しましょう。そうすることで、検索エンジンがあなたのサイトをインデックスしやすくなり、検索結果順位の向上につながります。

Wix では、いくつかの簡単な質問に回答するだけで、あなたのサイトに適した SEO 対策プランを作成してくれる Wix SEO Wiz を用意しています。

19. モバイル最適化

モバイルデバイスからホームページへのアクセス数が増えている中、あなたのホームページをモバイル最適化にすることは今や欠かせません。ホームページをモバイルフレンドリーにする最大の目的は、ユーザーにとっての読みやすさと使いやすさのためです。Wix モバイルエディタを利用すれば、あなたのデスクトップ版サイトをモバイル版サイト用に適切な表示設定にでき、サイト訪問者に優れたユーザーエクスペリエンスを提供できます。
 
また、Google はモバイルファーストインデックスの展開を本格的に開始し、モバイル版サイトを優先にインデックスするという点に目を向けると、モバイル最適化は無視できないでしょう。

20. クイックアクションバーの追加

Web サイトをパソコンで閲覧するときと、スマートフォンで閲覧するときとでは表示のされ方が異なる場合があります。サイト訪問者が優先するであろう箇所へ迅速にアクセスができるよう、クイックアクションバーでスムーズなナビゲーションを提供しましょう。

まとめ

ホームページ公開に向けて準備はできましたか?ホームページは公開したら、それで終わりではありません。常に改善・改良を続け、成長させていく必要があります。ホームページを長く運営していると、デザインが古くなったり、機能を追加する必要性が出てきます。そんなときに、デザインを簡単に変更でき、効率的にサイトリニューアルが可能な Wix のホームページ作成プラットフォームなら安心です。デザインのカスタマイズ性能に優れ、直感的に操作が可能なホームページエディタを、ぜひ体験してみましょう。

いますぐ Wix のホームページ作成プラットフォームを試す >>

編集者:Miyuki Shimose

ブログ コンテンツマネージャー