WHOIS検索とは?使い方とドメイン所有者の確認方法
- Miyuki Shimose

- 6 日前
- 読了時間: 8分

インターネット上で気になるホームページを見つけたとき、「このサイトは誰が運営しているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか。あるいは、自分のホームページを作成するためにドメインの取得を検討している際、希望するドメインがすでに使われているか確認したい場面もあるでしょう。
そんなときに役立つのが「WHOIS(フーイズ)検索」です。これは、インターネット上の住所であるドメイン名とその所有者情報を結びつける重要なデータベースです。
2024 年の第 1 四半期時点で、世界のドメイン登録総数は 3 億 6,240 万件に達しており(Verisign, 2024)、適切なドメイン管理と情報の透明性はかつてないほど重要になっています。
この記事の概要
この記事では、「WHOIS」の仕組みから具体的な検索方法、そして知っておくべきドメイン管理のポイントまでわかりやすく解説します。
また、個人情報保護の観点から必須となる「公開代行」の利用や、ドメイン管理者が行うべき情報更新の義務についても触れます。これからサイト運営を始める方が、安全かつ適切にドメインを管理するための実用的なガイドです。
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WHOIS とは
WHOIS とは、IP アドレスやドメイン名の登録者など、そのネットワーク資源の割り当てに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるように提供するプロトコル(通信規約)、およびそのデータベースのことです。
インターネットの基盤を支える非営利団体 ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は、ドメイン登録者に対し、正確な連絡先情報を WHOIS データベースに登録し、維持することを義務付けています。これは、インターネットの透明性と安定性を保つための基本的なルールです。
具体的に WHOIS で確認できる主な情報は以下の通りです。
登録ドメイン名
レジストラ名(ドメイン登録業者)
登録年月日と有効期限
ネームサーバー情報(そのドメインがどのサーバーを参照しているか)
登録者の連絡先(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど)
Wix ドメインなら、ドメインの取得から接続までまるごとサポートします。あなたが独自ドメインを取得する際、これらの複雑な登録手続きは Wix がバックグラウンドで処理するため、専門的な知識がなくても安心して手続きを進められます。
なぜ WHOIS は重要なのか
WHOIS が重要である理由は、インターネットの安全性と信頼性を維持するための「身分証明書」のような役割を果たしているからです。
主な理由は以下の 3 点です。
技術的なトラブル解決:ネットワーク管理者同士が、スパムメールの送信元調査やサーバーダウンなどの技術的な問題が発生した際に、担当者に連絡を取るために使用されます。
権利侵害への対応:商標権の侵害や偽サイト(フィッシングサイト)などが発見された場合、法的措置や警告を行うための連絡先として機能します。
商取引の信頼性確認:ネットショップなどを利用する際、そのサイトの実在性や運営元を確認する手段の一つとなります。
FBI のインターネット犯罪苦情センター(IC3)の 2023 年報告書によると、フィッシング詐欺を含むサイバー犯罪の被害報告は年間 88 万件を超えており、サイト運営者の透明性を確保することは利用者保護の観点からも極めて重要です(FBI, 2024)。
WHOIS 検索の使い方
ここでは、実際にドメイン情報を検索する手順を解説します。ビジネスオーナーやクリエイターのあなたが、競合調査やドメイン取得のために活用できる具体的なステップです。
1. 検索ツールの選定
検索したいドメインの種類によって、最適なツールが異なります。
一般的なドメイン(.com など):ICANN 公式の「ICANN Lookup」を使用します。
日本のドメイン(.jp など):日本レジストリサービス(JPRS)が提供する「JPRS WHOIS」を使用します。
取得可能なドメインを探す場合:Wix のような Web サイト作成サービスのドメイン検索機能が便利です。Wix なら空きドメイン確認から取得まですぐに完了します。
2. ドメイン名の入力
選定したツールの検索窓に、調べたいドメイン名(例:wix.com)を入力し、検索ボタンをクリックします。
3. 情報の確認
検索結果が表示されます。「Registrant Name(登録者名)」や「Registrar(登録業者)」、「Created Date(登録日)」などを確認してください。
検索結果に個人の名前ではなく『Privacy Service』や『Proxy』といった記載がある場合、そのドメイン所有者はプライバシー保護サービスを利用しています。これは現代の Web 運営において一般的なセキュリティ対策です。
WHOIS 情報に関する注意点
WHOIS 情報を取り扱う際には、プライバシーに関する重大な注意点があります。
個人情報の公開リスク:原則として、登録情報はインターネット上で誰でも閲覧可能です。自宅住所や個人の電話番号を登録してしまうと、世界中に公開されることになります。
スパムや営業電話の標的:公開されたメールアドレスや電話番号は、悪質な業者によって収集され、スパムメールや営業電話のリストに使われるリスクがあります。パロアルトネットワークスの調査によると、2023 年には毎日平均 22 万件以上の悪意あるドメインが新たに登録されており、攻撃者は公開情報を常に監視しています(Palo Alto Networks, 2024)。
Wix ドメインなら、更新・DNS 設定・セキュリティ対策まで一元管理が可能です。特に、次に解説するプライバシー保護に関しては、Wix を利用することでスムーズに対策できます。
ドメイン管理者がやるべきこと 2 つ
あなたがホームページを持ち、ドメイン管理者となる場合、必ず行うべき 2 つのアクションがあります。
1. 登録情報の正確性を保つ
ICANN の規定により、ドメイン登録者は常に最新かつ正確な情報を登録しておく義務があります。住所変更やメールアドレスの変更があった場合は、速やかにレジストラ(登録業者)を通じて情報を更新してください。情報が不正確だと判断された場合、最悪のケースではドメインが利用停止になる可能性があります(ICANN, 2024)。
2. 代理公開(Whois 代行)を利用する
個人情報保護の観点から「代理公開(プライバシープロテクション)」の利用を強く推奨します。これは、WHOIS 上に表示される情報を、あなたの個人情報ではなく、ドメイン管理会社(Wix など)の情報に置き換えるサービスです。
Wix ならすばやく簡単にドメイン取得完了。さらに、Wix でドメインを取得する場合、このプライバシー保護オプションを選択することで、あなたの個人情報を守りながら安全にサイト運営を行えます。
WHOIS に関するよくある質問
WHOIS 検索は無料で利用できますか?
はい、基本的に無料で利用できます。ICANN や JPRS などの公式サイト、または Wix などのレジストラが提供する検索ツールを通じて、誰でも回数制限なく(一部大量検索への制限あり)利用可能です。
自分の住所や電話番号を公開したくありません。どうすればよいですか?
ドメイン取得時に「プライバシー保護(Whois 情報公開代行)」サービスを利用してください。これにより、WHOIS 上にはドメイン管理会社の情報が表示され、あなたの個人情報は非公開になります。
WHOIS 情報が古いまま放置するとどうなりますか?
登録情報の正確性は ICANN のポリシーで義務付けられています。古い情報のまま放置すると、ドメインの所有権確認ができず、ドメインの利用停止や登録抹消などのペナルティを受ける可能性があります。
登録者情報と管理者情報の違いは何ですか?
「登録者(Registrant)」はドメインの保有権利を持つ主体です。「管理者(Admin)」は登録者に代わってドメイン管理を行う担当者です。個人事業主の場合は、両方が同じになることが一般的です。
検索しても所有者の名前が出てこないのはなぜですか?
GDPR(EU 一般データ保護規則)の影響や、プライバシー保護サービスの利用により、多くのドメインで個人名が非表示(Redacted)になっています。これは正常な状態であり、プライバシーが守られている証拠でもあります。
まとめ
WHOIS は、インターネットの透明性を保つための重要な仕組みであり、ドメイン所有者にとっては責任を持って管理すべき情報です。
この記事の要点は以下の通りです。
WHOIS はドメイン所有者情報を確認できる公共データベースである
サイト運営者は情報を正確に保つ義務がある
個人情報保護のために「代理公開」の利用が必須である
Wix などの信頼できるサービスを利用すれば、管理と保護が容易になる
ドメイン管理は難しそうに見えますが、適切なツールを使えば決して複雑ではありません。Wix なら、大手企業レベルの無料レンタルサーバーが標準装備されています。ドメインの取得から、安全な管理、そして魅力的なホームページの作成まで、ワンストップで実現可能です。
この記事を書いた人

下瀬 美幸(Miyuki Shimose)
Wix 公式ブログ編集者/SEO エキスパート



