Wixのドメイン料金はいくら?更新料や無料特典、移管費用まで解説

ドメインの費用で差がつくのは、最初に払う金額よりも毎年かかる更新料です。Wixのドメイン料金は拡張子ごとに決まっていて、 ドメイン料金一覧 で初年度と更新時の金額を購入前に確認できます。対象の年額プレミアムプランを初めて購入すれば、 独自ドメイン を初年度無料で取得することもできます。
購入、更新、移管、オプションまで、Wixでドメインを持つときにかかるお金を項目ごとに整理しました。料金は見直されることがあるため、金額そのものではなく、何にいつ費用がかかるのかを確かめる方法を中心に紹介します。
この記事でわかること
初年度、2年目以降、移管でかかる費用の違い
無料ドメインクーポンを確実に使うための条件
長く使ったときの総額の見積もり方
Wixなら、ドメインの取得からビジネスメール、ホスティング、SSL証明書まで1か所で管理できます。ICANN手数料などの追加請求はなく、料金は購入前に確認できます。まずは 空きドメイン検索 で、希望のドメイン名が空いているか調べてみましょう。
Wixのドメイン料金の基本(要点まとめ)
Wixのドメイン料金は拡張子ごとに異なり、初年度と2年目以降の金額は料金一覧で事前に確認できます。年額以上のプレミアムプランを初めて購入すると、対象のドメインが1年間無料になります。2年目からは、拡張子ごとの更新料が毎年かかります。
費用の項目 | いつかかるか | ポイント |
|---|---|---|
ドメインの新規取得 | 購入時 | 拡張子ごとに年額が異なる |
2年目以降の更新 | 毎年(自動更新) | 初年度と金額が異なる場合がある |
無料ドメインクーポン | 年額以上のプランの初回購入時 | 対象ドメインの1年目が無料 |
ドメイン移管 | 移管時 | 1年分の登録料のみで移管手数料はなし |
WHOIS情報公開代行 | 追加したとき | 任意の有料オプションでクーポン対象外 |
SSL証明書 | ドメイン取得時 | 無料で付属 |
ビジネスメール | 契約したとき | Google Workspaceの別契約 |
ドメイン全般の価格帯を知りたい場合は、 ドメインの取得費用の相場 もあわせて確認しておくと比較しやすくなります。
Wixのドメイン料金が決まる仕組み
Wixのドメイン料金を左右するのは、主に拡張子の種類、名前の希少性、追加するオプションの3つです。公式のドメイン料金一覧には、拡張子ごとの年額とクーポン適用時の価格が並んで表示されます。購入する国の通貨や税制によって、表示される価格が変わる場合もあります。
拡張子(TLD)ごとに年額が決まっている
.com、.net、.orgなどの定番、.shopや.storeなどビジネス向けの拡張子、.jpのような国別ドメインでは料金帯が異なります。Wixヘルプセンターの 購入できるドメイン拡張子のリスト によると、Wixでは400種類以上の拡張子を取得できます。種類別の一覧は Wixで取得できるTLD一覧 、.comの条件は .comドメインの料金 で紹介しています。
どの拡張子を選ぶべきかについて、Wix ドメイン担当プロダクトリード兼ゼネラルマネージャーのInbal Gevaはこう語っています。
「習慣で.comを選ぶ人は多いのですが、なじみがあることと成果が出ることは別の話です。Wixのデータでは、事業内容がひと目で伝わる拡張子のほうが、よい結果につながる傾向があります。希望の.comがすでに登録されていても、業種に合った拡張子なら同じブランド名を取得できることがよくあります。ヨガスタジオなら.yoga、バーなら.bar、企業なら.coといった選び方もあります。」
初年度の料金と更新料は同じとは限らない
Wixの拡張子ごとの紹介ページでは、初年度の料金とは別に「〜で更新可能です」という形で更新料が表示されています。拡張子によっては、初年度より更新料のほうが高く設定されています。比較するときは初年度の安さだけでなく、2年目以降の更新料を基準にするのがポイントです。
短く人気のある名前はプレミアムドメインになることがある
短い単語や覚えやすい名前は、プレミアムドメインとして通常より高い価格が個別に設定される場合があります。更新料もプレミアムドメインの分類によって変わるため、購入前に更新時の金額まで確認しておくと安心です。
「価値を生まないドメインに払いすぎている企業もあります。名前が長すぎる、つづりが難しい、業務と関係がないといったドメインからは、問い合わせは生まれません。大切なのは、そのドメインが実際の依頼につながるかどうかです。そうでなければ、何分の1かの費用で買える標準的なドメインでも同じように役立つかもしれません。」(Justin Lovely、法律事務所 Lovely Law Firm Injury Lawyers 代表)
名前の価値は、価格の高さではなくビジネスへの効果で判断しましょう。
日本向けの.jpもWixで取得できる
日本の顧客を主な対象にするなら、.jpも選択肢になります。前述のヘルプセンターの拡張子リストには.jpが含まれており、無料ドメインクーポンの対象にもなっています。汎用JPドメイン(.jp)は、日本に住所があれば個人でも組織でも登録できます( JPRSの案内 より)。
.co.jpなどの属性型JPドメインについては、空きドメイン検索で希望の名前を入力し、取り扱いを確認してください。
プレミアムプランでドメインが初年度無料になる条件
Wixでドメイン費用を大きく抑えられるのが、無料ドメインクーポンです。条件はWixヘルプセンターの 無料ドメインクーポンについて で案内されています。使いそびれないよう、ポイントを3つに分けて確認しましょう。
クーポンがもらえるのは年額以上のプランを初めて購入したとき
クーポンは、一部の年額または複数年のプレミアムプラン、またはWix Studioプランを初めて購入したときに付与されます。月額プランの購入、プランの更新、既存プランのアップグレードでは付与されません。一方、月額から年額へ契約期間を変更した場合は付与の対象です。
クーポンの有効期限はプラン購入日から2か月
クーポンの有効期限は、プランを購入した日から2か月間です。期限はWixアカウントの「プレミアムクーポン」で確認できます。クーポンを使うときは支払い情報の入力が必要ですが、初年度の料金は請求されません。登録したカードは、2年目以降の更新に使われます。
無料になるのは初年度の登録料だけ
クーポンで無料になるのは、対象ドメインの1年目の登録料です。2年目からは、その拡張子の通常の更新料がかかります。プライベート登録(WHOIS情報公開代行)や登録期間の延長は対象外で、追加する場合は別料金です。プランより先にドメインだけを購入した場合、あとからクーポンをさかのぼって適用することもできません。
ケース | クーポン | 補足 |
|---|---|---|
年額プランを初めて購入 | 対象 | 一部の年額プランが対象 |
複数年プランを初めて購入 | 対象 | Wix Studioプランも含む |
月額プランを購入 | 対象外 | 年額へ変更すると付与 |
月額から年額へ変更 | 対象 | 契約期間の変更で付与 |
既存プランの更新やアップグレード | 対象外 | 初回購入時のみ付与 |
プラン購入前にドメインだけ購入 | 対象外 | さかのぼって適用できない |
無料プランでは独自ドメインを接続できないため、ドメインを使うにはプレミアムプランかWix Studioプランが必要です。具体的な手順は 独自ドメインを無料で取得する方法 、プランの違いは Wixプレミアムプラン で紹介しています。
対象のプレミアムプランに年額でアップグレードすると、初年度無料で使えるドメインクーポンが付いてきます。 プランと料金 を確認して、ドメインと同時に申し込みましょう。
2年目以降の更新料と支払いの仕組み
長く使うほど、ドメイン費用の中心は更新料になります。いつ、どのように支払いが発生するのかを知っておきましょう。
更新は自動で行われ、不要なら自動更新をオフにする
Wixで購入したドメインは、有効期限の30日前に自動で更新されます(Wixヘルプセンター ドメインの更新日を確認する)。支払いがうまくいかなかった場合でも、期限までに対応する時間を確保するための仕組みです。次回の支払い日は、Wixアカウントのプレミアム定期購入の画面で確認できます。ドメインが不要になった場合は、自動更新をオフにすると現在の期間の終了時に有効期限が切れます。
複数年まとめて更新すると1年あたりの負担を抑えやすい
拡張子によっては、複数年分をまとめて延長できます。たとえば.comは最大3年分を一度に延長でき、年数を追加するほど割引率が高くなると 公式の.comドメインのページ で案内されています。一方で、.aiのように2年以上の契約期間でしか購入できない拡張子もあります。
「当社はヨーロッパで実績を積んできた企業ですが、ここ数年でドメインの料金は上がってきました。契約期間を延ばしておく機会を逃し、一から更新し直すことになりました。」(Kacper Rafalski、Netguru デマンドジェネレーションチームリーダー)
更新の時期と期間を早めに決めておくと、予算を立てやすくなります。
更新を忘れると名前を失うリスクがある
登録カードの有効期限切れなどで更新できないと、ドメインは期限切れになり、サイトや独自ドメインのメールが使えなくなるおそれがあります。期限切れの状態が続くと、その名前をほかの人が取得できるようになる場合もあります。カード情報を最新に保ち、乗っ取りや不正移管への備えは ドメインプロテクション で確認しておきましょう。
ドメインを長く使い続ける意味について、Wix ドメイン担当プロダクトマーケティングマネージャーのOfir Gviliはこう語っています。
「あとからドメインを変えるのは費用もかかり、混乱のもとにもなります。だからこそ、最初にじっくり選ぶ価値があります。よく考えて選んだ名前は、ブランドの成長に合わせて一貫した印象を保ってくれます。」
移管やプライバシー、メールなど追加でかかる費用
ドメイン本体のほかにかかる可能性がある費用を、項目ごとにまとめます。
他社からWixへのドメイン移管
他社のドメイン取得サービスからWixへドメインを移す場合は、最低1年分の登録を購入します。Wixは移管の手数料を請求せず、現在の登録期間の残りはそのまま引き継がれます(Wixヘルプセンター Wixにドメインを移管する際にかかる費用)。無料ドメインクーポンを持っていれば、移管時にも自動で適用されます。
手続きは ドメイン移管 のページから進められます。一般的な費用の目安は ドメイン移管費用の相場 で紹介しています。
WHOIS情報公開代行(プライベート登録)
ドメインを登録すると、所有者の氏名や住所、連絡先がWHOISと呼ばれる公開データベースに登録されます。 WHOIS情報公開代行 を追加すると、これらの個人情報を公開せずに済みます。任意の有料オプションで、無料ドメインクーポンには含まれません。
SSL証明書とドメインのセキュリティ
Wixで取得したドメインには、無料のSSL証明書が付属します。第三者による不正な移管を防ぐドメインロックも標準で備わっています。DNSSEC(DNSの応答が改ざんされていないことを確かめる仕組み)にも対応しており、ドメインの安全性を高められます。Wix ドメインなら、DNS設定からセキュリティ対策まで一元管理が可能です。
独自ドメインのビジネスメール
自社のドメイン名を使ったメールアドレスは、Google Workspaceのメールボックスを別途契約して利用します。Wixの 独自ドメインメール のページから申し込めます。
知っておきたいポイントとして、独自ドメインのメールアドレスを使うと、顧客や取引先から見たビジネスの信頼感がはっきりと変わります。メールアドレスは初日からお問い合わせフォームやあらゆる連絡に使われるため、サイトの後ではなく、サイトと同時に設定しておくのがおすすめです。ドメインとメールの関係は 独自ドメインのメールアドレス でくわしく紹介しています。
購入後のキャンセルと返金
ドメインの購入は、プレミアムプランとは扱いが異なります。 Wixドメインの返金ポリシー によると、ドメインは返金の対象外で、14日間の全額返金保証もありません。不要になった場合は自動更新をオフにすれば、次回以降の更新を止められます。支払いの前に、つづりや拡張子に誤りがないかを確認しましょう。
オプション | 料金 | Wixで手続きできるか |
|---|---|---|
ドメイン移管 | 1年分の登録料(移管手数料なし) | できる |
WHOIS情報公開代行 | 有料オプション | できる |
SSL証明書 | 無料 | 自動で付属 |
ドメインロック | 標準搭載 | 設定済み |
ビジネスメール | 別途契約 | できる |
Wixでドメインを持つときの総額を見積もる方法
ドメイン料金は見直されることがあるため、金額を覚えるより、見積もりの手順を押さえておくほうが確実です。次の5つの手順で計算しましょう。
ドメイン料金一覧で、使いたい拡張子の初年度料金と更新料を確認する
プランと同時に購入する場合は、無料ドメインクーポンで1年目を無料にする
2年目以降は更新料に年数をかけて計算する
WHOIS情報公開代行やビジネスメールなど、使うオプションの料金を足す
複数年まとめて登録すると割安になるかを比べる
この手順を表にすると、3年間の総額がひと目でわかります。
項目 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
|---|---|---|---|
ドメイン登録と更新 | 無料(クーポン適用時) | 料金一覧の更新料 | 料金一覧の更新料 |
WHOIS情報公開代行 | 利用する場合のみ | 利用する場合のみ | 利用する場合のみ |
ビジネスメール | 利用する場合のみ | 利用する場合のみ | 利用する場合のみ |
合計 | 上の3項目の合計 | 上の3項目の合計 | 上の3項目の合計 |
サイトのプラン料金は、ドメインとは別にかかります。サイト全体の維持費は ホームページ管理費の相場 も参考にしながら見積もりましょう。
実践のヒントとして、希望するドメイン名が空いているなら、サイトの公開準備が整っていなくても早めに登録しておきましょう。ドメインの空き状況はすぐに変わることがあります。登録費用は、名刺や案内で使ってきた名前を失ったときの影響に比べればわずかです。
Wixでドメインを購入するメリット
ドメインとサイトを同じ場所で管理できることが、Wixでドメインを購入する大きな利点です。
400種類以上の拡張子から選べる
購入したドメインはサイトに自動で接続され、DNSの設定が不要
無料ホスティング付きで、サーバー代が別途かからない
無料のSSL証明書とドメインロックを標準搭載
ICANN手数料などの追加請求がなく、料金を事前に確認できる
ドメイン、サイト、ビジネスメールを1つの管理画面で管理できる
WixはICANNの認定を受けたドメインレジストラとして、.comと.netを直接扱っています。仕組みについては Wixのドメインレジストラとしての役割 で紹介しています。
よくある質問
Wixの無料ドメインは1年後どうなる?
2年目からは、その拡張子の通常の更新料で自動更新されます。更新料は拡張子やプレミアムドメインかどうかによって変わります。更新しない場合は、Wixアカウントで自動更新をオフにしてください。
Wixで.jpドメインは取得できる?
取得できます。.jpはWixで購入できる拡張子に含まれ、無料ドメインクーポンの対象です。汎用JPドメインの登録には日本国内の住所が必要です。.co.jpなどの属性型JPドメインは、空きドメイン検索で取り扱いを確認してください。
無料プランでも独自ドメインは使える?
使えません。独自ドメインをサイトに接続するには、プレミアムプランまたはWix Studioプランへのアップグレードが必要です。
購入したドメインのキャンセルと返金
ドメインの購入は返金の対象外で、14日間の全額返金保証もありません。今後使わない場合は自動更新をオフにすると、現在の期間の終了時に契約が終わります。
他社で取得したドメインをWixに移すときの費用
最低1年分の登録料がかかりますが、Wixの移管手数料はありません。残っていた登録期間は引き継がれ、購入した期間が上乗せされます。
ドメインクーポンにWHOIS情報公開代行は含まれる?
含まれません。WHOIS情報公開代行(プライベート登録)は、追加料金で申し込む有料オプションです。
まとめ 更新料まで確認してドメインを選ぶのがポイント
Wixのドメイン料金は、1年目と2年目以降で考え方が変わります。対象の年額プレミアムプランを初めて購入すれば、1年目はクーポンで無料にできます。長く使うときの本当のコストは更新料と追加オプションで、移管手数料やICANN手数料などの追加請求はありません。
拡張子ごとの初年度料金と更新料を見比べて、あなたのビジネスに合うドメインを選びましょう。



