11月6日13 分

オンライン決済とは?種類や決済方法を詳しく解説

最終更新: 3日前

まずはじめに:ネットショップを作成 →|ドメインを取得 →

ネットショップで買い物をしようとしたときに、支払いがうまくいかないと困りますよね?EC ビジネスにおいては、ユーザーがいかに「簡単に」そして「安全に」支払いを行えるかどうかが重要なポイントとなります。 

取引が安全に実行されていることはもちろん、サイトが複数の決済方法に対応していることが確認できればさらに安心ですよね。このガイドでは、これからネットショップを作成する方に向けて、オンライン決済の基礎と、Wix サイトで安全で便利なオンライン決済を設定する方法を解説します。

目次 

オンライン決済(Web 決済)とは?

一般的なオンライン決済方法8選

オンライン決済が現代のビジネスに欠かせない理由と、その 8 つのメリット 

Wix でオンライン決済を受け付ける方法 

 01. 適切なオンライン決済ゲートウェイを探す

 02. Wix でオンライン決済をセットアップする

 03. 対面決済を受け付ける

 04.決済を管理する

まとめ

オンライン決済についてよくある質問

オンラインビジネスを行うための安全なプラットフォームを探している方は、ぜひ Wix でネットショップ作成をお試しください。

オンライン決済(Web 決済)とは?

オンライン決済とは、インターネットを通じて商品やサービスの代金を支払う方法です。現金やカードリーダーを使わず、パソコンやスマートフォンから簡単に取引が完了します。EC サイトやデジタル商品、サブスクリプションサービスなどで幅広く利用されています。

一般的なオンライン決済方法8選

オンライン決済は便利なだけでなく、安全で効率的な支払方法です。顧客が選択できるオンライン決済には、以下のようにさまざまな方法があります。

1. クレジットカード:クレジットカードはもっとも浸透しているオンライン決済方法のひとつです。顧客は、与信限度額内で商品などを購入することができます。クレジットカードを使用した取引は決済が不正利用されないよう保護されているため、事業者とカード所有者の両者が保護されることになります。 

2. デビットカード:デビットカードは顧客の銀行口座と紐づいており、引き出し可能な残高を使用して直接商品やサービスを購入することができます。デビットカードの取引は即時決済のため、クレジットカードよりも不正利用のリスクは低くなります。

3. 電子ウォレット(Eウォレット):PayPal、Venmo、Google Pay、Apple Pay などの E ウォレットは、資金の保管と移動を行うためのセキュアなプラットフォームです。E ウォレットを銀行口座やクレジットカードと紐づけて、オンライン決済に使用することができます。

4. モバイル決済:Google Pay や Apple Pay のように、スマートフォンを使用してモバイル決済を行うソリューションです。近距離無線通信(NFC)テクノロジーを活用しているため、Tap to Pay(タップして決済)や非接触決済が可能です。

5. 自動資金センター(ACH)決済:ACH 決済とは、米国内で ACH ネットワークを通じて銀行間で電子送金する方法です。取引手数料が比較的安価で、安全に処理されるため、一般的にサブスクリプション料金や高額送金、定期支払いなどに利用されます。

6. 銀行振込:顧客の銀行口座から販売者の銀行口座に直接資金を送金します。高額な取引や他の決済方法が利用できない場合に使用されることが多く、通常は ACH 決済よりも処理が速いですが、銀行手数料は高くなる傾向があります。

7. 後払い決済(BNPL):BNPL サービスは、先に商品やサービスを購入し、事後に決済を行う仕組みです。自由度が高く、支払額に余裕が生まれることから人気が高まりつつあります。

8. 仮想通貨:ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は、オンライン決済の代替方法として利用されることが増えてきました。まだ導入されて間もない段階ではありますが、仮想通貨は分散型かつ安全な取引が可能です。

オンライン決済が現代のビジネスに欠かせない理由と、その 8 つのメリット 

オンライン決済にはさまざまなメリットがあります。その中でも代表的なものをいくつかご紹介します。

  • 顧客に利便性を提供:オンライン決済が可能であれば、顧客は自分のデバイスを使用して、いつでもどこからでも買い物ができます。現金を持ち歩いたり実店舗を訪れたりする必要はありません。

  • 自由度とスケーラビリティ:幅広い決済方法(クレジットカード、デビットカード、E ウォレット、モバイル決済など)に対応することで、より顧客の好みに合わせたビジネスが展開できるようになる上、ショップの競争力を高めることにもつながります。

  • 決済処理が速い:オンライン取引を利用すれば、ほぼ瞬時に支払いを受け取ることができます。これにより、現金の流れが加速し、管理業務が合理化できるようになります。

  • コスト削減:現物の現金や小切手、クレジットカードを処理する必要がなくなるため、処理費用、銀行手数料、不正防止コストといったビジネス関連のコスト削減につながります。

  • セキュリティ向上:オンライン決済ゲートウェイを利用すれば、事業者と顧客の両者の財務情報を保護するための高度なセキュリティ対策を実装することができます。こうしたセキュリティ対策の具体例としては、データの暗号化、不正検知、トークナイゼーションなどがあり、認証されていないアクセスから機密情報を保護します。 

  • グローバルにリーチ可能:オンライン決済を受け付けると、世界の顧客基盤との取引が可能となり、売上、収益、市場シェアを拡大することができます。 

  • 貴重な顧客データを入手可能:オンライン決済取引から、顧客の購入パターン、嗜好、人口統計情報に関するインサイトの獲得が可能になります。このデータは、マーケティングキャンペーンの調整やより知的な顧客エンゲージメントの獲得に活用することができます。 

  • リアルタイムの販売追跡:リアルタイムに販売を追跡し、在庫管理や人員配置、マーケティング戦略などについて、より迅速かつ情報に基づく決定が可能になります。

Wix でオンライン決済を受け付ける方法 

Wix の ECソリューション「Wix ストア」でも、もちろんオンライン決済機能を追加することができます。モバイル決済、コンビニ決済、さらにはQRコード決済に対応した、安全で快適な決済方法を設定する方法を紹介します。

01. 適切なオンライン決済ゲートウェイを探す

オンライン取引に対応するには、少なくとも1種類の決済ゲートウェイを Web サイトに連携する必要があります。しかし、サービスを導入する前に、決済ゲートウェイと決済方法の違いを知っておきましょう。

  • 決済ゲートウェイ(別名「決済サービスプロバイダー」)は、買い手とビジネス間の決済情報を転送するテクノロジーです。決済ゲートウェイが(クレジットカード情報などの)決済情報をユーザーの銀行口座に送信する役目を担うため、支払いを受け取ることができるのです。

  • 決済方法(別名「決済オプション」)は、商品やサービスの代金を顧客が支払うための方法のことです。現金、デビット/クレジットカード、デジタルウォレット(Apple Pay、PayPal、Google Pay など)、銀行振込、ローカル決済方法など、さまざまな種類の決済方法が存在しています。利用可能な決済方法は、地域と決済プロバイダーにより異なるため注意してください。

決済ゲートウェイはそれぞれ異なる決済方法に対応しているため、自分が欲しい決済方法を提供しているゲートウェイを選びましょう。ほとんどの場合、決済ゲートウェイは1つ以上の決済方法に対応しています。また、一般に、購入時に多くの決済オプションがあることがベストプラクティスだと考えられています。

利用できる決済ゲートウェイの種類は場所により異なり、さまざまなビジネスタイプに対応しています。以下で、小規模ビジネスのオーナーに向けた、Wix でもっとも一般的な決済方法の選び方についてご紹介します。

 

  • PayPal:PayPal はデビットカードまたはクレジットカードから資金にアクセスするデジタルウォレットです。米国を含む一部の対象国では、PayPal の後払い決済プログラムを利用することができます。また、米国の顧客の場合は、モバイル版 PayPal を使用した購入時に Venmo アカウントにもアクセスできます。

  • Stripe:Stripe は135以上の通貨に対応しており、グローバルな顧客基盤を持つショップでよく選ばれる選択肢です。この記事で紹介した他の決済プロバイダーと同様、Stripe を通じて幅広い決済オプションを提供可能です。

  • Square:Square は、対面決済(このシステムのPOS、モバイルアプリ、またはタップ決済テクノロジー経由)とオンライン取引に対応しています。Square はオムニチャネルの機能と定額制の料金システムが魅力で人気を博しています。

 

  • 後払い決済(BNPL)ソリューション:Affirm、Afterpay、Klarna、Clearpay、Sezzle などの人気の BNPL ソリューションです。商品やサービスを購入した顧客は支払金額を分割し、余裕のあるスケジュールで後払いができる一方で、売り手は全額を受け取ることができる仕組みとなっています。

Wix は 80 種類以上のサードパーティ決済プロバイダーに対応しているため、全体で言えばこのリストはほんの一部に過ぎません。ショップの顧客層やニーズに合った決済方法を選び、必要に応じて他のプロバイダーも併用していきましょう。 

利用するゲートウェイの種類に関わらず、事前に利用規約をしっかりと読み込んでおきましょう。ビジネスや利益に影響を及ぼす可能性のある項目(セットアップ手順、取引手数料、対応商品/サービス、アカウント認証に必要な情報)があれば、注意して確認するようにしてください。

 

02. Wix でオンライン決済をセットアップする

デビット/クレジットカード、Apple/Google Pay、コンビニ決済や Pay-easy のようなよく利用される決済方法をサイトに追加しましょう。

03. 対面決済を受け付ける 

実店舗を運営していたり、出張販売を行ったりしている場合は、現地での決済に対応したシステムを導入しておきましょう。

ハードウェア(レジ本体またはノートパソコンに接続するダッシュボードカードリーダー)を店舗に導入したり、出張販売に適したワイヤレスの決済方法(モバイルカードリーダーやアプリ)を検討しましょう。 

Wix では、次の販売方法に対応する決済オプションすべてに対応しています。

  • 販売時点情報管理(POS):POS は、オンライン販売と対面販売で利用されています。複数チャネルの在庫、売上、注文、決済、支払い、顧客プロファイル、解析情報などを管理するシステムです。Wix サイトには Square と SumUp POS を統合可能です。
     

  • 手動決済:サイト上で商品・サービスを購入し、対面での現金支払いを行う場合です。レジで手動決済に接続し、支払手順を追加するだけで、オフラインでの支払方法を顧客に知らせることができます。
     

  • リンクから支払い:サイト経由の安全な支払いを好む顧客向けに、支払額を記載したブランド仕様の請求書を送付します。Wix 請求書なら、支払いリンクを送付するだけで迅速に購入手続きを実行できます。

 

04.決済を管理する

支払いを受け取るたびに、手動でスプレッドシートを更新しているという方も多いかもしれません。 

Wix のオールインワンダッシュボードを使用すれば、今まで以上に効率よく EC ビジネスを管理することができます。決済プロバイダーや決済方法に関わらず、ダッシュボードでサイト上の購入情報を細部まで確認可能。さらに、総収入や完了した決済件数を含む決済アクティビティの概要も把握できます。

それぞれの取引について、日付、顧客の名前、購入した商品/サービス、決済方法、購入額、決済状況が表示されます。スプレッドシート全体を CSV ファイルでダウンロードすれば、ビジネスをオフラインで便利に管理できます。

ビジネスを始める際には、決済方法と支払いを一元管理できるプラットフォームがあると便利です。万が一返金やチャージバックがあった場合も、Wix なら同じダッシュボードで状況を確認し、対応することができます。ダッシュボードから直接顧客に返金を行い、ビルトインツールでチャージバックの追跡や異議申し立てを行いましょう。

まとめ

オンライン決済は、現代の EC サイトにとって不可欠な要素です。Wix を使えば、クレジットカード、電子ウォレット、後払いなどさまざまな支払い方法を受け付けて、ビジネスの成長に活かすことができます。安全かつ効率的な決済システムを導入し、世界中のお客様にあなたのネットショップを知ってもらいませんか?

今すぐ Wix でオンライン決済を導入し、ビジネスの成長を加速させましょう。

オンライン決済についてよくある質問

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この記事を書いた人

Miyuki Shimose

SEO & ブログコンテンツマーケター