ゲリラマーケティングとは？世界の衝撃事例9選

ホームページを作成したら、次は世界に向けて発信する時です。マーケティングの手法には、基本的な印刷広告から、TVコマーシャル、Google広告まで様々な種類があります。その中でも、ゲリラマーケティングと呼ばれる手法は興味深いマーケティング戦略です。このマーケティング方法は、大企業向きというイメージがありますが、中小企業でも足を踏み入れることのできるマーケティング戦略です。

 ゲリラマーケティングとは、低コストで型破りな発想と表現で、消費者から大きな注目を集める広告戦略です。多くの場合は OOH （Out of Home）広告、すなわち屋外広告に分類されます。

成功すると SNS や口コミ、ニュースなどに取り上げらることで、コストを押さえて、大きなマーケティング効果が期待できます。

この記事では、世界の斬新なゲリラマーケティングキャンペーンをご紹介します。

ペットのノミ・ダニ予防の薬を販売するFrontlineは、フロア一面に犬の写真が入った広告を貼り、その上を歩く人がデザインの一部かのように設計された広告を出しました。この広告は、ある特定の角度からのみ有効で、それを巧みに利用しています。ご覧の通り人の動きによりこの製品が何を示しているか明確に表すことのできる結果となりました。

時計メーカーのIWCは、環境に溶け込んだ広告のことを指す、アンビエント広告を活用しました。空港シャトルバスの手すりを使用したユニークな広告です。

キットカットは、人々が休憩するベンチをキットカットバーに見立てて宣伝しています。誰もが耳にしたことのある “Have a break…Have a Kit Kat!”（キットカットを食べて休憩しよう！）というキットカットの有名なフレーズに合ったシンプルかつインパクトのある広告です。

ゲリラマーケティングは、文字での説明を最小限に抑え、いかにインパクトを与えることができるかにつきます。巨大なヘビがバスに巻き付いているコペンハーゲン動物園のこの広告は、絶大なインパクトで世界で大反響を呼びました。

ナショナルジオグラフィックもバスを使用したインパクトの大きな広告を”シャークウィーク”に行っています。

映画「キングコング360 3D」の宣伝のため、サンタモニカビーチの砂浜には巨大な足跡と潰された車が突如現れました。限られた場所での宣伝でしたが、見物人によりSNSで広範囲に拡散しています。

2013年にリメイクされた映画「キャリー」のどっきり広告が話題を呼びました。喫茶店内に巧妙に設置された細工とエキストラで演じるどっきりショーは、コーヒーをこぼした男性が発端となり、念力を持った女性が登場します。見物客の驚きをご覧下さい!

ユニセフは、清潔な水への認識を広げるために、マンハッタンの街にウォーターボトルの自動販売機を設置ました。しかし、実際はこの自動販売機の水を「汚水」として販売し、世界の一部の地域では清潔な水が不足しているということへの認知を高めるために行ったキャンペーンです。誰も自動販売機で購入した水は飲んではいませんが、清潔な水を提供するための寄付活動として機能しました。

ポップアップショップやライブデモストレーションは非常に効果的と言われています。あなたの商品がどのようなものかオーディエンスに実際に試してもらうことは、ビジネスへ良い効果をもたらすでしょう。「無料」でその体験を提供した場合は特にです。
 アメリカの人気ミステリーTV番組「ツインピークス」の歴史を振り返るためにポップアップキャンペーンが編成されました。このスタジオは、テキサス州オースティンにあるLAとSXSWを含む複数の場所に、シリーズに登場する「ダブルRダイナー」のようなレストランのポップアップショップを設置しました。ノスタルジックを感じる店内で、コーヒーやチェリーパイが提供されました。

あなたの素敵なホームページを活用してあなたもゲリラマーケティングを計画してみましょう！

ライター： Wix Team