スマホ対応ホームページの作り方|モバイルフレンドリーとは?
- Miyuki Shimose

- 2025年12月26日
- 読了時間: 12分

皆さんは、毎日の生活でどれくらいスマートフォンを使っていますか?通勤中やランチタイム、ちょっとした待ち時間にニュースを見たり、お店を探したりする時間は、パソコンに向かう時間よりも圧倒的に多いはずです。
実は、あなたのビジネスの顧客も同じように行動しています。「お店の場所を知りたい」「商品の詳細を見たい」と思ったとき、多くの人はまずスマホを取り出します。
そんな時、もしあなたのホームページがパソコン用の表示のままで、文字が小さくて読めなかったり、ボタンが押しにくかったりしたらどうなるでしょうか?おそらく、その瞬間にページを閉じて、もっと見やすい競合のサイトへ移動してしまうでしょう。
スマホに対応したホームページを作成することは、もはやビジネスチャンスを逃さないための必須条件です。
このガイドでは、パソコン表示との違いから、実際にスマホ対応のホームページの作り方までをできるだけわかりやすく解説します。
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この記事の概要
この記事では、ビジネスチャンスを逃さないために必須となる「ホームページのスマホ対応」について、その重要性と具体的な実現方法を解説します。
パソコン版とスマホ版の決定的な違いを理解し、Wix などのツールを使って誰でも簡単にスマホ最適化されたサイトを作る手順を紹介します。これを読めば、専門知識がなくても「見やすく、使いやすく、集客できる」スマホ対応サイトが作れるようになるでしょう。
目次
スマホ版とパソコン版のホームページ表示の違いとは?
結論から言うと、最大の違いは「画面の狭さ」と「操作方法」です。Google の公式ドキュメントでも、ユーザー体験(UX)の観点から、デバイスごとの特性に合わせた設計が推奨されています。
具体的には、以下の3つのポイントが異なります。
画面サイズの違い
パソコンは横長の広い画面で一度に多くの情報を表示できますが、スマホは縦長の狭い画面です。パソコン用のレイアウトをそのままスマホに表示すると、文字や画像が極端に小さくなり、拡大しないと読めない状態になってしまいます。
操作方法の違い
パソコンはマウスを使って細かいクリック操作ができますが、スマホは指(タップ)で操作します。指の面積はマウスカーソルより大きいため、ボタンやリンク同士が近すぎると「誤タップ」の原因になります。
メニュー表示の違い
パソコンでは画面上部にメニューが並んでいるのが一般的ですが、スマホではスペースが足りません。そのため、「ハンバーガーメニュー(三本線のアイコン)」などを使い、タップして初めてメニューが開く形式にするのが主流です。
なぜスマホ対応のホームページが必要なのか?
Simmlarweb によると 2023 年 7 月の日本では、モバイル端末からのトラフィックが全体の 75.41% を占めていることがわかりました。
このデータからわかるとおり、ほとんどのサイト訪問者はモバイル版のホームページを主に閲覧しています。スマホ画面で見たときに、デザインが崩れているサイトや、読みづらいホームページは、サイトのパフォーマンスを悪化させるだけでなく、ホームページの信頼性を損ないます。
また、Google は現在、検索順位を決定する際に「モバイルサイトの内容を基準にする(モバイルファーストインデックス)」という方針をとっています。つまり、スマホ対応していないサイトは、検索結果での順位が上がりにくくなるのです。
モバイルフレンドリーとは
過去 10 年に渡り、モバイル端末の普及とともに、モバイルからのトラフィックは増え続けています。Google は 2015 年 4 月に 「モバイルフレンドリーアップデート」と呼ばれるをアルゴリズムアップデートを全世界で実装しました。 このアップデート以降、Google はスマートフォンでの閲覧に適しているページを評価し、検索結果に優遇するようになりました。
2018 年には「モバイルファーストインデックス」を導入し、サイトのインデックスと、検索結果ランキングのアルゴリズムにおいて、スマホサイトを優先的に使用するようになりました。
したがって Web サイトをモバイルフレンドリーに対応させることは、SEO 対策としても必要不可欠で非常に重要な施策です。
ユーザーの離脱を防ぐ パソコン版のままスマホで表示されると、文字が小さく読みづらいため、訪問者はストレスを感じてすぐに別のサイトへ行ってしまいます。
SEO対策で有利になる スマホ対応(モバイルフレンドリー)しているサイトは、Google からの評価が高くなりやすくなります。
コンバージョン(成果)につながる 申し込みボタンや電話ボタンが押しやすい位置にあれば、予約や問い合わせ(CVR)が増える可能性が高まります。
Google の評価基準の変化 2025 年以降も Google はモバイル体験を重視するアップデートを続けると予想されます。今のうちに対応しておくことが、将来のリスク管理になります。
注意してほしいのは、「スマホでもサイトが表示できる」ことと、「スマホに最適化されている(スマホ対応)」ことは全く別物だということです。ただ映るだけでなく、スマホユーザーにとって快適な状態を作ることが重要です。
ホームページをスマホ対応させる2つの方法
では、実際にホームページをスマホ対応にするにはどうすればよいのでしょうか。大きく分けて「アダプティブデザイン」と「レスポンシブデザイン」という2つのアプローチがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
01. アダプティブデザイン
アダプティブデザインとは、アクセスしてきたデバイス(パソコンかスマホか)を自動で判別し、あらかじめ用意しておいた「パソコン専用ページ」または「スマホ専用ページ」を表示させる方法です。
アダプティブデザインは、レスポンシブより表示スピードが早く、エラーの発生をある程度抑えることができ、ユーザー体験を損なう可能性を抑えることができます。
アダプティブデザインなら、ピンポイントでそれぞれのデバイスごとに表示方法を設定できるため、レイアウトの崩れを抑えることができます。
主な 6 種類の標準的な画面幅は以下の通りです。
320
480
760
960
1200
1600
この方法のメリットは、スマホ向けに完全に独立したレイアウトを作れるため、デザインの自由度が高いことです。例えば、「スマホユーザーには電話ボタンを目立たせたいけれど、パソコンユーザーにはメールフォームを見せたい」といった細かい出し分けが可能になります。ただし、デスクトップ版とスマホ版のページ内容は同じであることが推奨されています。表示方法は変わっても、表示されている内容は必ず統一するようにしましょう。
メリット
必要なファイルのみを表示に利用するため、表示スピードが速い。
レスポンシブデザインほど構成が複雑ではない。
デメリット
手動で更新する場合は、それぞれのデザインファイルを更新する必要があるため、工程が増える。
一般的な幅ではないデバイスからのアクセスでは、デザインが見切れる可能性がある。
Wix の AI サイトビルダーなども、ユーザーのデバイスに合わせて最適な表示を提供するためにこの技術を活用しています。
02. レスポンシブデザイン
スポンシブデザインは、1つの HTML ファイル(ページ)を使い、閲覧する画面幅に合わせてレイアウトを自動的に伸縮・変形させる方法です。Google が推奨している標準的な手法です。
1つのファイルを管理するだけで済むため、更新の手間が少なく、URL も統一されるため SEO(検索エンジン最適化)の観点でも有利です。現在の Web 制作の主流となっており、多くのテンプレートはこの形式を採用しています。
メリット
一つのデザインで全デバイスに対応。
基本的に、一つのCSSファイルで管理するため、更新や変更が用意。
デメリット
ページの読み込み速度に影響することがある。
デスクトップで表示される全ての要素が、スマホ版でも表示される。
Google はレスポンシブデザインを採用することを推奨していますが、デザインが複雑になるため、外注する際にはデザイン費が割高になったり、個人で作成するには手間と時間がかかる場合があります。
03. ホームページ作成ツールを使う
「デザインの違いとか HTML とか、難しくてよくわからない…」という方には、スマホ対応機能が標準搭載されたホームページ作成ツールを使うのが一番の近道です。
専門的な Web 制作の知識がなくても、ツール側が自動的にスマホ対応してくれます。例えば、Wix なら AI が業種・好みを学習、あなた専用の美しいサイトを自動生成します。Wix でサイトを作成すると、パソコン版を作っている裏側で、自動的にアダプティブデザインで、スマホ版のレイアウトも生成されます。
Wix のエディタには「モバイルエディタ」という機能があり、パソコン版の内容には影響を与えずに、スマホ版の文字サイズや配置だけを微調整することも可能です。
ほかにも、ノーコードでレスポンシブデザイン対応のホームページが作成できる Wix の Web サイト開発ツール「Wix Studio」なら、初心者でも効率的にレスポンシブデザインのホームページが開発できます。
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ホームページをスマホ対応させるときのポイント
スマホ対応を進める際に、必ずチェックしておきたい具体的なポイントを紹介します。これらを守るだけで、サイトの使いやすさは劇的に向上します。
01. 表示・レイアウトのチェック
横スクロールが発生していないか:スマホは縦スクロールが基本です。画像や表が画面幅からはみ出して、横にスクロールしないと見えない状態はNGです。
画面幅ごとのレイアウト:Google Chromeなどのブラウザにある「デベロッパーツール」を使って、様々な画面幅で崩れがないか確認しましょう。
文字サイズ:本文は14px〜16px以上が読みやすいとされています。小さすぎると拡大操作が必要になりストレスです。
行間と文字数:行間が詰まりすぎていると読みづらくなります。また、1行あたりの文字数が多すぎないよう調整しましょう。
02. 操作性(UX)のチェック
タップできる要素のサイズ:指で快適にタップできるサイズ(44px × 44px以上が目安)を確保しましょう。ボタンが小さすぎたり、リンク同士が近すぎたりしないよう注意が必要です。
マウスオーバー(hover)に頼らない:スマホにはマウスカーソルがありません。「カーソルを乗せるとメニューが出る」ような仕組みはスマホでは機能しないため、タップで表示されるようにするか、最初から情報を表示しておきましょう。
03. スマホ用メニューが適切か
一般的に「ハンバーガーメニュー」が使われますが、タップしてもメニューが開いたまま閉じなかったり、メニューが長すぎてスクロールできなかったりするトラブルがよくあります。実装後は必ず実機で動作確認しましょう。
04. 画像・メディアのチェック
画像サイズ:高画質な写真は魅力的ですが、データ量が大きすぎるとスマホ回線(4G/5G)では表示が遅くなります。1枚あたり200KB以下を目安にし、WebP形式などの軽量フォーマットを活用しましょう。
動画の自動再生:音声付きの動画がいきなり再生されるのはユーザー体験を損ないます。また、通信量を大量に消費するため、離脱の原因にもなります。

05. 表示速度・パフォーマンス
ページが表示されるまでに3秒以上かかると、半数以上のユーザーが離脱すると言われています。スマホでの閲覧は移動中など通信環境が不安定なことも多いため、リッチなアニメーションよりも「速さ」を優先しましょう。
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06. 実機テスト(必須)
パソコン上のシミュレーターだけでなく、必ず自分のスマートフォン(iPhoneとAndroidの両方が理想)で確認しましょう。特に、スマホを横向きにしたときにレイアウトが崩れるケースは非常に多いので要注意です。
モバイルフレンドリーのチェック方法
まずはホームページをモバイルフレンドリーに対応させるために、現在の状態をチェックしましょう。ツールを使えば、簡単にモバイルフレンドリーかどうかチェックすることができます。
モバイルフレンドリーテスト
チェックするページが少ない場合は Google が提供する「モバイルフレンドリーテスト」を利用しましょう。ツールに URL を入力するだけで、テスト結果から問題点や改善すべきポイントが明確になります。
モバイルフレンドリーテストで確認できるポイントは以下の通りです。
テキストのサイズが小さすぎないか
クリック可能な要素同士が近すぎないか
ビューポート(表示領域)が設定されているか
コンテンツの幅が画面サイズと一致しているか
スマホ表示に互換性のないプラグイン(Flashなど)を使用していないか
Google サーチコンソール
調べたいページが複数あり、その Web サイトを所持している場合には、Google サーチコンソールのモバイルユーザービリティレポートからチェックすることができます。問題があれば、エラーとして表示され、理由が確認できます。
モバイルフレンドリーの確認方法がわかったら、次はモバイル端末からでも使いやすいホームページにするコツを詳しく紹介します。
スマホ対応に関するよくある質問
サイトがスマホ対応しているか確認する方法は?
Google が提供している検証ツールや、ブラウザの開発者ツールで簡易的に確認できます。一番確実なのは、実際に自分のスマートフォンでサイトを開いてみることです。文字が小さすぎないか、横スクロールしないか、ボタンは押しやすいかをチェックしてみましょう。
アダプティブデザインとレスポンシブデザインどっちがいい?
基本的には「レスポンシブデザイン」をおすすめします。Google も推奨しており、管理が楽で SEO にも強いからです。ただし、スマホとパソコンで全く異なる体験を提供したい特別な意図がある場合は、アダプティブデザイン(または Wix のような最適化ツール)が適していることもあります。
レスポンシブデザインになっているかを確認する方法は?
パソコンのブラウザでサイトを表示し、ブラウザのウィンドウ幅をマウスで徐々に狭くしてみてください。画面幅に合わせて画像や文字の配置が自動的に切り替わり、横スクロールが出ずに見やすい状態が保たれていれば、レスポンシブデザインになっています。
まとめ
ホームページのスマホ対応は、今の時代、ビジネスを成長させるための必須条件です。ユーザーはスマホで見やすく、使いやすいサイトを求めており、それに応えることが信頼や売上につながります。
難しそうに感じるかもしれませんが、Wix のようなツールを使えば、専門知識がなくても簡単にスマホ対応サイトを作成できます。Wix なら、個人事業でも、大手に負けない第一印象のホームページが実現できます。
まずは今のサイトをスマホでチェックすることから始めてみませんか?そして、もし改善が必要なら、Wix で新しいサイト作りを試してみてください。
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この記事を書いた人

下瀬 美幸(Miyuki Shimose)
Wix 公式ブログ編集者/SEO エキスパート




