2016年10月4日3 分

ミュージシャン必見!売れる秘訣、できるEPKを作成するテクニック

オフィシャルホームページは、プロとして活躍したいミュージシャンにとって欠くことができないツールです。その中でも、EPK(メディア用のプレスキット)は欠かせません。「EPKっていったい何?」と思った方でも大丈夫です!今回は、プロのミュージシャンとして活動するために効果的なEPKを作成するポイントを伝授します。

まず、基本をおさえましょう。EPKとは一体何でしょうか?シンプルにいうと、ミュージシャンがプロとして活動するためのオンライン・レジュメ(履歴書)のことです。宣材と言い換えてもいいかもしれません。通常使われるレジュメと同様、EPKはビジネスパートナーに自分や一緒に活動するバンドメンバーを売り込み、さらに、連絡先を伝える機能を持っています。

EPK作成のためのステップをご紹介します。

  1. EPKの読み手

  2. EPKに必要な項目

  3. EPKの保護

  4. EPKの掲載

1.EPKの読み手

EPKの主な目的は「売り込み」です。

したがって想定される読み手はエージェント、レコード会社、音楽メディア、配信業者、プロモーション関係者、会場関係者、さらにタイアップの可能性があるビジネスパートナーなどになります。

EPKを作成する際は、これらの読み手に必要だと思われる情報を網羅すべきです。

2.EPKに必要な項目

  • 経歴: 自己紹介、ミュージシャンとしてのキャリア、得意な楽器、ディスコグラフィ(全作品目録)などを掲載しましょう。
     

  • 連絡先:スカウトが即座に連絡できるように、代表電話番号や住所など連絡先を明記してください。
     

  • 写真:顔写真のないレジュメでは、ミュージシャンとして売り込めません。宣材写真を必ず含めてください。また写真はプロモーションなどに利用してもらえるよう、いつでもダウンロード可能な状態にしておきましょう。
     

  • 音楽:ミュージシャンとして何よりの売りは、あなた自身の楽曲です。全てのディスコグラフィ情報を提供するとともに、一番アピールしたいシングルを無料でダウンロードできるようにしましょう。ダウンロードには、次のライブ会場の割引券を添えるなど工夫することも可能です。ディスコグラフィには、作詞や演奏などのコラボレーション実績などの詳細情報も記載してください。
     

  • 動画:ライブパフォーマンスの様子が分かるように、高品質のライブ映像を掲載してください。
     

  • メディア:今までに掲載された、メディアやブログなどの紹介記事も含めてください。
     

  • テクニカルライダー:テクニカルライダーとは、ライブを行う際のステージのスペック、必要機材などパーフォーマンスをするために必要なものをまとめた仕様書のことです。ダウンロード可能な状態にしておくと便利です。

完璧なEPKを作成できるか、心配ですか?大丈夫です。Wixではミュージシャン向けのテンプレートを用意しています。テンプレートに従って、必要項目を記入していけば準備完了です。

3.EPKの保護

通常のホームページと違い、EPKには個人情報が含まれているので、必ずしも誰にでも見られるような状態にする必要はありません。従って、EPKはパスワードで保護されたページにアップするのが普通です。

4.EPKの掲載

EPKは、自分自身や所属バンドのホームページに掲載するものですが、同時に、EPKをプリントアウトしてライブやイベント会場に持っていくと何かと便利です。さらに、名刺にはEPKを掲載したホームページのURLとEPKへのパスワードを記載しておくとよいでしょう。

EPK作成のコツを掴むことはできましたか?

Wixで無料のEPK付きホームページを作成してみてください

ライター: Wix Team