.jpドメインとは?初心者が知っておくべき種類・取得条件・メリット
- 33 分前
- 読了時間: 7分

.jpとは、日本を表す国別トップレベルドメイン(ccTLD)のことです。日本レジストリサービス(JPRS)が管理しており、日本国内に住所を持つ個人や組織であれば取得できます。
この記事では、.jpドメインの種類や取得条件、費用の目安、取得するメリットを初心者の方にもわかりやすく整理しました。これから新しくドメインを取得する予定の方や、ドメインの登録手順をまとめて確認したい方は、ぜひ参考にしてみてください。事前に全体像を把握したい方は「ドメイン名の種類」の記事もおすすめです。
※注意:Wixでの.jpドメイン直接購入は行えませんが、他社で取得した.jpドメインを接続して利用できます。Wixならサイト作成からホスティングまで1つの管理画面でスムーズに運用可能です。
.jpドメインとは
.jpドメインの要点を先にまとめました。.jpは日本を示すccTLDで、種類によって取得条件や用途が異なります。
汎用JPドメイン(〇〇.jp) 日本国内に住所がある個人・組織なら誰でも取得可能。用途の制限がなく最も一般的です。
都道府県型JPドメイン(〇〇.tokyo.jpなど) 個人・組織が取得可能。地域とのつながりを示したいサイトに向いています。
属性型JPドメイン(co.jpやne.jpなど) 登記済み法人など指定の組織のみ取得可能。原則1組織1つで、信頼性を重視するサイト向けです。
地域型JPドメイン 2012年に新規登録受付が終了しています。現在は都道府県型JPドメインが主流です。
どの種類を選ぶべきか迷う場合はドメイン名の決め方の記事も参考にしてみてください。
.jpドメインの基本情報と国内の登録実績
.jpドメインは、Webサイトのアドレス(URL)の末尾につく「.jp」部分のことです。日本を表す国別ドメイン(ccTLD)として割り当てられており、国内組織である日本レジストリサービス(JPRS)が一括して管理運営を行っています。
JPRSの公表データによると、2026年6月1日時点でのJPドメイン総登録数は186万件を超えています。そのうち企業向けのco.jpドメインは約50万件を占めており、日本の多くのビジネスがWebサイト運営の基盤として.jpを選んでいることがうかがえます。
なお、ドメインとWebアドレスの関係をあらかじめ整理しておきたい方は、ドメインとURLの違いもチェックしておくと理解がスムーズです。
.jpドメインの種類とそれぞれの特徴
.jpドメインは大きく4種類に分かれます。それぞれ取得条件や向いている用途が異なるため、目的に合わせて選びます。Wixでは400種類以上のドメイン拡張子から選べるので、.jp が合わない場合でも代わりの候補をその場で比較できます。
汎用JPドメイン名
「〇〇.jp」の形をした最も一般的なタイプです。日本国内に住所があれば、個人・法人を問わず取得できます。英数字だけでなく「日本語.jp」のように日本語も使えるため、覚えてもらいやすい名前を選びやすいのが特徴です。
都道府県型 JP ドメイン名
「〇〇.tokyo.jp」のように、47都道府県の名称を含むドメインです。取得条件は汎用 JP ドメインと同じで、地域とのつながりをアピールしたい店舗や観光サイトなどに向いています。
属性型 JP ドメイン名(co.jp、ne.jp など)
セカンドレベルに組織種別を表す 2 文字が入るタイプです。たとえばco.jpは日本国内で登記された会社、ne.jpはネットワークサービス、go.jpは政府機関が対象です。1組織につき1つだけ登録でき、該当する組織であることを示す書類の提出が求められます。
地域型 JP ドメイン名
都道府県名や市区町村名を使ったドメインですが、2012年3月末で新規登録の受け付けは終了しています。現在は同じように地域性を出せる都道府県型 JP ドメインを使うのが一般的です。
.jpドメインを取得するメリット
.jpドメインを取得する一番のメリットは、日本国内の個人や法人であることを直接示せる高い信頼性です。取得条件が設定されている分、誰でも取得できるドメインと比べて訪問者に大きな安心感を与えられます。
Wixでドメインのプロダクトマーケティングを担当するOfir Gviliは、ドメインがWebサイトの第一印象を左右すると指摘しています。
「ドメインはブランドの見出しのようなものです。サイトを開く前に多くの人が最初に目にする部分であり、一瞬で信頼感を作り出してサイト全体の印象を決定づけます」
この信頼性の高さは実際のデータにも表れています。総務省が公表した令和7年通信利用動向調査によると、常用雇用者100人以上の企業の91.8%が自社のホームページを開設しています。多くの企業がオンラインでの情報発信を当然とするなか、日本でのビジネスを示す.jpドメインは非常に多くの事業者に選ばれています。
さらに、WixのプロダクトマネージャーであるKeren Friedlanderは、ドメイン名が検索されやすさや見つけやすさにも影響すると語ります。
「わかりやすく関連性の高いドメイン名を選ぶことと、オンラインでの見つけやすさには強い相関関係があります。しっかりと考え抜かれたドメイン名は、ブランドの露出拡大に大きく貢献します」
日本国内向けにビジネスや活動を展開するなら、信頼性と見つけやすさを兼ね備えた.jpドメインが強力な後押しとなります。
なお、Wixの機能やサイト作成の全体像を知りたい方は、Wixとはもあわせてご覧ください。
.jp ドメイン取得時の注意点
.jpドメインは高い信頼性を持つ一方で、.comや.netなどの一般的なドメインと比べて取得費用や年間の更新費用がやや高めに設定されている傾向があります。そのため、運営コストと得られる信頼性のバランスを考慮して選ぶことが大切です。
ドメインの拡張子選びについて、WixのシニアSEOストラテジストであるKeren Nirは次のようにアドバイスしています。
「最も認知度が高い拡張子は.comであり、多くのビジネスにとって有力な選択肢です。しかし、.netや.org、そして.jpのような国別ドメインも、ターゲット層や事業内容によっては同様に高い効果を発揮します」
費用面を含めた相場感をあらかじめ把握しておくと、自社に最適なドメインを判断しやすくなります。具体的な金額や比較については、ドメイン取得費用の相場 の記事も参考にしてみてください。
.jp ドメインの取得条件と費用の目安
汎用JPドメインと都道府県型JPドメインの取得条件は、日本国内に住所を持つ個人または組織であることです。個人でも取得可能なため、フリーランスや個人事業主のポートフォリオサイトなどにも適しています。一方、co.jpなどの属性型JPドメインは、登記済みの企業など対象となる組織のみが取得でき、申請時には証明書類の提出が必要です。
費用面では、.comなどの一般的なドメインと比べて取得費・年間の更新費ともに高めに設定されていることが多いため、継続的な維持コストを見込んでおく必要があります。
なお、初期費用やドメイン費用全般を抑えたい方は、無料で独自ドメインを取得する方法の記事もあわせて参考にしてみてください。
※Wixで取得可能なドメイン拡張子(.comなど)を対象とした解説となります。
.jpドメインの取得方法
.jpドメインの取得は、主に次の4ステップで進みます。手続き自体はシンプルで、スムーズに完了します。
希望の文字列を検索 指定のドメイン登録サービス(レジストラ)で取得したい文字列を入力し、空き状況を確認します。
取得可否の確認 「取得可能」と表示されたら、そのドメイン名で登録に進めます。
登録者情報の入力と支払い 取得要件(国内住所など)を満たす登録者情報を入力し、決済を行います。属性型JPドメインの場合は必要書類の提出も行います。
登録完了とWixへの接続 申し込みが確定すると.jpドメインの取得は完了です。取得した.jpドメインは、DNS設定を行うことでWixで作成したWebサイトに接続して利用できます。
登録サービスを比較して選びたい場合は、おすすめドメイン取得サービスも参考になります。
よくある質問
.jpドメインは個人でも取得できますか?
汎用JP ドメインと都道府県型JPドメインは、日本国内に住所があれば個人でも取得できます。ただしco.jpなどの属性型JPドメインは法人などが対象で、個人では取得できません。
.jpと.co.jpの違いは何ですか?
.jpは個人・法人を問わず取得できます。一方.co.jpは日本国内で登記された会社だけが取得でき、原則として1社につき1つです。企業としての信頼性をより強く示したい場合は.co.jpが向いています。
.jpドメインの取得費用はいくらですか?
サービスによって異なりますが、.jpは .comや.netと比べて新規取得・更新の費用がやや高めに設定されている傾向があります。年単位の維持費も含めて比較して選ぶとよいでしょう。
.jpと.comはどちらがおすすめですか?
日本国内での信頼性や安心感を重視するなら.jp、世界的な認知度や取得しやすさを重視するなら.comが候補になります。目的に合わせて選びましょう。なお、SEOの評価に大きな差はないとされています。
まとめ
.jpは日本を示すccTLDで、汎用・都道府県型・属性型・地域型の4種類があります。汎用と都道府県型は個人でも取得でき、co.jpなどの属性型は法人向けです。費用は一般的なドメインより高めですが、日本の個人・法人であることを示せる信頼性が大きな魅力です。
自分の目的に合う名前を絞り込んだら、次はドメインの取得とサイト作成にすすみましょう。



