Webユーザビリティを改善するための8つのデザイン手法
ホームページを作成する際、プロフェッショナルなレイアウトや雑誌から取り出したような美しい写真を撮影する事を重視する方が多いかと思います。デザインがサイトの良し悪しに影響するのは確かですが、ユーザビリティも非常に重要な要素です。
ユーザビリティは、迷いなく、いかにスムーズにホームページを閲覧できるのかで判断されます。見た目が綺麗なだけでなく、シンプルで直感的に閲覧できるホームページを目指しましょう。
Wixのホームページテンプレートは全て、ユーザビリティを考慮してデザインしてあり、直感的なウェブ体験を提供できるように作られています。今回は、ユーザビリティの質をさらに向上し、より良いホームページを作るための、賢く簡単なステップを8つご紹介します。
1. テキストの読みやすさは大丈夫?
目を凝らさなければテキストが読めないサイトを見たことがありませんか?私たちはそんなホームページをいくつも見てきました。サイト訪問者の目に負担を掛けずに、読みやすくデザインすることは、とても重要です。
一般的にウェブページで読みやすいフォントサイズは、14~16ピクセルといわれています。フォントの種類や、背景と文字の色のコントラストも大きく影響します。さまざまなフォントサイズや種類、色を試して、最も読みやすいデザインを見つけましょう!
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2. サブタイトルを追加しよう
賢くてかっこいいタイトルをサイトに付けるのは良いことです。しかし、それに付随するサブタイルやキャッチフレーズを追加しない限り、多くのユーザーはサイトの目的をすぐに理解できません。
ホームページを開いた瞬間に何のサイトなのかを理解できるように、あなたのビジネスを説明する簡潔で短い一文を、ホームページやヘッダー部分に追加しましょう。
3. ロゴをホームページにリンクしよう
当たり前に実行している人も多いでしょうが、ロゴまたはサイトタイトルを「ホーム」にリンクしましょう。ナビゲーションメニューに「ホーム」という項目があったとしても、ロゴは忘れずにホームにリンクしておきましょう。
多くの訪問者が、サイトを閲覧中にホームに戻りたいとき、ロゴをクリックしてホームに戻ろうとするはずです。
4. リンクは一貫したデザインに
一般的に、人はサイトを見る際、テキストに下線が引いてあったり、マウスオーバーした際に色が変わったりすることで、その部分がリンクであることを認識します。
サイト内で多様なリンクエフェクトを使用してしまうと、どれがリンクであるのか分かりにくくなり、せっかく設置したリンクをクリックしてもらえない可能性が高まります。
リンクは一貫したデザインに統一しましょう。
5. 外部リンクを新しいウィンドウで開く
外部リンクをサイト内に使用する場合は、これらのリンクを同じタブで開くのではなく、「新しいタブ」に設定しましょう。FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルリンクを設定する際も同様です。
この設定を忘れてしまうと、サイト訪問者に手間をかけるだけでなく、多くの訪問者が外部サイトへと離脱してしまい、サイトトラフィックにも悪影響を及ぼします。
6. 検索バーを追加しよう
必要なコンテンツを見つけるために、訪問者がサイト全体を隅々まで閲覧してくれると思えません。特にテキストが多いサイトをお持ちなら、求めているコンテンツを、キーワードですばやく検索できるよう、検索バーを追加しましょう。
各ユーザーの関心にあわせて、簡単に希望コンテンツを見つけてもらいましょう。Wix App Marketから、「Site Search」アプリを追加することで、検索バーをWixサイトに設置できます。
7. アンカーリンクを活用しよう
アンカーリンクは、さまざまなページ間を移動する一般的なナビゲーションメニューとは異なり、ウェブページ内の特定のエリアにサイト訪問者を導くことができる、ユニークなリンクです。この機能は、縦に長いデザインのサイトで特に役立ちます。
Wixサイトでは簡単にアンカーリンクを設定可能ですので、こちらのステップに従ってください。
8. スマホからもサイトをチェック
今の時代、スマートフォンに最適化されていないサイトは、ユーザビリティの点で高い評価は得られません。公開済みのホームページは、必ずスマートフォン(できればAppleとAndroidの両方)で確認してください。
必要なコンテンツが正常に表示されるか、画像が切れていないか、テキストが長すぎないか、などをチェックしましょう。改善の余地がある場合は、Wixが提供しているモバイル最適化ツールをご活用ください。
ライター: Wix Team