2019年3月11日5 分
最終更新: 6月9日
企業やブランドのイメージを決定付けるロゴマークはビジネス戦略において極めて重要な要素です。企業のような大きな組織に限らず写真家やアーティストが自身をブランド化するために個人でロゴを持つことも今では多く見かけるようになりました。また、ロゴマークは Web サイトや SNS にシンボルとして使用するだけでなく、クライアントへ請求書やメールを送付する際など様々な場面で活用できます。
そこで、あなたのアイデンティティを反映したロゴマークで自己表現してみませんか?写真家としてのあなたの認知度を向上しましょう。多くの人の目を引きつけることができる優れたロゴマークの作成するために、ロゴデザインのアイデアとして Wix フォトグラファーの美的センスに溢れる魅力的なロゴ事例をご紹介します。
手書きスタイルのロゴは、最もオリジナリティに溢れ、人気の高いデザインスタイルの1つです。自筆サインを基にロゴ化することで、完全なオリジナルロゴとなります。また、最近では筆記体フォントの種類が豊富なため、手書きフォントを活用するのもひとつの選択でしょう。
円形デザインは以前からロゴスタイルのトレンドの1つとして使用されていますが、ここ数年でその人気は加速し、定番スタイルとして様々なロゴデザインに取り入れられています。その背景には、ほとんどの SNS のプロフィール画像が円形を適用していることが理由の1つとして考えられます。
特定のジャンルに焦点をあてた写真作品を手掛けている場合、ロゴを見ただけで認識してもらえるようなロゴにしたいと考えるかもしれません。その場合、アイデンティティを強調するロゴの作成方法は2通りあります。1つはあなたのジャンルに適したキャッチコピーをデザインへ含める、もうひとつはあなたの作品テーマを表現する視覚的要素を含めることです。特に、グラフィック要素が加わることで写真家としての個性が引き立ち、認識されやすい傾向があります。
ビジネス名を覚えてもらいたい、マーケティング戦略を考えている場合などに最適なロゴスタイルです。文字の部分的な削除、フォントのカーニング調整などを取り入れることで、単純な太字テキストではなく、お洒落な印象も与えることができます。
自然を感じさせるモチーフを採用したこのデザインは、柔らかで優しい印象を与える効果があります。風景写真をメインに制作している写真家が好んで取り入れるデザインですが、そうでないポートレート写真やウェディング写真を専門とする写真家の間でも幅広く人気のあるロゴデザインです。
テキストを囲むことで、シンプルな見栄えとなり、読みやすさが増します。ビジネス名やキャッチコピーを囲む、または囲みの形に変化をつけてアレンジするだけで、見た目に大きな違いをもたらします。このロゴスタイルでのアプローチは、そのシンプルさゆえに、写真・動画やカラフルな背景に使用したりと、使用範囲が無限に広がります。
カメラアイコンを使用したロゴは、一目で写真に関連したビジネスであることが認識できるため、写真家の間で好まれるロゴデザインです。しかし、カメラアイコンを取り入れる場合、既に何百と存在するカメラアイコンを取り入れたロゴと差別化をはかる必要性があるでしょう。以下の例を参考に、気に入った要素をミックスして自分らしいアイデンティティを表現するユニークなロゴ作成を心がけましょう。
ビジネス名やフォトグラファー名の頭文字のイニシャルを取り入れるこのスタイルは、シンプルかつ印象的なロゴマークです。分かりやすい文字を組み合わせた単純なものから、2〜3文字で抽象的な形を作る複雑なものまでデザインの幅も広く、ロゴに投影したいイメージや自分のスタイルとの兼ね合いによって自由にアレンジできます。
幾何学的デザインは、写真家に限らず様々な分野のビジネスで人気のあるロゴスタイルです。図形の調和を施したこのスタイルは、クリーンなイメージでインパクトのある印象を与える効果が特徴です。このロゴスタイルの基となるものは、自分の名前であったり、作品イメージ、抽象的なものなど様々です。
今までご紹介したロゴのほとんどは、モノクロスタイルであることにお気づきでしょうか。写真家がロゴを作成する際に心がけることは、ロゴが自分の作品を邪魔しないことです。そのため、単色のロゴを使用することが最も単純な解決方法となり、どのような背景にも簡単に取り込める点がメリットです。
しかし、ロゴに複数の色彩を盛り込んではいけないということではありません。写真家としてのアイデンティティを表現するために色彩が必要な場合は、自己アピールのために取り入れましょう。
ロゴスタイルのアイデアは見つかりましたか?さぁ、あなただけの魅力的なロゴマークを作成しましょう!