2015年9月17日4 分
縦型(サイドバー)メニューをホームページに取り入れてみようと考えている方はいらっしゃいますか?ヘッダーにメニューを配置するレイアウトが一般的であるため、サイトの横に配置するサイドバーメニューは、サイト訪問者に新鮮な驚きを与えることができます。
さらに、ホームページの種類によっては、サイドバーメニューをグローバルメニューにすることで、利用者が迷わずページにたどり着ける、操作しやすくなるなどのメリットもあります。今回は縦型のサイドバーメニューの長所と短所を思いつく限り、書きだしてみました。また、縦型サイドバーメニューを使ったWixユーザーの素敵なホームページもご紹介しますので、是非、参考にしてください。
サイドバーメニューとは、ウェブサイトやアプリケーションの側面に配置されるメニューのことです。通常、左または右のサイドバーに表示され、ユーザーがサイト内を簡単にナビゲートできるように設計されています。
このメニューは、固定表示することで、ユーザーがページをスクロールしても常にアクセス可能な状態が保たれます。また、グローバルメニュー化することで、他のどのページからでもアクセスすることができ、ユーザービリティの向上が見込めます。
たくさんのメニューを配置可能
サイドバーメニューなら、トップページからメニューが隠れてしまうことを心配する必要はありません。好きなだけとは言いませんが、かなりの数のメニューをページに含めることができるので、メニューの数が多くなる、サービスビジネスやネットショップサイトの場合には、サイドバーメニューは賢い選択です。
ページ名の文字数を気にする必要なし
横型メニューを採用する場合、ページ名が同じような文字数(長さ)になるよう気をつける必要があります。その方がデザイン上、揃ってきれいに見えるからです。一方、サイドバーメニューを採用する場合には、ページ名の文字数(長さ)が揃っていなくても、訪問者にとって、あまり気にならないはずです。
ページの頻繁な追加も可能
ページを追加する場合、横型メニューでは、1点項目が追加されるだけで、デザインを変更する必要が出てくる可能性がありますが、サイドバーメニューではその心配は要りません。頻繁にページの追加を予定している場合には、サイドバーメニューを採用しましょう。またサイト上のメニュー名を変えるのも、サイドバーメニューであればその他のデザインを気にすることなく、すぐ可能です。
シングルページに最適
ページをたくさん表示できるサイドバーメニューであれば、訪問者に全てのページを一目で見て頂くことが可能です。最近、縦に長い1ページだけのホームページ(シングルページ)を良くみかけますが、縦型のメニューはこのようなホームページにも最適です。
多くの利点を挙げてきましたが、縦型のメニューは欠点もありますので、全てのホームページにとって最適なものとは言えません。次に短所をご紹介します。
人の視線はまず左から右へと流れる
ウェブページを見た時、ほとんどの人はまず左から右へと画面を閲覧することが研究によって証明されています。小さい頃から人間は、左から右へと文章を読み、情報処理することに慣れているので、横型メニューの方が自然で読みやすいことは確かです。
クリックされることが多いのは画面の右側
左から右へ動きやすい目の習性上、画面の右側に設置されているリンクの方が左側に設置されているリンクよりクリックされやすいです。これはほとんどのユーザーが右利きで、右利き用のマウスを使用しているという事実とも関連します。縦型ナビゲーションメニューは通常、左側サイドに設置することになるので、クリック数が少なくなる可能性があります。
長すぎるメニューが画面に収まらない可能性あり
もし縦型のサイドバーメニューがあまりにも長すぎる場合、画面に収まりきらなくなります。横型メニューは画面上から隠れることはあっても切れてしまうことはありません。
メインコンテンツを邪魔する恐れあり
ページ名があまりにも長すぎる場合、ページ内の貴重なスペースを取ってしまう可能性があります。ホームページのメインコンテンツである写真や文章のスペースを取ってしまっては元も子もありません。
縦型メニューは全てのホームページ向けではありませんが、あなたのホームページに適しているかどうか試してみて損はありません。Wix を使えば、たった数回のクリックで縦型のサイドバーメニューをレイアウトに追加することができます。
ライター: Wix Team