HTTPSとは?HTTPとの違いや設定方法を徹底解説【初心者向け】
- 2月28日
- 読了時間: 7分

ホームページを作成する上で、セキュリティ対策は「知らなかった」では済まされない重要な要素です。
例えば、あなたのサイトの訪問者がカフェの無料 Wi-Fi を利用していたとします。もしサイトが未対策(HTTP)のままだと、それだけで氏名やパスワードなどの個人情報が第三者に盗み見られてしまうリスクがあるのです。
こうした事態を防ぎ、通信を安全に暗号化する技術が「HTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)」です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、Wix を活用すれば専門知識がなくても自動で対策が完了します。
本記事では、HTTPS の仕組みや重要性を初心者の方へ向けてわかりやすく解説し、Wix での具体的な導入手順までガイドします。
この記事の概要
通信の暗号化によって読者の個人情報を守る仕組み
検索順位(SEO)やサイトの信頼性に与えるポジティブな影響
Wixを使って専門知識不要でセキュリティ対策を完了させる手順
「専門用語は苦手だけど、プロ仕様の安全なサイトを作りたい」そんな悩みを解決するのが、Wix です。Wix の無料レンタルサーバーを使えば、プログラミングの知識がなくても、安全なサイトを驚くほど簡単に構築できます。

▶︎ Wix の機能でできること
独自のドメインの取得から、800 種類以上の無料 HTML テンプレート、そしてサイトを保護する「自動 SSL 証明」まで。Wix はホームページの作成からビジネスの成長までをサポートする強力なパートナーです。
HTTP、HTTPS、SSL/TLS の違い【専門用語を整理】
「HTTP」と「HTTPS」の最大の違いは、通信が暗号化されているか否かにあります。現在、セキュリティの専門機関である IPA(情報処理推進機構)も、すべてのサイト・Web ページで通信の暗号化(HTTPS化)を推奨しています。
HTTPS とは?
HTTPS とは「Hypertext Transfer Protocol Secure(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル・セキュア)」の略称です。通信を暗号化して保護する技術を指します。
URLの先頭が「http」ではなく「https」になっているか、わずか1文字の違いですが、この「s(Secure)」がないだけで、検索順位の下落やブラウザでの「警告表示」といった大きなリスクを招きます。Google の透明性レポートによると、現在 Chrome で読み込まれるページの 85 %以上が HTTPS 暗号化されています。
HTTPS と HTTP の違いとは?
HTTP: 通信内容が「裸」の状態で送られるため、途中で盗み見られる危険があります。
HTTPS: データを「鍵付きの箱」に入れて送るため、万が一傍受されても中身を解読できません。
サイバーセキュリティの権威であるトロイ・ハント氏は、「暗号化されていない通信は、手紙を封筒に入れずに送るようなものだ」と例えています。大切な顧客情報を守るために、HTTPS 化は必須の装備と言えるでしょう。
HTTPS と HTTP の違い
特徴 | HTTPS | HTTP |
正称 | HyperText Transfer Protocol Secure | HyperText Transfer Protocol |
暗号化 | あり(安全) | なし(危険) |
検索順位 | 有利になる傾向 | 不利になる傾向 |
ブラウザ表示 | 鍵マークが表示される | 警告が表示される |
用途 | ECサイト、銀行、ログイン画面 | 情報閲覧のみのサイト |
もっと詳しく ▶︎ 通信の仕組みを知ることは Web サイトセキュリティの基本です。同様に、サーバーとドメインの違いについてはこちらの記事で解説しています。
SSL/TLS とは?
SSL/TLS は、HTTPS を実現するための「規格(仕組み)」のことです。 厳密には、古い規格である「SSL」から、より安全な「TLS」へと移行していますが、現在でも慣習的に「SSL」や「SSL/TLS」と併記されることが一般的です。
HTTPS 化が重要な3つの理由
2014 年以後、Google Search Central でも、HTTPS をランキングシグナルとして使用することが明言されています。サイトの集客力を高めるためにも、必須の対策と言えます。SEO と URL の関係を見直す際にも、まずは暗号化が前提となります。
盗聴・改ざんの防止: Wi-Fi経由などでパスワードやクレカ番号が盗まれるのを防ぎます。
なりすましの防止: 「このサイトは本物である」という証明書を発行し、フィッシング詐欺を防ぎます。安全性が確認できないドメインを発見した際には、WHOIS を活用してドメインの所有者情報を確認することも可能です。
ユーザーの信頼獲得: 最新のブラウザでは、HTTPサイトにアクセスすると「保護されていない通信」と警告が出ます。これは、店舗の入り口に「この店は危険です」と貼られているようなものです。
Wixなら「自動」でSSL/TLS対策が完了
HTTPS を導入するには、サーバーに SSL/TLS サーバー証明書をインストールする必要があります。しかし、Wix ならこれらのプロセスを意識する必要はありません。
自動適用: Wix で作成したすべてのサイトには、標準で無料の SSL 証明書が適用されます。
管理の手間ゼロ:IPA(情報処理推進機構)「TLS暗号設定ガイドライン」にもあるように、SSL/TLS の自動更新は、管理者の負担を減らし設定ミスを防ぐ最良の方法です。。Wix は更新作業もすべて自動で行うため、設定ミスや期限切れのリスクがありません。
WixでSSLの状態を確認する方法
基本的には自動適用されますが、独自ドメインを接続した直後などは Wix ダッシュボードから直接確認できます。
Wixダッシュボードの「ドメイン」ページへ移動。
該当するドメインのSSL証明書が「有効」になっているか確認。
注意点:ドメインの DNS 設定(Aレコード/CNAME)が正しいこと、 DNS 更新後最大 48 時間は反映に時間がかかる可能性があることを考慮します。
HTTPS についてのよくある質問
すべてのページを HTTPS 化する必要がありますか?
はい、必要です。入力フォームがないページでも、閲覧履歴が漏洩するリスクがあるため、サイト全体を保護することが現在の標準です。
HTTPS 化するとサイトの表示速度が遅くなりませんか?
現代の技術では、暗号化による速度低下はごくわずかです。HTTPS を導入することで HTTP/2 という高速な通信方式が使えるようになり、表示速度が改善する場合もあります。
無料のSSL証明書と有料のものは何が違うのですか?
暗号化の強度は同じです。有料のものは企業の実在証明などの審査が厳格で、高額な補償制度がついていますが、一般的な用途なら無料で十分です。
HTTPS 化すれば、サイトがウイルスに感染しなくなりますか?
いいえ、感染を防ぐものではありません。通信途中の盗み見は防げますが、サイト自体の脆弱性やウイルスの侵入を防ぐには別の対策が必要です。
「SSL」と「TLS」は別物ですか?どちらを取得すればいいのでしょうか?
技術的には別物ですが、サービス名としては同じ意味で使われています。現在「SSL 証明書」として提供されているものは、すべて安全な TLS に対応しています。
HTTP のままだとどうなりますか?
ブラウザに「保護されていません」と表示され、訪問者に不安を与えます。また、検索順位が下がる可能性も高くなります。
まとめ
サイトの HTTPS 化は「特別なこと」ではなく、現代の「最低限のマナー」です。 複雑なネットワークの仕組みをすべて理解する必要はありません。Wix のような、セキュリティが標準装備されたプラットフォームを選ぶことで、あなたは本来の目的である「ビジネスの成長」や「コンテンツ制作」に集中できます。Wix はドメインレジストラとしてのサービスを提供しており、ドメイン取得から SSL/TLS の設定までシームレスに実行できます。他社で取得したドメインの移管方法もシンプルです。安全で信頼されるホームページを、今すぐWixで手に入れましょう。
\サイト制作から、集客・予約・決済・顧客管理まで。/

▶︎ 便利な無料ビジネスツールの詳細はこちら
この記事を書いた人

下瀬 美幸(Miyuki Shimose)
Wix 公式ブログ編集者/SEO エキスパート



