企業ホームページに絶対入れるべき6項目

この記事は2016年10月25日に公開、2022年2月25日に更新しています。
ホームページ作成を成功させるためには、優れたユーザーエクスペリエンス 、美しいWebデザイン 、質の高いコンテンツが全て揃っている必要があります。この記事ではこれを実現するために、企業ホームページに最低限入れるべき6つの項目と、それを作り込むためのコツについて解説していきます。 Wixではサイトに掲載するべき項目が全て揃ったホームページテンプレートを無料で配布していますので、この記事を読み勧めながら好みのテンプレートがあるか探しながら読み進めてみてください。
企業ホームページに入れるべき6項目
下記が、企業ホームページを作る際に最低限必要な項目です。
トップページ
会社概要ページ
商品・サービス内容紹介のページ
問い合わせページ
CTAボタン
フッター
それでは各項目について詳しく説明していきます。
1.トップページ
役割:ホームページ全体の内容に興味を持ってもらうきっかけを作る
トップページは「ホーム」とも呼ばれることから分かるように、サイトの拠点となる重要な役割を果します。また、訪問者が最初に目にするページなので、企業ホームページの印象もここで決定します。良い第一印象を残し、他のページへのクリックへつなげることができるよう、コンテンツを作成しましょう。
トップページを作成する際は、あなたのブランドに最適なトーンや言葉使いに統一することを意識しましょう。始めて訪問した人にも分かりやすいように、以下の項目は必ず掲載するようにしましょう。
企業名
企業ロゴ
どんなビジネスを行っているのか?
どんな商品やサービスを販売しているのか?
どのような内容のホームページで、どんな情報をサイト訪問者は得ることができるのか?
他社との違いや製品の具体的な特徴など、上記以外の情報を記載するのも良いですが、基本的な内容のみの記載に留め、情報量の多すぎない見やすいトップページを作りましょう。 また、印象的な企業ロゴを作成しホームページに掲載することはブランディングに大いに役立ちます。また企業ロゴをお持ちでない場合は、オンラインロゴメーカーで作成することも可能です。
2. 会社概要ページ
役割:あなたの会社をより詳しく説明する
他社のホームページを見ている時のことを考えてみてください。「会社概要」をクリックするのはどんな場合でしょうか?会社名や住所、経営陣の紹介など、会社の詳細情報ではないでしょうか?
自分で企業ホームページを作る時も同じです。必ず以下の項目を掲載するようにしましょう。必要に応じて、会社の沿革や、会社のビジョン、代表挨拶、写真を添えて社員紹介などを載せることもおすすめです。
会社名
本社所在地
連絡先(電話、Email)
代表者名・役員名
事業内容
資本金(法人である場合)
ご自身の企業概要には思い入れがあるあまり、ついつい長文を書いてしまいがちです。しかし、要点を絞りながら、長くなりすぎないように気をつける必要があります。どうしても詳細な会社の紹介や、自己紹介をしたい場合には箇条書きにしたり、見出しをつけるなど、訪問者が読みやすいように工夫しましょう。
3. 商品・サービス内容紹介のページ
役割:提供している商品やサービスを魅力的に紹介する
特に商品ページがネットショップの役割を果たしている場合は特に重要です。商品名、そして商品の説明によって売れる確率が変わってくるからです。
商品のサイズや使い方、特徴がきちんと明記されているか、色々な角度から撮影された鮮明な商品写真が掲載されているか、確認しましょう。お客様に安心感を与えて、購入ボタンをクリックしてもらうためには、詳細な説明が必要です。
様々な商品を販売している場合、ドロップダウンメニューなどを利用し、同じ種類の商品をカテゴリごとにまとめましょう。
4. 問い合わせページ
役割:会社に対する質問を受け付ける
サイト訪問者が問い合わせページをクリックする時は、商品やサービスについて疑問がある時です。せっかく生まれつつあるリードを逃さないために、何をどこに記入すればよいのか一目で分かる問い合わせページ・問い合わせフォームを作りましょう。

5. フッター
役割:あなたのサイトのオリジナリティを付け加える
ホームページの一番下にあり目立たないことから、その存在が忘れられがちなフッター。でもフッターを軽視するのは、大きな間違いです。サイトのトップページが第一印象を決めるものだとしたら、フッターは最後の印象を決めるものです。この小さなスペースを上手に活用することで、訪問者にとって使い勝手がよく、好印象を残すホームページにすることができます。 ソーシャルアイコンや連絡先の掲載はもちろん、もう一度CTAボタンを掲載するのもおすすめです。また、企業ホームページの場合は利用規定やプライバシーポリシー等、リーガルに関するページのリンクを一箇所にまとめて掲載することで、「信頼感のある企業サイト」を印象づけることもできます。

6. CTAボタン
役割:訪問者の行動を促す
ホームページの種類・目的によって、最終的に達成したいゴールは異なります。弁護士のサイトであれば、最初の相談予約しをしてもらうこと。ネットショップであれば、商品を購入してもらうこと、といった具合です。CTAボタンは、購入、申込みやお問い合わせフォームに訪問者を誘導するためのボタンです。
クリックされるCTAボタンを作成するコツは以下のとおりです。
デザイン 他の要素よりも目立たせて訪問者の目を引くデザインのボタンにしましょう。色、大きさ、形、テキストのフォントなどを工夫しましょう。
テキスト 訪問者がクリックしたくなるような、訴求力の強いコピーを考えましょう。訪問者のニーズや要求を理解し、できるだけ具体的な訴求文や提案を、短いテキストにまとめましょう。その際、訪問者自身の行動を表す動詞を使うことがポイントです。
検証を繰り返す CTAボタンのクリック率を向上させていくには、テストを行い検証を繰り返し、デザイン・テキストの最適化を継続的に行っていくことが欠かせません。なお、ABテストを行う際はデザイン・テキストの両方を一度に変えてしまうのではなく、変数は一つに絞り、他の条件は統一して行うようにしましょう。

最後に
いかがでしたでしょうか。この記事では、企業ホームページに絶対入れるべき6項目を、その作成のコツとともにご紹介しました。これから企業サイト作成を検討される場合は、こちらのホームページの作り方に関する記事にも目を通してみましょう。 Wixでは、これらの必須項目がすべて入れこまれたHTMLテンプレートを800種類以上、無料で提供しています。あなたの企業ホームページにぴったりなデザインがあるか、探してみてはいかがでしょうか。

ライター: Wix Team