2023年2月12日18 分

見やすいブログをデザインするコツ:おしゃれな参考事例12選

最終更新: 1月24日

この記事は2021年11月21日に公開、2023年2月13日に更新しています。
 

ブログにとって、サイトのデザインは PV(ページビュー数)を左右する重要な要素です。整理された読みやすいブログサイトは、読者のブラウザバック率を減らし、リターン読者を増やす効果があると言われています。そこで今回は、見やすくおしゃれなブログを作成するコツと、優れたブログデザイン事例を紹介します。

目次

みやすいブログデザインの7つのポイント

ブログサイトに必要な要素5選とデザインのポイント 

参考になるブログデザイン:12の事例
 

 

みやすいブログデザインの7つのポイント


 
ブログ記事はそもそも、読みやすくなければ読者を獲得することができません。そこで、この章では読者の注目を得るために守るべきブログデザインの基本をくわしく解説します。

他にも、 Wix ではブログにまつわるノウハウなどが学べるオンライン講座「Wix Learn」も提供しています。戦略的な Web サイトのデザイン、投稿スケジュールの作成、SEO 対策については「ブログの始め方 パート1:ブログサイトの開設方法」(日本語字幕対応)をチェックしてみましょう。

ブログサイトデザインのポイント

  1. 余白と行間などのフォーマットを整える

  2. ブログのアイキャッチ画像を必ず追加

  3. ブログ内に適度に画像を挿入

  4. 枠や表、箇条書きを使用

  5. 関連記事を追加

  6. スマホ表示に最適化

  7. 執筆者ページ/プロフィールページを追加

01. 余白と行間などのフォーマットを整える

訪問者は、サイトを訪れてわずか数秒でブログを読みたいかどうかを判断します。もちろん、ブログに盛り込むべき要素は念頭に置きながら、「盛り込みすぎない」ことも考慮してください。コンテンツは一か所に詰め込まず、余白スペースを適宜挿入することをおすすめします。
 

ここでいう余白とは、ブログの中でコンテンツを入れずに空白で残しておくべき領域を指します。ブログページにテキストや画像を詰め込むと、情報量が多すぎて読みづらいブログになってしまいます。また、文章の行間に適度なスペース(1.5 行 から 2 行)を設定することで、読み飛ばしを防止し、スムーズに読めるようになります。適切な余白は、読者に圧迫感を与えず、気軽に読んでもらうために重要な役割を果たします。

読みやすいフォントを選択することも大切です。どのデバイスからの表示されても可読性の高さを維持するためには、Web フォントを選択することがおすすめです。ブログサイトの個性と読みやすさを両立するできるフォントを選びましょう。
 

02. ブログのアイキャッチ画像を必ず追加

基本的にブログ記事に必要不可欠なものと考えるべきものが、アイキャッチ画像です。

アイキャッチ画像とは、ブログ記事のトップに大きく表示される画像のことです。読者の興味を引き、記事の内容が一瞬で分かるようにし、記事を読み進める読者を増やす効果があります。また、記事が SNS でシェアされる際に画像があると見た目が良く、タイムライン上で目立ちやすくなります。

SEO のメリットもあります。画像検索でブログ記事のアイキャッチが表示される、あるいはリッチリザルトの一種、イメージボックスに表示される可能性が得られるなど、PV(ページビュー)数アップの効果も期待できます。Google が画像を認識できるように、代替テキスト(ALT テキスト)を必ず追加しましよう。

一体感のあるアイキャッチ画像が並ぶブログサイトは、それだけでプロフェッショナルな印象を与えます。どんな内容か分かりやすいアイキャッチ画像とタイトルを意識することで、ユーザーが読みたいコンテンツをすぐに発見できるようになり、サイトの滞在時間を増やす効果があるでしょう。

03. ブログ内に適度に画像を挿入

文章内に適度に画像を追加することで、伝えたい情報をより分かりやすく伝えられます。特に、近年のように情報があふれた世の中では、読者は手早く簡潔に情報を理解したいと思っています。記事中の画像掲載は、読みやすさだけでなく SEO にも効果的です。ブログのアイキャッチ画像と同じように、Google が画像を理解できるように、それぞれの画像に代替テキスト( ALT テキスト)を追加することを忘れないようにしましょう。


 

04. 枠や表、箇条書きを使用

画像と同じように、枠や表、箇条書きは、読者が素早く内容を理解するために必要な要素です。ブランドイメージを取り込んだ枠で囲むデザインなども重要なアクセントになります。ブログ記事で取り上げる情報やデータなどは、インフォグラフィックスや表にまとめることで SNS で公開する際に再利用することがで来ます。また、グラフやデータは、その他ブログサイトが引用として利用する可能性が高くなります。これは、自然に被リンクを獲得するために効果的で、SEO対策としても有効です。


 

05. 関連記事を追加

記事を読んでいる際に、「もっと詳しく知りたい」「この単語の意味は何だろう」と感じることはありませんか?そんな読者のニーズに応え、サイトへの滞在時間を増やすための便利な施策が、関連記事の表示です。記事の内部やサイドメニューに関連記事や人気記事を表示し、読者が他に読みたい記事を見つけやすいようにしましょう。
 

 
また Wikipedia のように、関連する言葉に直接リンクを挿入することもおすすめです。SEO対策にもなり、Google が記事の内容を把握しやすくなります。積極的に活用しましょう。


 

06. スマホ表示に最適化

Contentsquare のレポートによると、2021 年は世界のオンライントラフィック全体の 58 % がモバイル経由でした。さらに、日本ではなんと 69 % がモバイルからのトラフィックとなっています。ブログサイトにとっても、今後はモバイルからの表示を意識したデザインが必須と言えるでしょう。


 
モバイル表示に最適なフォントサイズは、14 px 〜 16 px とされています。これを基準にし、タイトルタグのサイズや hタグ(小見出し:h2、h3 など) のフォントサイズを調整しましょう。モバイル表示では画面の幅が制限されるので、タイトルや小見出しが長いと改行され読みづらくなります。

モバイル表示でも読みやすいブログにするために、見出しは常に短くすることを徹底しましょう。ブログを公開したら、必ず自身のスマホで見出しの長さや、画像の表示を確認することをおすすめします。

07. 執筆者ページ/プロフィールページを追加

ブログサイトには、必ずプロフィールを追加しておきましょう。訪問者はコンテンツの筆者を知ることで、もっとブログの内容に興味を持つようになるかもしれません。

どのような種類のブログであっても、ブログを作成する主な目的の一つは読者との繋がりの構築です。自身の経験に基づいたコンテンツを作成して、読者に自分の人柄を知ってもらいましょう。信頼できる情報源に基づいていなければ、記事の価値は下がってしまいます。また、プロフィールを通して、Twitter やインスタグラムなど複数の SNS で繋がりを持つことで、ブログサイトに戻ってきてくれる可能性が高まります。自分の写真と略歴、ブログを始めた経緯など、読者の共感を得られる内容を記載してリピーターを増やしましょう。

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ブログサイトに必要なパーツとデザインのポイント

ブログを開設する目的は、読者を惹きつけ、記事を読んでもらうことです。最も大切なのは良い記事を書くことですが、そもそも読んでもらうために読者の興味をそそるように工夫する必要があります。しかし、手の込んだアニメーションや複雑な画像は必要ありません。より広い読者層に届けるという点では、シンプルで分かりやすいブログ記事が最も効果を発揮します。


 
ブログサイトに必要な機能とデザインのポイント

  1. 目を引くトップページ

  2. ヘッダー

  3. ロゴ

  4. ナビゲーションメニュー

  5. Twitter やリンクシェアのアイコン

01. 目を引くトップページ


 
これから、ブログを開設するなら、ブログ記事をサイトのトップページに掲載することを検討しましょう。Web サイトを家に例えると、トップページは玄関のドアとしての役割を果たします。ユーザーの目に留まる場所に記事を表示することで、サイトに訪れた人が興味のある記事を見つけやすくなります。すでに、会社ホームページやポートフォリオサイトを持っている場合は、トップページにブログ記事エリアを追加しましょう。

どちらの場合も、トップページは訪問者に「このサイトは見る価値がある」という印象を持ってもらうデザインにする必要があります。トップページで訪問者の注意を引き、ブログのトピックを一瞬で理解してもらえるデザインが理想です。

まずは少し時間を取って、ブログサイトのレイアウト、フォント、カラーなどを考えてみてください。ブログは自分自身のオンラインプレゼンスを確立する中心的存在です。トップページから訪問者をブログにうまく誘導できるよう、サイトのメニューバーも訪問者が使いやすいように工夫しましょう。


 

02. ヘッダー


 
読者の注意を引き付けるもう一つの方法は、トップページと各ブログページの両方でヘッダーを活用することです。ヘッダーはサイトの各ページの上部に表示される横長のパーツで、サイト全体のトーンを決めるだけでなく、読者にサイト内のコンテンツを知らせる重要な役割を果たします。好みに応じて、各ページのヘッダーをカスタマイズすることもできます。

ヘッダーにはサイト名、ロゴはもちろん、サイト全体のトーンに合わせて高画質の画像などを追加しましょう。また、この部分にナビゲーションメニューを設置すると、訪問者はサイト内のページ間をスムーズに移動できるようになります。

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03. ロゴ
 

ロゴの作成は、本格的なブランディングに不可欠なステップです。ファッションブログやグルメブログといった開設するサイトの種類に関わらず、サイト名をロゴと関連付けることで、ブランドアイデンティティを強化し、Web サイトの存在をよりユーザーに印象付けられます。ロゴは自身やビジネスの内容、作成するコンテンツの種類を視覚的に表現する手段だと考えましょう。
 

まだロゴがない場合は、ロゴジェネレーターを使用して自分自身とブログサイトを表す美しいロゴを作成できます。ロゴが完成したらサイトの好きな箇所で使用できますが、ヘッダーには必ず表示しましょう。また、各ページのフッターに連絡先情報と併せてロゴを貼ることも、訪問者にサイトを覚えてもらうにはとても効果的です。


 

04. ナビゲーションメニュー

UX や Web デザインを意識した高度な Web サイトでは複雑なデザイン要素を利用する傾向がありますが、ブログのデザインはシンプルに留めておくべきです。これにより、記事の内容をより際立たせられます。

ブログに特化したサイトの場合、主要な目的は読者を集めることです。そのため、読者が簡単に記事を閲覧でき、サイト上の異なるページを訪問しやすいことを前提にデザインを考える必要があります。サイトに機能を追加しすぎると読者の注意がそれてしまうため、「質の高い記事や視覚的なコンテンツを見てもらう」という本来の目的を達成できることを第一に、デザインを検討しましょう。


 

05. SNS共有やリンク共有のアイコン


 
読者に SNS で記事をシェアしてもらうことは、新規読者にリーチしてブログの知名度を高めるために有効な方法の一つです。デフォルトの機能を使用して無料で簡単にできるマーケティング手法で、特にブログを収益化したい場合に効果を発揮します。
 

この機能を活用する場合は、1800~2000 文字以上の長いブログ記事を執筆するのがコツです。これらの記事の SNS シェア数は、短編の記事の 3 倍になると言われており、シェア機能を有効にするとこの機会を活用できます。
 

ビジネスサイトやネットショップサイトの一部としてブログを設置している場合は、SNS シェアを通じて新規訪問者を獲得し、そこからビジネスに繋げられます。SNS シェアの設定はとても簡単なので、ぜひ設定しておきましょう。


 

参考になるブログデザイン:12の事例

ブログのデザインを通じて自身を表現するコツを学んだところで、Wixで作成された国内外のおしゃれなブログ参考事例を12選紹介します。

国内ブログ事例

1. 田中ゲイリーオフィシャルブログ(Gary Tanaka Official Blog)

2. ブログ | ailys

3. 活動ブログ | イラスト制作アトリエ マウマウキャット

4. ブログ | レイアップ

海外ブログ事例

5. Bella and Bloom

6. Mom Boss Life

7. Style Stories

8. All The Food

9. Adobe by Estie

10. The Wine Tails

11. britdotdesign

12. Life As We Explore
 

01. 田中ゲイリーオフィシャルブログ(Gary Tanaka Official Blog)


 
田中ゲイリーオフィシャルブログは、東京都出身の田中ゲイリーさんによる MBA/ファイナンスブログです。「海外 MBA で得られるもの」と題したブログ記事シリーズは、田中ゲイリーさんの経験に基づいた MBA 留学のメリットや、ハードだった体験が具体的にまとめられています。海外 MBA 留学に挑戦したい人にとっては必見のブログです。
 

 
ブログのトップページで、メニュー、カテゴリー、Twitter リンク、ブログ管理人情報と、必要な情報がすべて一目で見られるようになっている点は、優れたブログサイトデザインのポイントを抑えていると言えます。

02. ブログ | ailys

AI 機械学習によるデータ分析ソリューションを開発および提供している ailys、はオウンドメディアである ailys | ブログを運営しています。自社サービスの目標「データ分析の専門家でない方でもデータ分析のビジネス活用ができること」を実現するために、 AI 活用やデータ分析の基本が理解できるようなブログコンテンツを提供しています。また、オウンドメディアを運営することで検索からの自然流入を獲得しており、サイトアクセス数の半数以上は、ブログ記事からの流入だそうです。
 

 
スクロールダウンすると、これまでの記事がすべて見られるようになっているため、気になる記事を見つけやすくデザインされています。また、吹き出しデザインのヘッダーが印象的です。参考資料ニュースといったカテゴリーごとに色が異なり、どのページなのかが分かりやすくデザインされています。

03. 活動ブログ | イラスト制作アトリエ マウマウキャット


 
主に制作会社から発注を受けるキャラクターグッズや書籍、パッケージなどに使用するイラストを制作するイラスト制作アトリエマウマウキャット。活動ブログを活用して、制作実績の詳細や営業日などに関する情報を発信しています。

コラボカフェなどイベントものの告知ツイートや、Youtube 上の動画を簡単に埋め込む機能を使って、充実したコンテンツのブログサイトになっています。ブログはスマホアプリからも作成および管理ができるので、出先で誤字脱字などを見つけでもすぐに修正できるところがお気に入りということです。

豊富なSEO&集客ツールが充実

04. ブログ | レイアップ

SEOに強い記事制作代行サービスを提供しているレイアップは、自社オウンドメディアで SEO に関するお役立ち情報を発信しています。ブログページは十分に余白をとり、ミニマルで洗練された会社のロゴが目立つようになっています。また、ヘッダーメニューデザインもシンプルにまとめられており、サイトに訪れたユーザーが簡単にナビゲートできるようになっています。
 

 
記事には、画像やボックスが挿入され、重要な情報が簡単に掴めるようになっており、ユーザーの目線にたった読みやすい記事になっています。SEO について学びたい人はぜひチェックしてみましょう。

海外ブログ事例

05. Bella and Bloom

Bella and Bloom は Web デザインスタジオで、ブランドを強く印象付け、認知度アップを促進するサイトの制作を得意としています。彼らのサイトはビジネスに特化しており、顧客のレビュー、ポートフォリオに加えて、もちろんブログのセクションも設けられています。サイト上部のヘッダーに記された「Calling all mother-hustlers, boss babes and female entrepreneurs(すべての活気あるママ、自立した女性たち、女性起業家に)」という一文で、サイトのターゲットオーディエンスが一目で分かるところもポイントです。

スクロールすると、ビジネスやブランディングのヒントからおいしいチョコチップクッキーのレシピまで、さまざまなお役立ちコンテンツが所狭しと表示されます。また、パステルカラーのアイコンと筆記体のフォントを使用し、コンテンツを楽しく読めるよう配慮しつつ、余裕のあるプロフェッショナルな雰囲気を醸し出しています。

06. Mom Boss Life

スペイン出身のブロガー、Laura Gimbert さんのウェルネス系サービスの Web サイト、Mom Boss Life。忙しいママたちが、バランスのとれた健康的なライフスタイルを送れるようサポートすることを目的としています。ブログ記事の内容は、在宅勤務のコツから幼児を連れての旅行までさまざま。それぞれの記事の概要はライトグレーのボックスにまとめられており、読者はボックス内に表示されたタイトル、画像、記事の冒頭部分を見てすぐに内容を理解できます。

Laura さんが夫や子どもと一緒に写っている写真などプライベート写真も掲載され、読者に親近感を持ってもらいやすいのも特徴です。

07. Style Stories

ニューヨーク出身のクリエイター兼写真家である Rachel Norstrom さんのライフスタイルブログ、Style Stories。余白を大胆に使ったブログのタイトルは、読者の目線を惹きつけるようデザインされています。その下に彼女自身の画像とプロフィールを記載することで、早い段階で読者との繋がりを構築し、同時にブログの概要もしっかりと伝えられます。

ページの上部にはストリップを配置し、ブログのカテゴリを表示しています。各記事では、Rachel さん自身がモデルとなって撮影した、プロクオリティの画像を使用してファッショントレンドを解説。記事の末尾には Facebook、Instagram、Pinterest など SNS シェア用のリンクがあるため、読者は気に入ったコーディネートを自身の SNS で簡単にシェアできます。

08. All The Food

アイルランド・ダブリンのレストランを中心に紹介するレストランレビュー/グルメブログの All The Food 。サイト内にはおいしそうな料理のゴージャスな写真が満載です。読者は各レストランの特徴をよりよく理解できます。また、魅力的な写真を複数枚合わせてコラージュ風の特集画像を作るなど、読者が記事を読みたくなるような工夫も施されています。

ブログでは、新しくオープンしたレストランや休日に行きたいお店、絶対に食べておきたいデザートなどのコンテンツを紹介。ダブリンへの旅行を考えているグルメな人は、食事の参考にこのブログを活用してみてはいかがでしょうか。

09. Adobe by Estie

アメリカ人インテリアデザイナーの Estie Kessler さんのブログサイト、Adobe by Estie。「家は単に住む場所ではなく、思い出をづくるための神聖な空間である」という考えをテーマに、さまざまな情報を発信しています。ブログでは、彼女が自分の家をどのようにして家族が生き生きと暮らせる場所に変えていったかや、自分の家にトレンドや色を取り入れるためのアイデアなどがつづられています。

各ページの上部にあるシンプルな白いヘッダーには、黒の筆記体で書かれたブログ名「Adobe」と、各ページにジャンプできるすっきりとしたデザインのナビゲーションバーが配置されています。また、ブログの随所に配置されたカラフルなインテリア写真にも注目です。サイトのデザインがシンプルなため、彼女の洗練されたインテリアデザインのセンスが際立っています。

10. The Wine Tails

The Wine Tails はワインと犬を愛する人のためのブログで、サイトオーナーの Molly さんが最新のワインテイスティングと自身の見解をブログで紹介し、世界に向けて情報を発信しています。Molly さん自身のストーリーと、犬に優しいワインショップを開きたいという将来の夢も語られています。

グリーンやブルーなどのパステルカラーを中心に、オレンジなどの明るい色をポップに配色したサイトのデザインが目を引きます。ブドウ畑に愛犬、そして Molly さん自身がさまざまな種類のワインを楽しむ画像がたくさん掲載され、アウトドア感がありながら上品で美しいサイトに仕上がっています。サイトを開くと、彼女と一緒にブドウ畑を散策して新種のワインを発見しているような気分になること間違いありません。

11. britdotdesign

インテリアデザイン、DIY プロジェクトのチュートリアル、ホームデコレーションのインスピレーションといったコンテンツを発信する britdotdesign 。また、「Faves(お気に入り)」ページでは、著者の Brit さんお気に入りのアイテムがどこで手に入るのかや、各プロジェクトを完成させるために使用しているパーツなどについても紹介しています。また、ページ上部の横長メニューの横にある SNS リンクのセクションで、読者はブログ以外のオンラインプラットフォームを簡単に見つけられます。

ブログでは DIY プロジェクトの詳細とビフォーアフターがカラフルな写真とともに紹介されており、彼女が手がけた作品の数々を堪能できます。

12. Life As We Explore

Life As We Explore は、ゴージャス感あふれる写真に心惹かれて何度も訪問したくなる旅行ブログです。ブログのデザイン自体をシンプルに抑えることで、読者を効果的に引き付けている良い例です。

中でも注目したいのがギャラリーセクションです。ここでは、仏像の隣に広がる雪山やにぎやかな街並みなど、2 人のブロガーが世界中を旅して撮影した美しい写真を紹介しています。色や質感が異なるさまざまなサイズの写真がグリッド状に配置され、ページを美しく彩っています。

まとめ:読まれるブログデザインのポイント

いかがでしたか?ブログデザインのコツと、国内外の個人ブログやスモールビジネスの企業ブログの事例を一挙に紹介しました。それぞれのブログで「いいな」と思ったデザインを、ぜひ自分のブログデザインにも取り込んでみましょう。

さらにインスピレーションを得たい人は、 Wix のブログテンプレートもぜひチェックしてみましょう。プロの UX/UI デザイナーが作成した本格的なブログデザインが豊富に揃っています。
 

ブログのデザインで大切なことは、おしゃれなデザインのサイトを作成することではなく、ターゲットとする読者層の嗜好を理解し、わかりやすい記事を提供するために、「邪魔しない」デザインにすることです。まずは、どんな読者にアピールしたいのか、しっかりと戦略を立てて、読者に愛されるブログをデザインしましょう。

豊富なSEO&集客ツールが充実


 

編集者:Miyuki Shimose

ブログ コンテンツマネージャー