2023年11月9日18 分

オリジナルTシャツ販売は儲かる?始め方を詳しく解説

最終更新: 1月24日

更新日 2023年11月9日(公開日 2020年11月30日)

オリジナルTシャツの販売をしてみたいけど、初期投資や在庫の保管場所の不安から、踏み出せない方は少なくないでしょう。

そこで紹介したいのが、個人でも始められるドロップシッピングを活用してネットショップを作成する方法です。初期投資とリスクを抑え、オリジナルTシャツを自作し販売を始めることができます。
 

本記事では、ドロップシッピングのメリットを紹介するとともに、Tシャツビジネスの始め方を徹底紹介します。すでに多くの競合がいる市場で利益を出すために、具体的なビジネス戦略を立て、儲かるTシャツ販売ビジネスを目指しましょう。

目次

Tシャツ販売は儲かる?副業として始めるポイント?

ドロップシッピングの魅力

Tシャツ販売の始め方

Tシャツ販売ビジネスを成長させるポイント

Tシャツ販売は儲かる?副業として始めるポイント

魅力的なザインと心に刺さるメッセージ性のあるデザインを施した独自の T シャツブランドを確立できれば、ビジネスが成り立つ可能性は往々にしてあります。

副業として始めるなら以下のポイントに気をつけましょう。

  • 会社員の場合は就業規則等を確認

  • 所得が20万円を超えた際は、確定申告の必要

  • 副業に必要な時間を捻出できること

本業に取り組みながら、商品の発注、梱包、発送などの作業に掛ける時間は、なかなか取れない場合が多いですよね。そんな場合は、ドロップシッピングを活用することがおすすめです。

ドロップシッピングの魅力

ドロップシッピングとは、商品の作成、梱包、発送までベンダー(ドロップシッピングプラットフォームや卸業者)に委託するビジネスモデルです。

商品を保管・発送する手間を軽減し、初期費用を最小限に抑えることができるため、個人や小売業者向けのネットショップ運営方法です。

PrintfulPrintify といった オンデマンド印刷などの受注生産型ドロップシッピングサービスを利用すれば、オリジナルデザインをアップロードし、ネットショップに追加するだけでTシャツ販売を始めることができます。

また、注文が発生した分だけ、商品が作成されるため、在庫を抱えるといった不安を抑えることができます。

オンデマンド印刷サービスの多くは、自作したデザインの T シャツを実際にモデルが着用している姿を「モックアップジェネレーター(モックアップ制作ツール)」で確認することができます。ここで表示されたモックアップ画像をネットショップの商品画像として掲載し、商品イメージを伝えることができます。

オリジナルTシャツ販売の始め方

  1. 見込み客を定義する 

  2. ネットショップを開設する

  3. オンデマンド印刷サービスと連携する

  4. 目を引くデザインを作成する

  5. 高品質の商品を選ぶ

  6. 印刷の種類を選ぶ

  7. モックアップ制作ツールを活用する

  8. コストを計算する

  9. 価格を設定する

  10. ブランドを構築する

01. 見込み客を定義する

無数の T シャツショップが存在する中で、どうしたら顧客はあなたのショップから商品を購入してくれるでしょうか?「あなたのショップに欲しいものがあるかどうか」がカギとなります。

ユーザーが求めているものを提供するためには、まずバイヤーペルソナ(商品を購入してほしい人の理想像)を定義して、理想とする顧客層が何を望んでいるか、ニーズを把握する必要があります。

自分の興味があることや情熱を注げることを起点として、ニッチなユーザー層を見つけてみましょう。たとえば、特定の映画やスポーツチーム、TV 番組、インディーズ映画、有名人のファングループ、同じ思想を共有する人たち、何らかの活動に参加しているメンバーなど挙げられます。

ターゲット層が決まったら、その人たちの好みを掘り下げてみましょう。

Facebook グループ を検索する

自分の興味に合ったニッチなコミュニティを探してみましょう。グループのユーザーとコミュニケーションを取ることで、彼らが興味を持つコンテンツを把握できます。Tシャツのアイデアや、実際のデザインについてのフィードバックを求めてみるのも良いでしょう。

競合ブランドをチェックする

他のブランドを観察し、何がうまくいっているのか、何がうまくいっていないのかを把握しましょう。あなたがターゲットとするユーザー層をどのように惹きつけるか、より良い商品づくりに役立てることは何かなどアイデアを書き止めてみて下さい。

また、競合がまだ手を出していないニッチな層まで絞り込み、その層に響くような T シャツをデザインしましょう。

02. ネットショップを開設する

顧客に安心して商品を買ってもらうためには、まず本格的なネットショップの運営が必要不可欠です。オンラインでオリジナル T シャツビジネスをはじめるための第一歩として、まずはネットショップを開設しましょう。

以下の点を参考に、オンデマンド印刷サービスと簡単に連携できる Eコマースプラットフォームを見つけてみましょう。

コスト

予算に合わせて発生するコストを慎重に計算しましょう。初期投資を抑えるために、低価格ではじめられるサービスを探すのがポイントです。中には無料で作成をできるサービスもあります。

Tips:ビジネスに役立つ機能が付随したネットショップ作成サービスを選ぶとなお良いでしょう。Wix ではビジネスの規模を問わず、ビジネスの成長に欠かせないWix 機能が備わっています。

デザイン機能

オリジナルが売りの Tシャツを扱うからこそ、ネットショップのデザインも自由にカスタマイズしたいもの。ブランドの世界観をサイトで表現できるカスタマイズ性に富んだサイト作成ツールを探してみましょう。

Tips:Wix には美しいデザインの EC サイト向けホームページテンプレートが揃っています。好みのテンプレートを選び、個々のブランドに合わせて自由にデザインを調整することができます。

スマホサイト対応

ネットショップを通じての購入は、今では半数以上の人がモバイル機器から行っています。そのため、買い物客がどこからでも購入を完了できるよう作成したネットショップがスマホ表示に対応していることを必ず確認しておきましょう。

Tips:Wix で作成したホームページはすべて、モバイル版サイトに自動で最適化されます。

ネットショップの開設方法

  1. ショップに名前をつける
     
    ビジネスに関連する単語をいくつか書き出してみましょう。
     

  2. ドメイン名を選ぶ
     
    ショップの名前に合ったドメイン名を取得しましょう。まずは、空きドメイン検索から、希望のドメインが取得できるか検索します。顧客があなたのショップを検索エンジンから見つけやすくなります。
     

  3. ネットショップのデザインを決める
     
    ネットショップ向けテンプレート、またはいちからサイトをデザインできる白紙テンプレートを使用し、お好みのデザインを施します。
     

  4. 決済方法を追加する
     
    決済が簡単かどうかも、ネットショップの使いやすさを決める重要な要素です。購入の機会を逃さないように顧客に最適な決済オプションをいくつか用意しておきましょう。

上記のポイントを念頭に置いて、まずはあなたが思い描くショップのイメージをサイトに落とし込んでみましょう。

03. オンデマンド印刷サービスと連携する

ネットショップを作成したら、次にオンデマンド印刷サービスと連携しましょう。

Wix で作成したネットショップには、Wix App Market から PrintfulPrintify などのオンデマンド印刷サービスを追加できます。どちらもオリジナルのデザインをアップロードして自作の T シャツを作成できるサービスです。ショップで商品が売れた後の注文処理と配送はすべてこれらのサービスにお任せ。世界各国への配送にも対応しています。

Wix 以外のサービスでネットショップを作成している場合は、そのサービスが定める手順に従ってオンデマンド印刷サービスとの連携を行ってください。

04. 目を引くオリジナルTシャツデザインを作成する

さて、いよいよオリジナル T シャツのデザインに入ります。

メッセージやストーリーを T シャツに込めてあなたの個性を表現しましょう。一般的にシンプルかつトレンド感のあるデザインが好まれます。

プロのアーティスト並みの高度なデザインを目指す必要はありません。しかし、あなたがイラストレーターやグラフィックデザイナーのようなアーティストである、またはアートに興味がある場合はその才能を発揮するチャンスです。

手書きのイラスト作品やレタリングをベクターアートに変換して、PC で調整することもできます。デザインソフトを持っていない場合はデザインツールのを利用したり、Wix のロゴメーカーでオリジナルのロゴを作成してみましょう。

デザインの一部として背景を入れる場合を除き、作成する画像は透過背景(PNG ファイル)にしましょう。また、利用するオンデマンド印刷サービスによって、アップロードする画像の既定が異なるため注意してください。デザインの印刷が正しく、高画質で行われるように、画像に関する注意事項を必ず確認しましょう。

たとえば、Printful で使用する画像は以下の形式にする必要があります。

  • 最低 150 DPI(dots per inch/ドット・パー・インチ)。T シャツの種類によってはより大きな DPI が必要になる場合もあるため、デザインをアップロードする前に確認するようにしましょう
     

  • JPG / PNG 形式でアップロード可能。

自分でデザインするのが難しい場合は、プロのイラストレーターやグラフィックデザイナーに依頼するという手もあります。デザインを依頼するために以下のようなサービスを利用することができます。

  • Fiverr:フリーランスのデザイナーに単発でデザインを依頼できるサイトです。それぞれのデザイナーの専門分野別で検索でき、予算に応じて候補を絞り込むことができます。

  • Upwork:デザイナーに複数のデザインを継続して依頼する場合や、進行中のプロジェクトに参加してもらいたい場合など、長期の依頼に適したサイトです。

  • Behance:デザイナーに特化したソーシャルメディアプラットフォーム。グラフィックアーティストたちが自分の作品を披露し、インスピレーションを互いに受けあったり、仕事を得たりする場として人気です。デザインのアイデアが欲しいときにも重宝します。

  • Dribbble:同じくデザイナーが集まるプラットフォームです。掲載作品を見るだけでも楽しいですが、スタイルで絞り込んで好きなデザインを探すこともできます。気になるアーティストを見つけたら仕事を依頼したり、気に入ったデザインをインスピレーションとしてアイデアを膨らませるために役立てることができます。

05. 高品質のTシャツ商品を選ぶ

いくらデザインが良くても、サイズが合わなかったり質が悪い商品の購入は避けたいものです。

オンデマンド印刷サービスを使用している場合は、まず売りたい商品を自分で購入して品質を確認しておきましょう。異なる種類の T シャツをいくつか試しておくことをおすすめします。着心地はどうか、発色は良いか、自宅で問題なく洗濯できるか、洗濯後に収縮しないかなどを確認しておくことが大切です。

おすすめは、肌に快適にフィットする綿素材の T シャツです。ほとんどの T シャツショップでは綿とリングスパンコットン製の商品を販売しています。

  1. 綿100%

  2. リングスパンコットン100%

自分が良いと思える商品を提供しましょう。商品のクオリティが高ければ自然とリピーターが増え、リピーターによる口コミなどでブランド認知の向上にも繋がるでしょう。

06. 印刷の種類を選ぶ

T シャツのプリント方法にはいくつかの種類があります。主要な印刷のオプションを紹介します。

1. 熱転写

自身で印刷したい場合に適したオプションです。

熱転写の中でも最も一般的なのは、プラスチゾルを使用した転写プリントです。この方法ではまず、業務用のプリンターを使用して高画質の転写シート上にデザインを印刷し、その後ヒートプレスでそのデザインを T シャツに転写します。
 

メリット:自分で印刷が可能

デメリット:

  • 高額のヒートプレス機が必要

  • T シャツの在庫が必要

  • 労働集約型の作業になる

  • 印刷したデザインの耐久性はそこまで高くない

2. シルクスクリーン

この方法は、同じデザインを大量の T シャツに印刷したい場合に適したオプションです。

ステンシルのようなメッシュスクリーンを使用して、T シャツ上にインクを落として層状にすることでデザインを固着させます。複数の層や色を追加できますが、その場合はコストもかさんでしまうことに注意が必要です。

こちらも労働集約型の作業になるため、同じデザインの T シャツを大量に生産するといった場合に適しています。

メリット:

  • 枚数が多いと費用対効果が高い

  • 高品質の印刷が可能

デメリット:

  • 色やデザインが限られる

  • 個人で印刷するには不向き

3. ダイレクト印刷(DTG)

T シャツの印刷を行う場合に最も一般的な方法です。

インクジェットプリンターを使用してデザインを生地にプリントします。複雑かつ細かいデザインを印刷したいときには最適です。また、印刷枚数にかかわらず同じプロセスを利用します。

メリット:

  • セットアップ費用が安価

  • 細かくカラフルなデザインに対応

  • 高品質の印刷が可能

デメリット:

  • 大量に印刷する場合は、シルクスクリーンに比べて費用対効果が高くない

4. 全面印刷(昇華転写)

T シャツの全面にプリントを施して、極めてユニークな T シャツを作成できる全面昇華転写。

文字通り T シャツの隅々までデザインをプリントすることができます。しかし、この方法に対応していないオンデマンド印刷サービス会社もあるため確認が必要です。

メリット:

  • T シャツの全面に印刷可能

  • セットアップ費用が安価

  • 細かくカラフルなデザインに対応

  • 高品質の印刷が可能

デメリット:

  • 利用できる商品が限られる

  • 大量に印刷する場合は費用対効果がそこまで良くない

5. 刺繍

T シャツにユニークな刺繍を施すことで、上品な趣を出すことができます。色やサイズは限られますが、刺繍をうまく配置すれば T シャツのワンポイントとして優れたデザイン性が生まれます。

刺繍 T シャツは PrintfulPrintify の双方で作成できますが、それぞれのガイドラインを必ず参照するようにしてください。

メリット:

  • 耐久性が極めて高い

  • 高品質

  • 個性を演出できる

デメリット:

  • 比較的小ぶりで複雑でないデザインに限られる

  • 刺繍で使える色が少ない

  • 刺繍できる領域が狭い

  • 費用対効果は高くない

07. モックアップ制作ツールを活用する

印刷するデザインと T シャツの種類が決まったら、最終的な商品の見栄えを確認しましょう。

多くのオンデマンド印刷サービスは、T シャツにデザインを印刷する前に、実際にどのように見えるかをモックアップ制作ツールで確認できます。あなたのデザイン画像をアップロードするだけで、商品の見栄えやモデルが着用したイメージを商品画像として確認することができます。

利用するネットショップ作成ツールによっては、オンデマンド印刷サービスで作成した商品画像を自動的にネットショップへ同期することができます。連携できない場合でも、商品画像をダウンロードすることでショップの商品ページやマーケティング資料などで使用することもできます。

商品画像が準備できたら、訪問者に商品のメリットや詳細を伝えるために魅力的な商品説明を書きしましょう。販売する T シャツに込めた想いや商品の仕様、サイズ表などの情報も含めるようにします。オンデマンド印刷サービス側で用意している商品説明文をベースに、独自の文章にカスタマイズするのも良いでしょう。

自身の SNS にモックアップ画像を投稿して友達の反応を見たり、Facebook グループに投稿してコミュニティのメンバーの意見を聞いてみましょう。また、先ほど触れた Reddit のサブレディットに書き込んで、Reddit ユーザーにフィードバックを求めるのも良いかもしれません。

意見の収集は、ターゲットとするユーザー層について理解を深めると同時に、商品について認知してもらえる良い機会でもあります。

BehanceDribbble などのデザイナー向けサイトに自分が作成したデザインをシェアしてみるのもおすすめです。もしも革新的な T シャツビジネスのアイデアがあるのであれば、クラウドファンディングサイトにプロジェクトとして掲載し、自身の T シャツビジネスへの投資を求めるという方法もあります。

オンデマンド印刷サービスを利用することで、初期投資はかなり抑えられます。ネットショップでの販売を開始する前に、何度も試し刷りをしたり品質チェックを行ったりする手間を省くことができるからです。

08. コストを計算する

販売商品の価格を決定する前に、まずは発生しうるコストを把握する必要があります。以下のリストを参考にして、それぞれのサービスに対して支払うコストを見積もりましょう。そうすることで、 T シャツ 1 枚の適切な価格が見え、利益を出すための価格を設定するのに役立ちます。

ネットショップ

  • Web サイトのホスティング

  • ドメイン

  • ビジネス用の Eメールアカウント

デザイン

  • Web デザイナーへの依頼

  • ロゴ作成

  • Tシャツデザイナーへの依頼

印刷

  • 印刷機器

  • オンデマンド印刷サービスの利用料

商品

  • T シャツの原価

  • 在庫

  • 倉庫などの利用料

配送

  • 無料配送を提供する場合のコスト相殺

  • 国内配送料

  • 海外配送料

ブランディング&マーケティング

  • プロモーション資料

  • SNS マーケティング

  • ブランド仕様のパッケージ

09. 価格を設定する

価格設定に必要な大体のコストを把握したら、まず必要なのが市場調査です。Amazon や Etsy などの競合サイトで、ニッチ層向けのオリジナル T シャツの相場と利益が出そうな価格帯を確認しましょう。

オリジナル T シャツの一般的な価格帯の目安は次の通りです。

[500 円 ~ 1,500 円]

この価格帯では、商品を大量に販売しない限り利益を出すのは難しいでしょう。

  • 同じデザインの T シャツを一度に大量に作成・印刷し販売する場合

  • 自分自身で T シャツを印刷する場合

[1,600 円 ~ 2,900 円]

ほとんどのオリジナル T シャツは、大体この価格帯に属していると言えます。顧客離れのリスクを取らずに堅実な利益を出したい場合は、この範囲内で価格を設定すると良いでしょう。

  • 最初からビジネスのスケールアップを目指したい場合

  • T シャツ 1 枚につき最大 50 % の利益を得たい場合

  • オンデマンド印刷サービスを利用して商品を販売する場合

[3,000 円 ~ 4,000 円]

この価格帯の T シャツは通常、プレミアム商品や特にユニークなものが多いといえます。

  • 複数の印刷技術を組み合わせて T シャツを作成した場合

  • T シャツのクオリティが特に高い場合

  • 複雑かつ専門性の高いデザインや、期間限定商品の場合

オンデマンド印刷サービスの商品をネットショップに追加する場合も、独自の価格を設定する必要があります。一定価格のマークアップ(原価に加える利幅)かパーセンテージのマークアップのいずれかを選ぶことができます。

商品 1 点ごとの利益は約 50 % に設定するのが一般的です。下記は販売価格を決めるための計算式です。

(商品原価)× 2 = オリジナル Tシャツの小売価格

つまり、T シャツ 1 枚にかかるコストを 2 倍にしたものが商品の販売価格となる計算です。

10. ブランドを構築する

T シャツを販売する準備ができたら、次はブランドの認知度を高めるためのブランディングです。以下を参考に、自身の T シャツブランドを形にしていきましょう。

  • ロゴメーカーで、ブランドの世界観に合ったオリジナルロゴを作成しましょう。
     

  • 販促キャンペーンを立ち上げて、商品の認知度を高めましょう。SNS で活躍するインフルエンサーを起用し、無料で T シャツを配布してコンテンツの投稿を依頼するのも手段の 1 つです。
     

  • 高機能の SEO ツールを使用して Google 検索での表示順位を向上させましょう。ブランドと商品に関連するキーワードをサイト全体に盛り込むことも忘れずに。
     

  • 商品はもちろん、梱包用のパッケージからネットショップ、広告に至るまで一貫したブランド体験を創出しましょう。ターゲットとするユーザー層に何が響くのかを考えてみてください。T シャツビジネスに関わるすべてのチャネルのビジュアルを統一させることで、訪問者に一貫した印象と信頼感を与えることができます。競合他社との差別化を図るためにも効果的です。

Tシャツ販売ビジネスを成長させるポイント

ビジネスを拡大させるためには、支出の定期的なチェックが不可欠です。以下の点をベースに、ショップの運用状況を確認しましょう。

  • 純利益:毎月売れた T シャツの枚数は?コストの総額は?月末時点の売上から経費を差し引いて残った金額は?
     

  • 諸経費:投資したのに回収できていないものはあるか?生産コストをもっと抑えられないか?

デザイナーを雇用するかどうか、在庫数を増やす必要があるか、在庫の保管スペースがもっと必要か、印刷機器を購入するかなど、ビジネスのスケールアップに必要なコストも考えてみましょう。

ビジネス拡大の意思が固まったら、以下を参考にさらなるステップアップを目指しましょう。

デザインの種類を増やす

ターゲット層は維持しつつ、一番売れ行きの良かった T シャツと似た傾向のデザイン作成してみましょう。
 

マーケティング戦略を拡大する

無料メールマーケティングツールを活用して、以前商品を購入した顧客のリターゲティングを実施しましょう。SNS で新規顧客を獲得するために Facebook 広告と Instagram 広告も有効です。性別、年齢、所在地、興味など、特定の属性をもつユーザー層を絞り込んで効果的にアプローチしましょう。

ポップアップストアを開く

近隣のショップと連携したり、マーケット、フェアに出店して商品を直接販売するのも良いでしょう。

まとめ

この記事では、Tシャツ販売の始め方を多岐にわたって紹介しました。

どんなビジネスでも、開業や設立にはたくさんの準備が必要になります。この記事が少しでもビジネスを始める助けになれば幸いです。素敵な作品を生み出し、より多くの人に届けるために、まずは、ネットショップを作成して、ハンドメイド作品を販売してみましょう。

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編集者:Miyuki Shimose

SEO & ブログ コンテンツマネージャー