2018年10月16日13 分

SEO用語集 A to Z:役立つ用語を分かりやすく解説

最終更新: 2023年6月19日

SEOに関するA to Zで検索エンジン最適化の理解を深めましょう。
 
既にSEOに関する知識があり向上を望む方だけでなく、このフィールドへ足を踏み入れたばかりの初心者の方でも、必携のSEO用語を習得することは、あなたのウェブサイトの成功に不可欠です。

あなたが知っておくべき究極のSEO用語を分かりやすく解説します!

注: 太字テキストの用語はこの用語集の中で紹介していることを示します。

あ行

> アルゴリズム

本質的にアルゴリズムは、ある特定の問題を解決に導く手順を自動化し明確に定義したものです。検索エンジンはアルゴリズムを使用してウェブ上のページ情報を取得し、検索者にとって最も関連性の高いサイトを評価し表示順位を決定します。表示順位を決定する要因として、SEOタイトル被リンク等の200以上のシグナルで評価しています。

> アンカーテキスト

アンカーテキストは、ウェブサイト上の別ページや外部サイトへリンクされている部分のテキストです。大抵、青色で表示され下線が引いてあります。

> インデックス

動詞 – 検索エンジンボットによりWebサイトの情報を取得しデータベースへ登録するためのプロセスを意味する。
 
名詞 – 検索エンジンのデータベース。検索エンジンは、Webサイトをクロールしてからインデックスする。

> インプレッション

SEO業界では、インプレッションはしばしば検索結果であなたのウェブページを閲覧した人の数を表します。

> 音声検索

名前の通り音声で検索すること。音声認識ソフトが該当する質問の結果を検索結果に表示又は音声で読み上げます。

> オーガニックトラフィック

広告ではない検索結果からあなたのサイトへのトラフィックを示します。検索エンジンの最適化の主な目的は、この自然な検索結果からより多くのトラフィックをサイトへ誘導することです。

か行

> キーワード

キーワードは、インターネットで検索する際に検索者が入力する2~3語の複数の単語です。特定の意図を持ったオーディエンスからより多くのオーガニックトラフィックを得るためには、あなたのWebサイトへ適切なキーワードを選択する必要があります。

> キーワード密度

1つのWebページ中にあるキーワードが出現する割合を示すもの。キーワード出現回数をサイトページ内の単語数で割ったものがキーワード密度となります。しかし、この概念はコンテンツの品質や独自性を定義する正確な基準ではないと言われることもあります。つまり、キーワードについても、数量ではなく質の高い適切なキーワードをターゲットとする必要があります。

> キーワードスタッフィング

キーワードスタッフィングは、Googleの検索結果でサイトの表示順位を操作するために、無関係で意味のないキーワードを詰め込みすぎる行為を示します。そのようなキーワードでページを埋めると、ユーザーエクスペリエンスが低下し、スパム判定されペナルティを受ける場合もあります。

> クリック率

クリック率(CTR)は、クリック回数÷表示回数という計算式で算出できます。通常、クリック回数は、検索エンジンの検索結果からクリックされた回数を表します。例えば、あなたの最新ブログ記事が1,200回Googleの検索結果に表示され、40回クリックされたとします。その場合、40÷1,200=0.03、すなわちクリック率は3%です。

> クロール

クロールとは、検索エンジンボットによりWebサイトのページ情報を取集することを示します。Webページが「クロール」されると、収集された情報を基に検索エンジンの表示順位を決める要因として使われます。

> クエリ

クエリは、検索エンジンで検索者が検索ボックスに入力するときの単語またはフレーズです。

> コンテンツ

SEOにおいてコンテンツとは、あなたのウェブサイト上に表示されるあらゆる種類の情報を指します。画像、動画、インフォグラフィックなども含まれます。質の高いコンテンツは、検索結果の上位表示へ良い影響を与えると言われています。質を高めるために、検索エンジンの特定の基準を確認しましょう。

順位を上げるには、以下のものをコンテンツへ含める必要があります:

1.読者にとって有益な情報
 
2.ユニーク(他サイトでは見ることのできないようなあなた独自の)
 
3.新鮮さ(最新で定期的に更新されているもの)

> コンバージョン

コンバージョンは、あなたのWebサイトにおける目標の達成を示します。この目標とは、商品購入、お問合せ、メルマガ登録などへ定義できます。SEO戦略において、コンバージョンは欠かせない目標達成プロセスです。あなたのサイトのSEO最適化が進めば進むほど、より多くのオーガニックトラフィック流入が見込め、より多くの顧客獲得へ繋がるでしょう。

> 外部リンク

あるWebサイトから外部サイトへのハイパーリンク。例えば、あなたのサイトからウィキペディアの記事を参照するために外部リンクを作成します。

さ行

> サイトマップ

あなたのサイト内のページがサイト内部でどのように他ページへ繋がっているかを分かるようにしたページです。サイトマップは、Googleのクローラーが認識しやすいようにするためと、ユーザーに対して利便性を高めるための2つの目的があります。

> 最適化

サイトコンテンツと構造が検索エンジンのクローラーに最適で、検索エンジンでの表示順位向上を目的にWebサイトを戦略化すること。

> スニペット

検索エンジンの検索結果ページに表示される数行のテキスト。通常、設定してあるメタディスクリプションが表示され、ユーザーがWebサイトの概要を把握するための視覚的要素となります。

> 重複コンテンツ

サイト内部と外部に重複するコンテンツが存在することを指します。検索エンジンは重複コンテンツの1つのリンクのみ表示する傾向があります。SEO専門家の中には、重複コンテンツがある場合、検索エンジンがペナルティを課す可能性があるという見方をする人もいます。そのため、全てのコンテンツは質が高くオリジナルで関連性がある必要があると言えるでしょう。

た行

> 直帰率

サイト訪問者が初めて訪れたページだけを見て、サイト内のページへ移動せずにサイトから離脱してしまう割合を示す指数です。一般的に、直帰率が高いサイトほどSEOで不利だと言われています。

> 代替テキスト

これは、画像、写真、その他のグラフィックスに関連するすべてのものを最適化することを指します。つまり、画像などの非テキストコンテンツを描写する代替テキストを追加します。画像がWebサイトに素早く読み込まれるように画像の最適化も忘れないようにしましょう。Wixプロギャラリーも併せてご参照下さい。

> ディレクトリ

オンライン上に分類されたリストを示します。ローカルSEOでは、Googleマイビジネスなどのオンラインディレクトリが限定された地域のビジネスを促進するために使用されます。

> ドメイン

あなたのWebサイトのドメインは、インターネット上の住所のような存在です。https://www.wix.com がサイトのURLで、その中に含まれている「wix.com」がドメインにあたります。適切なドメイン名を持つことはあなたのSEOへ力強い影響を与えると言われています。最適なドメイン名を選択するためのガイドはこちらをご覧ください。

> ドメインオーソリティ

マーケティング情報を提供するSEOMozが提唱するページの強さを示す指数です。リンクの信頼性、リンクの価値等が指数の構成要素のようです。

な行

> 内部リンク

同じサイト内にあるリンク。内部サイト内でページ間をリンクさせることにより、ユーザビリティ向上、そしてページとセクション間のナビゲーション改善に繋がります。

は行

> ハイパーリンク

ハイパーリンク又は単にリンクと呼ばれ、あるWebページから他のWebページへ結びつける役割を果たします。

> 被リンク

被リンクは、外部サイトからあなたのサイトへ結び付けていることを意味します。質の高いWebサイトからリンクが設置されるほど、検索エンジンでの検索順位が改善します。

> ホワイトハットSEO

ブラックハットSEOの反対で、検索エンジンのガイドラインに沿ってWebサイトを最適化する手法です。

> ブラックハットSEO

ブラックハットSEOは、検索順位の改善を目的とし、不自然なキーワードやリンクを使用し検索エンジンのガイドラインに従わない形で行うSEO手法です。ペナルティの対象になるのでこの手法は避けましょう。

> ブログ

ブログは、ウェブサイトそのもの又はウェブサイト上のセクションに特定のトピックやテーマの記事が定期的に公開される記録のことです。通常、個人や中小企業がそれぞれ特化した内容を画像やリンクと供に公開する場所です。新しいコンテンツの追加は、Google検索ボットがあなたのWebサイトを頻繁に訪れるようになり新しい情報をインデックスし、検索エンジンでの検索順位を改良してくれる傾向にあるので、ブログの執筆は、定期的に新しいコンテンツを追加する最善の方法と言えるでしょう。

> パンダアップデート

日本では2012年から導入されているGoogleのアルゴリズムのアップデートの1つ。低品質なコンテンツで構成されたWebサイトの検索結果の順位を下げるために開発されました。

> ピジョンアップデート

日本では2014年から導入されているGoogleのアルゴリズムのアップデートの1つ。ローカル検索結果の改善を目的としています。

> ペンギンアップデート

日本では2012年から導入されているGoogleのアルゴリズムのアップデートの1つ。ブラックハットSEOを用いているサイトの評価を下げるために開発されました。

> ページ滞在時間

サイト訪問者が1つのWebページに費やす平均時間を示します。ページでの滞在時間が長ければ長いほど、SEO効果が高くなると言われています。ページの滞在時間を確認する方法の1つにGoogleアナリティクスがあります。

> ページの表示速度

ウェブサイトのページ読み込み時間。ウェブサイトの読み込み時間が早ければ早いほど、ユーザーエクスペリエンスが向上し、SEO対策へプラスの効果が期待できるでしょう。

> ページビュー

一定時間内に特定のウェブサイトで閲覧されたページ数の指標。ページビューで、あなたのサイト訪問者がトップページ以外でもあなたのコンテンツページを閲覧しているかどうかを確認できます。ページビュー数が高いほど良いです。

> 他の人はこちらも検索

他の人はこちらも検索とは、Google の検索機能の一つで、検索ユーザーが訪問したサイトから検索結果に戻った時に、関連キーワードをボックスで表示するものです。ユーザーが検索を深め、情報を見つけやすくするための機能です。したがって、ユーザーの需要を満たすキーワードを発見し、SEO 対策をするためのキーワード調査に利用することができます。

> ボット

ボットとは、自動的に情報収集を行うプログラムのことです。クローラーやスパイダーとも呼ばれる検索エンジンボットは、Webページのデータを収集します。収集された情報が、検索エンジンの検索表示を決める要因となります。

ま行

> 見出しタグ

見出しタグ(H1からH6までの種類がある)は、サイトのタイトルと見出しを示します。見出しタグを追加することでサイト訪問者にとってページの構造が分かりやすくなり、さらにGoogleボットがコンテンツを容易に認識するための役割も果たし、SEOの向上にも繋がります。

> メタディスクリプション

Webページを説明する記述で、半角50~350文字(全角25~160字)での記述が良いとされています。メタディスクリプションは実際のウェブサイトには表示されませんが、検索エンジン結果に表示されます。検索結果のページの緑色で表示されたURLの下の記述にあたります。あなたのWebサイトのソースコード内でも見つけることができます。

> モバイルファーストインデックス

あなたのWebサイトのモバイル版が、PC版より優先的にインデックスされることを意味します。モバイルファーストは2018年3月26日に本格的に開始されました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ら行

> ランクブレイン

Googleの検索ランキングを決定するためGoogleが開発した人工知能プログラムです。クエリを処理し、関連トピックとの関係を理解する役目を果たしています。

> リンクジュース

リンクジュースとは、自分のサイトから外部サイトへリンク(被リンク)させたとき、リンク先のサイトへ与えるSEO効果のことです。

> ローカルSEO

ローカルSEOとは、ターゲットとなる地域ユーザーへアプローチするため、ターゲットとなるユーザーが検索する際にあなたの情報が表示されるようにするSEO戦略です。

> ロングテールキーワード

複数の単語(3~5語)を組み合わせた、具体的な内容の検索ワードのことを示します。ロングテールキーワードは検索キーワードの競争が極めて低いことに加え、ウェブサイトのコンテンツやブログにもポジティブな効果があると言われています。適切なロングテールキーワードを見つける方法についても併せてご覧ください。

A – Z

> AMP (Accelerated Mobile Pages)

AMPは、ブログ記事のモバイルページの表示速度を改善する仕組みを指します。AMPの有効化はSEOにとって最善策であり、あなたがWixブログをお持ちであれば容易に有効化が可能です。有効化の方法は、こちらをご覧ください。

> Google

動詞 – Google検索エンジンを使用して、インターネット上の何かまたは誰かに関する情報を検索することを意味する。
 
名詞 – インターネット関連のサービスと製品を専門とする多国籍企業。

> Google広告

Googleが提供する広告主向けのオンライン広告サービス。特定のキーワードに対して入札することで、有料広告を掲載することができます。また、キーワードプランナーと呼ばれる便利なツールが備わっておりキーワードの月間検索数を調べることができるので適切なキーワードの選択に役に立ちます。

> Googleアナリティクス

Googleが開発したWebページのアクセス解析サービス。トラフィック、トラフィックソース、訪問者数、直帰率など数値で確認することができます。また、過去のデータと現在のデータを比較して、ウェブサイトの成長、そして長所と短所を評価することもできます。

> Googleサーチコンソール

Googleが提供しているサイト運営者がサイトのパフォーマンスを監視、管理できるツール。 このツールを使用することはSEO対策の最善策と言えるでしょう。Googleサーチコンソールでサイトの所有権を確認後、サイトを最適化するための多機能なツールへアクセスができます。また、検索結果のインプレッション数、クリック数、特定のキーワードに対するあなたの順位などの数値も確認できます。

> Googleウェブマスター向けガイドライン

Googleが提供しているWebサイトを最適化するための最善策と不正行為の概要を説明するガイドライン。このガイドラインに従うことで、インデックスやサイトの表示順位向上へ役立つとされています。

> PPC

PPCとはPay Per Clickの略で、ユーザーがリンクをクリックした分だけ広告費用が課金されるインターネット広告のことです。

> SEO

SEOまたは検索エンジン最適化とは、WebサイトをGoogleなどの検索エンジンで可能な限り上位表示されるために行う対策です。SEO対策の手法としてディスクリプションの追加や画像への代替テキスト追加、ブログ執筆などが挙げられます。

> SEOタイトル

Googleがあなたのサイト名を把握するための要素となるHTMLコードで、SEOのタイトルは半角70文字以内(全角35文字以内)で入力が可能です。ブラウザタブ、Webサイトソースコード、そして検索エンジン結果ページに表示されます。

> SEM

検索エンジンマーケティング(Search Engine Marketing)の略で、検索エンジン上で行うマーケティングを総称したものです。お金をかけずに対策ができるSEOを含め、検索結果の表示順位を高めるための有料広告を含むマーケティング手法を示します。

> SERP

検索エンジン結果ページを意味するSearch Engine Result Pagesの略です。検索エンジン結果ページには、検索者による特定のキーワードで検索された際の結果が表示されます。

> URL

インターネット上の特定のWebページまたはファイルのアドレスです。

> Wix SEO Wiz

Wixが検索ランキングの向上のために開発した画期的なツール。検索上位に位置するための必要な作業工程を含む、パーソナライズされたSEOプランを作成します。また、Googleの公式コメントにてより、” Wixユーザーにとって、サイトの作成後すぐにそのサイトが検索結果に反映されるのを目の当たりにすることは、非常にクールな体験だと言えます。待つこともなく、「私のサイトはちゃんとインデックスされたのかしら?」とそわそわすることもなく、数秒でGoogleへのインデックスが完了するのですから” と高く評価されています。

> 200 OK

リクエストが全て正常に処理されたことを示すHTTPステータスコードです。

> 301リダイレクト / 301 Moved Permanently

URLが変更され、別のWebアドレスへ移動する転送処理のステータスコードです。

> 404 Not Found

探しているページが削除されていたり、URLの入力ミスなどにより、ネット上でインターネットアドレスが見つからない場合に「お探しのページは見つかりませんでした」と表示されるエラーコードです。

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ライター: Wix Team

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