2017年8月30日4 分
説得力を持つプレゼンテーション資料を作成する場合、自分が伝えたいメッセージを体現する写真を見つけることが成功の鍵です。限られた時間で言いたいことを伝えるには、写真やイラストなど題材にぴったり合ったビジュアルの力が必要だからです。
ホームページやランディングページを作成する時も基本はプレゼンと同じです。一瞬で見ている人にポイントを訴求する写真や動画などのビジュアルが力を発揮します。
でも、イメージに合った素材を探すのはなかなか大変な作業です。探す手間を最小化し、且つライセンス上のトラブルを避けるため、画像を探す際は、素材の再利用を目的としたサイトから適切なものを選んでください。
今回は、使い勝手の良い素材サイトをいくつかご紹介します。
素材サイトを紹介する前に、ライセンスについて少しご説明します。
パブリックドメインやクリエイティブ・コモンズ・ライセンスなどのライセンス関連の言葉を聞いたことはありませんか?
パブリックドメインは著作権の消失した著作物で、完全にフリーで利用できます。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスは、作者が指定した条件を守る限り作品を利用できるというライセンス形態です。例えば、以下の項目に対する条件が提示されます。
再利用・再配布
再利用・再配布
クレジット表示
商用利用
各素材サイトには利用規約が明記されていますので、それぞれのルールに従って正しく素材を使いましょう!
まずご紹介したいのが、Wixで提供しているフリー素材です。
無料、有料ユーザーに関わらず、Wixユーザーであればどなたでも編集画面から写真素材へアクセスでき、さらに自分のホームページにそのまま画像が追加可能です。便利な検索機能もあり、数が限られますが動画やシネマグラフ素材も提供しています。
ホームページ作成で、ビジュアル素材が必要になった際は、まずはWixが提供している無料の素材ライブラリーをご利用ください!
PAKUTASOは商用利用が可能な写真素材サイトで、 高品質・高解像度な約14,000枚の画像がストックされています。自然風景やオブジェ、人物の写真の他に、時事ネタをすぐに素材化するなどユニークな視点で画像を取り揃えているのも特徴です。
人物写真が中心の写真素材サイト。笑いや怒りなど人物の表情や感情のカテゴリがあり、そのような素材探しに最適です。
4,000pxを超える高画質の写真が6,000枚以上準備されています。ブログでのちょっとした画像や、資料画像に加工して使用することができます。写真だけでなく、カメラに関するニュースやコラムなども毎日更新されています。
Pexelsはセンスの良さが評判の写真素材サイトです。テーマにあった素材を探す際は、カテゴリによる分類や、人気の写真を検索できるだけでなく、色によっても素材を絞り込むことも可能です。
ウェブデザインを行う際は配色を考えなければいけないので、この色での素材検索機能はとても便利です。
Pexelsのような検索の利便性は求められませんが、10日に10枚のペースで新素材が追加され、素材数ではダントツのサイトです。各素材の詳細ページ右下の「Stats」から、総ダウンロード数や「いいね」の数、閲覧者数を確認することが可能です。
NHKが提供する動画素材だけに、その質は国内で群を抜いた存在です。定番の生物や風景はもちろんのこと、1960年代以前の年代物映像などNHKならではのライブラリーが楽しめます。
ニコニコ動画の動画作成をサポートする素材サイトです。クリエイターが共有した動画素材が約10,000点あり、簡単なアニメーションからパーティクル(宇宙空間のような粒子を使った表現)、風景まで、幅広い種類の動画が集まっています。
先ほどご紹介したPexelsは動画素材も用意しています。写真サイトと同様にライブラリー検索の容易さや操作性の高さが特徴です。カテゴリでは、例えば「太陽」、「タイムラプス」、「空」、「石」、「食」など非常に細かく分類されています。また解像度やライセンスなどの付属情報も見やすく整理されています。
クリエイターが制作した、高品質で低価格が売りの動画素材サイトですが、一部無料素材も含まれます。無料の動画素材は毎週火曜日に新しいものが公開され、一定期間中はその素材が無料となります。
動画素材のストック数や検索機能は限られているものの、Mazwaiの動画は息を飲むほど美しい秀作揃いです。その他の優れた特徴として、ダウンロードする動画を切り取り、その尺の長さを指定できる点です。例えば気に入った動画を8秒だけ切り取ることが可能です。
使えそうなサイトは見つかりましたか?
見つけた写真&動画素材を使い、素敵なホームページを作成しましょう!