インスタ新機能 8 選:クリエイターアカウントからストーリー新機能まで徹底解説 【2019年版】



2010 年 10 月にサービスを開始して以来、インスタグラムは私たちの日々のコミュニケーションや商品の購入方法などに大きな変化をもたらしてきました。2019 年、インスタグラムがここまで影響力のあるプラットフォームに成長すると誰が想像できたでしょうか。インスタグラムの影響は、個人と企業の両方の域に及んでいます。


今日、インスタグラムはインフルエンサーやクリエイター、企業にとっても無くてはならない存在となっています。広いオーディエンスにリーチでき、億単位の人数に影響を与える機能が詰まっているからです。2019 年 5 月に開催された Facebook の開発者カンファレンス「F8」では更に便利なインスタグラムの機能が発表され、話題を呼びました。


この記事では、今最も注目されている SNS プラットフォームであるインスタグラムについて、2019 年知っておくべきイチオシの新機能を 8 つ紹介します。



01. インフルエンサー向け「クリエイターアカウント」


フェイスブックがビジネス向け Facebook ページのオプションを新しくしたように、インスタグラムでも同様の動きが見られます。インスタグラムは、インフルエンサー向け「クリエイターアカウント」を実装。インスタグラムではインフルエンサーは「クリエイター」と呼ばれ、「特定の企業やブランドと契約して商品やサービスの宣伝活動するユーザー」と定義されています。クリエイターアカウントではより細かなインサイトと詳細なアナリティクスのアクセスが可能となりました。エンゲージメントの統計、利用者のオンライン状況、細かなユーザーの属性などを把握することができます。


また、「クリエイターアカウント」を作成した企業やインフルエンサーは、自らの投稿ごとにフォロワー数の増減を確認できます。さらに、ダイレクトメッセージをフィルターすることができるようになりました。家族、友人、企業などからのメッセージを重要度順に選別したり、eメール、テキストメール、電話、またはダイレクトメッセージなどの連絡手段を好みに応じてオン・オフ設定できるようになりました。


多くのユーザーが切望していた「もっと見る」機能(ストーリーにURL を貼り、上にスワイプすることでリンクに飛ばす機能)と同様に、「クリエイターアカウント」はフォロワーが 1 万人を超えるアカウントに限定して提供されていると言われています。



02. ショッピング機能の拡充「ショッピングタグ」


「ショッピングタグ」は、規模の大小に関わらず主にソーシャルメディアのインフルエンサーを対象とした機能です。この新機能では、クリエイターが自身の投稿画像で身に着けている商品へ「ショッピングタグ」を付けることができるようになりました。このショッピング機能の拡充により、閲覧者は「ショッピングタグ」(商品名や価格が記載されるタグ)をタップするだけで、外部サイト内の商品ページやサービスページに飛ぶことができるようになります。


ユーザーはインフルエンサーが販促しているブランドや商品をインスタグラム上で素早く見つけることができ、ブランド側はコンバージョンを上げることが期待できます。



03. インスタグラム内でショッピングができる「チェックアウト機能」


インスタグラムは、商品やサービスを紹介したり口コミしたりするのに理想的な場です。ただし、実際に投稿を通じて購入する場合、利用者はインスタグラムから外部サイトに遷移して購入を完了させなければなりません。


今回、購入完了に至るまでの過程をインスタグラム内で完結することができる「チェックアウト機能」のベータ版の提供が開始されました。これまでインフルエンサーは、自身のアカウント内でフォロワーへ直接販売することはできませんでした。そのため、投稿コンテンツ内での商品説明やプロフィールに外部 EC サイトリンクを設置、またはインスタグラムストーリーの「もっと見る」機能で URL に誘導するといった方法を取っていました。チェックアウト機能のリリースにより、インフルエンサーは自身が PR しているブランドをより積極的にアピールできるだけでなく、セールスパーソンとしても活動の幅を広げることができるようになります。





04. ストーリーでのフィード投稿のシェア


インスタグラムのフィード投稿をストーリーにシェアできる機能が追加されました。これは、スモールビジネスや小規模ブランドのオーナーにとって喜ばしいニュースです。


たとえば、あなたがサングラスを扱うネットショップのオーナーだとします。顧客があなたのショップで購入したサングラスを気に入った場合、サングラスをかけたセルフィーと、あなたのショップについてのコメントを投稿し、あなたのショップのアカウントをタグ付けすることでしょう。ショップオーナーは、このような UGC(ユーザー生成コンテンツ)をショップのインスタグラムのストーリーに共有することで、効果的にショップを宣伝することができます。


フィード投稿をストーリーに共有する方法:


  1. 投稿画面の下にある紙飛行機ボタンをタップ(ダイレクトメッセージのボタン)

  2. 「ストーリーに投稿を追加」を選択してタップ

  3. カスタマイズされた背景色とともにフィード投稿がスタンプとして表示される。必要に応じて機能やテキストを追加し、投稿。


ストーリーでシェアする投稿は、元の投稿者の名前が表示され、オリジナルの投稿へ飛べるようになっています。あなたの商品やサービスが実際に使われている画像を発信すれば、潜在顧客の関心を集められるでしょう。





05. ストーリーでの「クイズスタンプ」


インスタグラムユーザーは、ストーリーに「クイズスタンプ」を使用できるようになりました。クイズスタンプは、投稿者が多肢選択式の質問を作成し、それに対する複数の回答をカスタマイズ設定できるインタラクティブな機能です。ストーリーを見たフォロワーは質問に回答することで自分の選択が正しいかどうかを確認できます。投稿者はリアルタイムで回答状況を確認することができます。


この機能は、アカウントの訪問者と交流したり、サービスや商品を宣伝するためのとっておきのツールと成り得ます。クイズスタンプの質問は、単純で楽しいものからブランド固有のものまで工夫をしながら作りましょう。たとえば、スキンケアブランドの場合、「アンチエイジングにはどの成分が効果的でしょうか?」のような質問があり得るでしょう。回答の公開後、なぜその成分が効果的なのか説明し、そしてその成分を含んでいる商品をアピールするといった活用方法があります。



06. ストーリーの新しいカメラデザイン


「クリエイトモード」と呼ばれる新しいカメラデザインが実装されました。カメラメニューは扇型に配置され、カメラのフィルターや撮影モードをよりスムーズに切り替えられるようになりました。デザインが一新された主な背景は、このクリエイトモードを使ってユーザーが画像や動画を使用せずにより気軽にコンテンツをシェアできるようにすることです。画像にテキストやステッカー、クイズスタンプを追加してインタラクティブな投稿にすることができます。こうしたインスタグラムのカメラトレンドからは、セルフィーの人気は当面続くことが予想できます。





07. 募金活動ができる「寄付スタンプ」


インスタグラムの利用者数を考慮すれば、クラウドファンディング機能がソーシャルチャンネルに登場するのは当然のことと言えるでしょう。インスタグラムの新機能「寄付スタンプ」は、非営利団体のために募金活動ができる機能です。


寄付スタンプの使用方法:


  1. 「ストーリー」を開く

  2. カメラロールから写真撮影、または写真を選択

  3. ステッカーの選択肢の中から「Donation」を選択

  4. ストーリーのクリエイティブツールを使い、ステッカーをカスタマイズ


ストーリー投稿が終了した時点で、募金に参加してくれた総人数を確認できます。

注意:集まった募金は自ら選ぶ非営利団体に 100 % 寄付されます。(現在米国のみ利用可能となっています)





08.「いいね!」数の非公開


インスタグラム代表のアダム・モッセーリ氏(Adam Mosseri)曰く、インフルエンサーやクリエイターは日々「いいね!」数をめぐる競争を強いられています。インスタグラムは、そうした状況を改善するために「いいね!」数を非表示にするテストを始めました。投稿者は「いいね!」の合計数を確認することができますが、閲覧者は「いいね!」を押したユーザーのリストしか見ることができなくなるというものです。


「いいね!」を非表示にする背景には、ユーザーがプレッシャーを感じることなくフォロワーと繋がることができる、現実味のあるプラットフォームとなることをインスタグラムが目指しているからと考えられます。現時点では、この機能はまだテストの段階です。 投稿に付く「いいね!」の数で画像の価値を判断できなくなることについて、人々がどう反応するかが今後気になるところです。




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