2017年5月31日6 分

集客につながるランディングページ!作り方のコツとは?

最終更新: 2022年12月28日

ビジネスを成功させるためには、明確なブランドメッセージとそのメッセージを効果的に消費者に伝えるためのマーケティング戦略が不可欠です。

今回は、マーケティング戦略の一つで、多くのビジネスにとって欠かせない集客ツールの一つであるランディングページについて詳しくみていきます。

スモールビジネスの場合、提供する商品やサービスの種類が少ない事から、ホームページを作成後、ランディングページは必要ないと思ってしまうケースが少なくありません。このような認識は、ランディングページの役割を誤解している事から発生します。
 

どんなビジネスでも必ず役に立つランディングページ!
 
その役割や作り方のコツについて、掘り下げてみていきましょう。

ランディングページとは ?

ランディングページを理解するためにはまず、ホームページとランディングページの本質的な違いについて理解することが重要です。

ホームページは、ビジネスの背景を説明したり、製品をオンラインで販売したり、製品サポートのためにユーザーとのコミュニケーションを行ったり、複数の目的を同時に追求するのが普通です。

それに対しランディングページは、単一の目的を達成するために作られます。例えば、リード生成のための連絡先の収集、期間限定のセール情報を告知、イベント開催のための参加者情報の取得などが良くある目的です。

ランディングページをホームページとは別の、もう1つのウェブページと見なすのではなく、ホームページへのトラフィック増加させるためのツールをして考えてください。

ランディングページには様々なものがありますが、主に下記の2種類に大別できます。
 

(1) ブリッジページ
 
そのページにアクセスしたユーザーを、ホームページに誘導することを目的として作られたランディングページを指します。

新製品情報、特別セール、最新ニュースなどの魅力的なコンテンツで訪問者を惹きつけ、さらに詳しい情報を提供するホームページへとユーザーを導くのが普通です。
 

(2) 入力フォームページ
 
そのページにアクセスしたユーザーの情報を収集することを目的として作られたランディングページを指します。

ユーザーにメールアドレスなど、コンタクト情報を記入してもらい、その後、メールなどでフォローする形をとります。

メールアドレスを入力することで、値引きクーポンや、ターゲット層の関心が高いカタログやホワイトペーパーなどをダウンロードできる設定にすることで、コンタクト情報の記入を自然に促すことができます。
 

ランディングページの作り方のコツ&注意点

続いて、実際にランディングページを作成する際の注意点をご紹介します。

1.ランディングページとは通常、1ページにまとまっています。そのためナビゲーションメニューは必要ありません。アンカー(同一ページ内での特定の位置へのリンク)を利用するなどし、極力シンプルな構成のページに仕上げてください。

2. 効果の高いランディングページのウェブデザインはシンプルが鉄則です。また、コンテンツもテーマがフォーカスされている必要があります。明確で簡潔、かつ正確な文章を目指してください。無関係な情報を含めることで、ページ訪問者を混乱させるのは禁物です。目的をきちんと設定し、その目的に沿ってランディングページのコンテンツを決定することで、効果的なランディングページが出来上がります。

3. 購読する、注文する、予約するなど、CTA(Call To Action:行動喚起)ボタンやリンクをページ内に必ず含めてください。クリックする場所が分かるよう、ボタンは大きめに、目立つ位置に配置することが重要です。

4. ランディングページは第一印象が重要です。美しいビジュアルと配色で、訪問者の心を一瞬でつかみましょう。また、読みやすくするために画像を多用してください。ランディングページは機能重視です。ただしだからといって、見かけを無視してよいわけではありません。

5. 作成したランディングページが、スマートフォンやタブレットなどの画面でも見やすいことを確認しましょう。現在、スマートフォンからのトラフィックの方がPCからのトラフィックよりも多い可能性もあります。モバイル対応していないページだと、せっかく人を集めることができても、すぐに訪問者はページから離脱してしまいます。

どんな方でもランディングページを作成しやすいように、Wixでは以下のような無料テンプレートを用意しています。デザインは自由に変更可能です。

実際にWixテンプレートで作成された弊社のランディングページ例がこちらになります。

(1)Wix紹介ページ

(2)新機能リリース告知ページ

(3)キャンペーン用ランディングページ

ランディングページへのアクセスを増やす方法

最後に、あなたの会社や新製品に注目を集めるため、ランディングページにどのようにトラフィックを呼び込むことができるのか、アクセス数を増やす方法を3つご紹介します。

(1)ソーシャルメディア

ソーシャルメディアは、ランディングページを宣伝すべき格好の場所です。 Facebook、LinkedIn、Twitter、Pinterestや、その他関連性の高い SNSチャネルに魅力的な画像やメッセージと一緒に、ランディングページへのリンクを投稿しましょう。

(2)メールマーケティング

メールで直接顧客にアプローチする方法は、トラフィックを増加させる最も手堅い方法です。ランディングページを公開すると同時に、なるべく早くメールキャンペーンを実施しましょう!

件名、ヘッダー、レイアウト、ビジュアルなどメールキャンペーンを行うにあたり気をつける点をきちんと押さえる事ができれば、ランディングページへのトラフィックは確実に高まるはずです。

(3)オンライン広告

ご紹介したSNSとメールはお金をかけずにできる方法ですが、有料のオンライン広告を利用する方法もあります。以下の3つが一般的な方法です

  • リスティング広告
     
    リスティング広告は、Googleや Yahooなどの検索エンジンでキーワードを検索した際、その検索結果に表示される広告です。

  • SNS広告
     
    FacebookのようなSNSは、あなたのターゲット層に合わせて細かく、広告を表示するオーディエンスを設定することが可能です。
     
    スマートフォンとの相性が良いのも大きな特徴です。

  • DSP広告
     
    DSP広告は、広告枠を開放しているブログやサイト内にバナー広告を出稿するものです。

キャンペーン目的によって 、1つの広告を利用することもあれば、複数のオンライン広告キャンペーンを行うこともあるでしょう。いずれにしても、キャンペーン実行中は、細かくデータを分析し、キャンペーンの動向を確認してください。

データ活用により、細かい調整を行う事ができる事ができる点がデジタルマーケティングを行う利点です。どの広告が有効で、どの広告に調整の余地があるか、細かく確認していきましょう!
 

ライター: Wix Team

#オンライン #ホームページ #ランディングページ