2017年8月2日4 分
Facebookページでまず目にするのが「カバー写真」と呼ばれる、プロフィールの上部に表示される大きな写真です。
ホームページを作成する際やYouTubeチャンネルを作る時、トップ画像にこだわるのと同じように、Facebookのカバー写真も、印象的でブランドに合った画像を作りましょう。ビジネスに関連がある画像にしたり、ロゴやキャッチフレーズを入れてみたり、様々な工夫を凝らすことができます。
Facebookが推奨しているカバー写真のガイドラインをご紹介すると共に、ブランドに合ったカバー写真作成のコツをご紹介します。
まず、Facebookページのカバー写真表示サイズをご覧ください。パソコンとスマートフォンで表示サイズが異なります。
パソコン: 幅820ピクセル × 高さ312ピクセル
スマートフォン: 幅640ピクセル × 高さ360ピクセル
カバー写真に最低限必要な画像サイズは幅399ピクセル × 高さ150ピクセルで、画像は自動的に最適化されますが、Facebookが推奨している最適サイズは幅851ピクセルx高さ315ピクセルなので、これを基準に考えてください。
Facebookのプロフィール写真はPCで170× 170ピクセル、スマートフォンで128× 128ピクセルと限られたスペースでしか表示されませんが、カバー写真は面積がかなりあるので、様々な表現を行うことができます。
早速、代表的なパターンをいくつか見ていきましょう!例をみながら、自分のビジネスに応用できる点がないか考えてみてください。
(1) カバー写真に看板商品を!
一番定番なのが、ブランディングの観点から看板商品をカバー写真に使うパターンです。かく言うWixのFacebookページもこのパターンで、いつも「ホームページ作成」をテーマにカバー写真を作っています。
(2) 季節感をカバー写真でアピール!
多くのレストランでは、季節に合わせて特別メニューが楽しめますが、Facebookカバー写真もこの手法を採用することが可能です。
Starbucks(スターバックス)では2017年7月末現在までに53枚ものカバー写真を投稿していますが、その多くは季節感を表現したものが多いです。また、キリンビールも季節に合った爽やかなカバー写真を採用しています。
(3) カバー写真でキャンペーンへの参加を呼びかけよう!
割引キャンペーンや特別プレゼントを実施している場合、カバー写真はアピールするのに絶好のスペースです。
2012年、オバマ元大統領は、大統領選挙で再選を目指すため、選挙戦に向け、資金調達のためのキャンペーンを行いました。キャンペーンの内容は、少額の寄付することで、大統領とのディナーが当たるチャンスがあたる「Dinner with Obama(訳:オバマ大統領と夕食を)」というものでした。そしてなんと!Facebookページのカバー写真に、そのキャンペーンのイメージ写真を掲載し、話題を集めたのです。
UNICEFのFacebookページもいつも、最も注目してもらいたい活動の写真をカバー画像として採用し、キャンペーンを推進しています。
カバー写真でキャンペーンをPRする場合、ランディングページのリンクをカバー写真に貼る事をお忘れなく!
(4) カバー写真にもロゴを配置!
ブランドと密接な関わりを持つロゴ は、カバー写真の題材にぴったりな存在です。「元気ハツラツ!」のオロナミンCやルイ・ヴィトンのFacebookカバー写真は、まさしくロゴをモチーフにしたものです。
ブランドと密接な関わりを持つロゴ は、カバー写真の題材にぴったりな存在です。「元気ハツラツ!」のオロナミンCやルイ・ヴィトンのFacebookカバー写真は、まさしくロゴをモチーフにしたものです。
最後に、フォトショップなどのプロのツールがなくても、凝ったデザインのFacebookカバー写真を作ることができるおススメ(無料)ツールを3つご紹介します。
(1) Canva
ソーシャルメディアマネージャーの救世主ともいえる存在、Canva。Facebookカバー写真専用のテンプレートが用意されており、画像のアップロード、テキストの追加など、簡単な作業であっという間に素敵なカバー写真が出来上がります。日本語対応している点も◎!
(2) Fotor
こちらもCanva同様、簡単にカバー写真が作れるツールです。既に画像サイズも調整済みで、あなたはデザインを行うのみ。テンプレートの種類が豊富で、季節感のある画像もさっと作成することができます。
(3) PicMonkey
アパレルやコスメなど、オシャレなブランドは、このPicMonkeyを一度試してみると良いかもしれません。画像加工により、インスタグラム風のオシャレなカバー写真を作ることができます。
オリジナルカバー写真を、今すぐ作ってみませんか?
Facebookページには、ホームページのURLを必ず掲載してくださいね。
ライター: Wix Team