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基本の写真構図!魅力的な写真が撮れる15の法則


写真構図のルール

私たちは見ているものに対して数秒以内に注目すべき点を見つけられない場合は、見ている物から興味を無くしてしまう傾向にあります。これをウェブサイトにあてはめると、サイト訪問者があなたのウェブサイトを訪れた瞬間に、彼らの興味を引くことができない場合はサイト訪問者が離脱してしまうということです。よって、魅力的なウェブデザインにすることはサイト訪問者を引きつける1つの方法となりますが、サイト訪問者のストライクゾーンを狙うような写真をフォトグラフィーWebサイトへ展示することにより、更に印象強くなるでしょう。

私たちWixが、大量のサンプル写真の中でどれがストライクゾーンなのかWixユーザー全員へアンケートを取るとすれば、それは多様な回答となりこのブログ記事には収まらないでしょう。しかし、回答の大部分にはおそらく共通点があるはずです。それは、写真の構図です。撮影時に構成する要素は、その写真がどのように写しだされるかに大きく影響します。実際、多くの写真の構図ルールがあり、そのガイドラインを理解することは写真を次のレベルへと上げるために重要となります。あなたがこのスキルを身につけることができるよう、ここに写真構図15のルールをまとめました。


3分割の法則

人間の目は3分割された画像により引き付けられるようです。これはおそらく最もよく知られている写真構図のルールです。あなたの写真を縦横3分割し、9つのブロックをイメージしましょう。そしてメインの被写体を分割したライン上に配置、またはこれらのラインが重なる点に配置しましょう。


このルールに従って撮影すると、被写体に重量感が出てアンバランスに感じることがありまが、第2の被写体となる要素をフレームの余白に入れることでバランスの良い構図となります。


3分割の法則

WixユーザーOliver Benešさんによる1枚


奥行

2次元のフォーマットに3次元シーンを捉えることは挑戦的に感じるかもしれません。この障害を克服する最善の方法の1つは、フレーム内に異なる層を加え、奥行きを出すことが挙げられます。手前、真ん中、奥へと分類して要素を配置すると、構図に距離感が生まれます。このテクニックを使う場合は、メインの被写体がメインでない被写体によって主役を奪われないよう心がけましょう。


ナチュラルフレーミング

メインの被写体をフレームで囲むことで、見る人の目を被写体へ向けることができます。また、写真内の不要なオブジェクトを隠すために用いたり、被写体の周りの背景として追加することもできます。このテクニックは人工的なものから自然や人まで全ての要素に適用します。


ナチュラルフレーミング

WixユーザーVictoria Kuzilovaさんによる1枚


背景

このルールは重要にもかかわらず、忘れがちになってしまう傾向があります。撮影中にメインの被写体が迷子になり、写真を見たときに、背景がその写真を台無しにしてしまったことに気づいたことはありませんか?それは、背景にスポットライトを当てていたり、使用したレンズにより異なったレイヤーを追加してしまった要因が考えられます。これを回避するには、メインの被写体を何もない背景に置くか、被写界深度に深さを与える大きいアパーチャを使用しましょう。


センター


写真の真ん中へ被写体を置くことは一か八かの勝負になります。適切な要素を追加することで、一見何の変哲もないシーンを素晴らしいショットに変えることができます。基本的に、被写体を中央へ配置した場合は、中央へ見る人の目を向ける必要があります。そのためには、対称性、リーディングライン、フレーミング、ネガティブスペース、そしてミニマリズムを取り入れることは素晴らしい方法となります。クローズアップされた肖像画では、モデルの目を構図の真ん中へ置くことにより、モデルの目があなたを追いかけているような錯覚になります。モナリザの肖像画のように!


センター

WixユーザーMariia Kulchytskaさんによる1枚


視点

撮影するロケーションは、写真が見る者に対して与えるメッセージに直接影響します。私たちは世界を特定の視点(すなわち私たちの身長の高さ)から物を見ることに慣れているので、私たちの目線の位置を変えることで、物事の見え方に変化をもたらすことができます。例えば、ペットの写真を撮影するときに動物の目の高さに合わせることで、見る人は同等に見ることができ、より深い繋がりを作り出すことができるでしょう。また、より低い目線、またはより高い目線から撮影することで、被写体のサイズを誇張したり最小化したりすることもできます。


リーディングライン


私たちはラインが入った写真を見ると、無意識のうちにそのラインを目で追います。これをうまく利用すると、見る人の視線を置きたい箇所へ誘導することができます。多様な被写体にラインを配置する、又はメインの被写体に視線がたどり着くように工夫して配置することができます。これらの構図のスキルは、道路、川、道、雲などを利用し素晴らしいリーディングラインを作り出し、美しい景観を撮影することができます。


リーディングライン

Wixユーザームカイ タカシさんによる1枚


ネガティブスペース

ネガティブスペースとは、構図のメインの被写体を取り囲む周囲のスペースの事です。構図の大部分をこのネガティブスペースで占有すると、人々の興味を一気に引くことのできる構成になります。一方、人々が目にするシーンへの先入観は、私たちの期待するほど良い結果にならない場合があります。そのようにならないために、ネガティブスペースとポジティブスペース(メインの被写体)の適切なバランスを取ることを心がけましょう。


ミニマリズム


一般的に、シンプルな画像は複雑な画像よりも視覚的に魅力的です。この背後にある主な理由は、多くの要素があると、私たちの脳はどこに焦点を当てるか決める過程で疲れてしまうことが挙げられます。 Netflixで何を見ようかブラウズして1時間過ごし、結局何も観ずに散歩に出かける。ということはありませんか?このような状況にならないよう、不必要な要素は構図から外しましょう。


ミニマリズム

WixユーザーRosie Litterickさんによる1枚


フレームを被写体で埋める

フレーム全体を被写体で埋めることにより、大きな印象を与えることができます。これは極端にクローズアップしなければいけないというわけではなく、被写体にスポットライトをあてるために不要な要素をフレームから除外するということです。また、魅力的な写真を撮るために、ズームを使用してフレームを埋めるのではなく、可能な限り被写体へ接近して撮影することが好ましいです。


反復

反復を用いた写真はダイナミックな印象と調和の取れた構図になります。反復した被写体をフレーム内に入れることで、より多くの被写体要素が存在するかのように感じ、大きな印象を与えることができるでしょう。反復するオブジェクトは、メインの被写体へと注意を向けるリーディングラインの役割としても機能します。


反復

WixユーザーNikk Laさんによる1枚


モーション

メインの被写体に動きがあるいわゆる動体撮影の場合は、被写体の周りに十分なスペースを空けます。写真のフレームが箱だとしましょう。箱の中に入れたい物を、箱のどの側面にもあたらないよう置くイメージです。 被写体が静止している場合は、動きが予測できるようにその被写体が向いている方向をフレーム内にいれましょう。


奇数の法則

これは奇数が偶数よりも視覚的に魅力的であるという証明されている理論に基づいています。構図にあるオブジェクトが少なければ少ないほどこの法則は取り入れるメリットがあります。オブジェクト対象が偶数の場合、人間の目はその対象ではなく空いているスペースへと向いてしまう傾向があると言われています。


奇数の法則

WixユーザーStew Nolanさんによる1枚


黄金比

すべての写真構成ルールのうち、最も複雑な1つと言えるでしょう。メインの被写体を配置するために画像を9つのセクションに分割して構図を考えるテクニックです。しかし、これらの9つのセクションはサイズが同等ではなく、縦中央部分はわずかに範囲が狭くなります。また、フィボナッチ・スパイラルと呼ばれる螺旋状のラインと黄金三角形のテクニックを用いることで更にテクニックを向上できるでしょう。

これらのテクニックは全てフィボナッチ数に基づいており、写真が発明されるずっと昔から使われている法則です。この法則を用いた芸術作品は多くあり、例として葛飾北斎の神奈川沖浪裏神奈川、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザチや最後の晩餐などが挙げられます。


シンメトリーの法則

シンメトリーとは対称を意味します。自然がメインの被写体、人工的な物がメインの被写体、又は反射であろうと、対称的な要素を持つ構図を適用すれば魅力的な結果に繋がるでしょう。思いがけない場所で対称的なパターンを見つけ、対称的な要素と本来の美しさを組み合わせてみましょう。また、色、形、またはテクスチャの面で互いに対称的でない要素を組み合わせることで、さらに進歩させることができます。


シンメトリーの法則

Wixユーザー横田 裕市さんによる1枚



あなたのフォトグラフィーWebサイトを作成しましょう。


ライター: Wix Team





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