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写真家のためのSNS:10のやるべき事と避けるべき事


写真家のためのSNS

ソーシャルメディアが、あなたのフォトグラフィーWebサイトをどれほど効果的に宣伝してくれるか既に実感している写真家も多いと思います。しかし、ソーシャルメディアはあなたをサポートする味方でもありますが、その逆の場合もあるのです。


ソーシャルメディアを通じて写真家が直面する主なリスクの1つは、オンラインで目にする情報により、無意識に写真家の創造性を制限してしまうことです。あまりにも日常的な光景となっているため、実感がわかないかもしれませんが、思ったより頻繁に起きています。さて、ソーシャルメディアの落とし穴と利点の境目は、どこに存在しているのでしょうか?


あなたが作品制作に妥協することなくソーシャルメディアを最大限に活かすため、今回は、ソーシャルメディアでやるべき5つの事と避けるべき5つの事をまとめました。



やるべき事1:あなたの作品を発信


ソーシャルメディアであなたの写真を共有することは、あなたの作品を目にするユーザーを増やすための優れた方法です。 指一本触れるだけで写真の共有ができるSNSは、あなたの写真を何百万人というオーディエンスへ発信することができます。さらに多くの人に見てもらうため、定期的にあなたの作品を投稿、そして写真のクオリティーを維持し、ソーシャルメディアであなたのプレゼンスを確立しましょう。


投稿し忘れたり、納得のいかないコンテンツ共有を回避するために、事前に予約投稿している写真家も多いのではないでしょうか。また、あなたのSNS上で、最も高いエンゲージメントがいつなのかを分析するために、異なる曜日や時間に投稿することも試す価値があるでしょう。



やるべき事2:オーディエンスとの交流


ソーシャルメディアが与えてくれる最大のメリットの1つに、オーディエンスと交流ができるという点が挙げられます。あなたがフォロワーと交流することにより、あなたの作品に対してのコミュニティの構築を助け、さらに幅広いオーディエンスへとあなたの写真を露出することが期待できます。また、熱烈なフォロワーがいるコミュニティの存在は、あなたの商業的の成功のために非常に重要な役割をもたらすでしょう。特に世界のどこにいても楽しめる写真のオンライン販売であれば尚更です。



やるべき事3:サイトへトラフィックを促す


理想としては、ソーシャルメディアであなたの作品を目にする全ての人が、最終的に、あなたのウェブサイトに辿り着くことが好ましいです。サイト訪問者の増加、特にその中でもあなたの作品に以前から興味があるサイト訪問者により、トラフィック流入の向上やより良いSEOの効果、そして最終的には顧客へと繋がることが期待できるでしょう。この理由により、あなたの全てのSNSアカウントをあなたのポートフォリオサイトへリンク付けする必要性があるのです。


クリエイティブになりましょう!ソーシャルメディアというプラットフォームからあなたのウェブサイトへトラフィックを促す優れた方法として、あなたの写真ブログ執筆もあります。


Alexa Machado


やるべき事4:自分のブランドを構築する


オンラインプレゼンスに関して言うならば、アーティストとしての自分より、ブランドとしての自分と考えてみると良いでしょう。そのためには何をすればいいのでしょうか?それは、「NAP」です。NAPとは名前(Name)、所在地 (Address)、電話番号(Phone number)の英語の頭文字を取った略語です。


あなたのWebサイトを含め、あなたの全てのSNSで、共通の名前、所在地、電話番号を使用することにより主に2つのメリットがあります。あなたのオーディエンスが容易にあなたへコンタクトを取れること、そしてあなたのローカルSEOが改善されることです。そうすることにより、検索エンジンの表示順位が向上し、サイト訪問者と見込客の増加が期待できるでしょう。



やるべき事5:知識とスキルを吸収する


SNSは「自分だけ」を見せるだけでなく、SNS上で数多くの才能ある写真家が作品を共有しているので、彼らから学ばない手はありません。他の写真家が何をしているかリサーチするための時間を費やし、新たなテクニックとロケーションを発見したり、彼らの制作プロセスを理解するために話しを聞き、彼らの経験について調べてみましょう。知識とスキルをできるだけ吸収するのです。



避けるべき事1:あなたのスタイルを変える


写真のジャンルによっては、他のジャンルよりもうまく機能する場合もあります。例えば、ドローンで撮影した日の出写真は、ポートレートよりもより多くのエンゲージメントを得やすいです。大きいスケールで見ると、インスタグラム上で最もフォローされている写真家のほとんどが、 旅の写真に焦点をあてているのが分かります。


エンゲージメントの効果の違いから、このようなより良いパフォーマンスが得られる写真のみを投稿したくなりますが、それはやめたほうがいいでしょう。たとえエンゲージメントが低い結果となるとしても、あなた好みの作品への愛情を表現しましょう。ただの”いいね数”よりも、クオリティーへの”いいね数”が大切です。


写真家のためのSNS


避けるべき事2:人気になるため写真加工をする


いくつかの写真スタイルによっては、他のスタイルより人気なものがあります。写真の色褪せ、彩度低下、色かぶりの要因となってしまう写真の加工をする人気写真家がどれだけいるか考えてみてください。フードフォトグラファーで言うならば彩度調整されたスムージーボウル、ライフスタイルフォトグラファーで言うならば明るく暖かな雰囲気の白いベッドルームなどが挙げられます。


このようなテクニックが人気になりすぎてしまうことで、どの写真がどの写真家のものか見分けるのが難しくなっています。人気のスタイルを使うことが悪いと言ってるわけではありません。ソーシャルメディアで人気を高めるためだけに、作品に修正を加え、あなたの創造性を薄めてしまうのではなく、あなた独自のスタイルを発展させていくことにも焦点を当てましょう。



避けるべき事3:数字にとらわれる


ソーシャルメディアが脳へ与える影響は、快楽に似ていることを知っていましたか?あなたの写真に誰かが”いいね”をつけた時、あなたの脳はドーパミンを放出します。快感ホルモンとして一般的に知られているものですね。この幸福感はすぐさま依存し、あなたの作品に直接影響を与えます。


他のユーザーの”いいね数”と”フォロワー数”を比べたり、作品投稿を続けていく前の段階で達成すべき最初の数字を設定している自分に気づいている方もすでにいるかもしれません。野心を持つことはいいことですが、数字はただの数字であり、あなたの作品の価値を示すものではないことを覚えておきましょう。



避けるべき事4:SNSだけに時間を費やす


作品の露出の重要性に加え、もう1つ大事なことがあります。それは、作品そのものを作ることです。オンラインプレゼンスを構築するにはそれなりの時間をかける必要があり、あなたの時間を、新しいテクノロジーやトレンドを学ぶことへ費やすと同時に、プランニング、撮影、写真の処理にも焦点を当てる必要性があるでしょう。



避けるべき事5:写真の楽しみを忘れる


今回の記事で最も伝えたい事は、ソーシャルメディアによりあなたの写真への情熱に影響を与えないようにするということです。人気があるかどうかに関わらず、あなたが幸せを感じる写真を撮り続けてください。フォロワーをお金で買うのではなく、学びのコースや撮影機器などへ投資しましょう。オンライン上でアクティブになるためだけに投稿するのではなく、ハイクオリティのコンテンツ作成へ着目しましょう。


もしソーシャルメディアがあなたの仕事へネガティブな影響を与え始めたら、一度立ち止まって初心に戻り、写真を取り始めた原点を自問してみて下さい。



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ライター: Wix Team





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