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写真家として認知度アップ!インスタグラムに写真を効果的に投稿する 10 の方法


インスタグラムで効果的に写真を投稿する方法

この記事は 2017 年1 月に公開、2019 年 5 月に更新しています。


もしもインスタグラムにキャッチコピーをつけるとしたら、「言葉より写真」ではないでしょうか。インスタグラムは、手軽にインパクトのある写真や動画の投稿、そして直感的でシンプルな操作ができる SNS です。そのため、数ある SNS の中でひと際存在感の大きいプラットフォームとして知られています。そして、月間アクティブユーザー数世界 10 億人以上にまで達するほど、大きな影響力を持っています。写真家やアーティストをはじめ多くの人にとって、大きなチャンスが眠っており、自身の作品を見せるためのオンラインポートフォリオとしての役目を果たしていると言えます。


インスタグラムでの写真投稿の頻度が高ければ高いほど、ブランドの認知度の向上に繋がります。写真家やアーティストとして活動する場合、このブランド認知度があなたの価値がどのくらい浸透しているかを知るための 1 つの基準となります。また、インスタグラム上では、企業や事務所など多くの見込クライアントが、輝きを秘めた魅力的な写真家・アーティスト探しています。つまり、あなたの作品用に インスタグラムアカウントを持つことは、非常に意味があることで、さらにはあなたの作品に興味があるコミュニティの構築にも役立ちます。そのため、インスタグラムはあなたのオーディエンスから直接反応をもらうことのできる、エンゲージメントに優れたプラットフォームと言えるでしょう。


しかし、競争の激しいインスタグラムの世界では、写真家やアーティストの誰もが「いいね」や「コメント」、そして新しいフォロワーの獲得に向けて精を出しています。そこで、あなたのインスタグラムアカウントの認知度を高める施策として、インスタグラムに写真を効果的に投稿するためのインスタ活用術をご紹介します。



インスタグラムに写真を投稿する10の方法




01. 最適な画像サイズを知ろう


インスタグラムが登場した初期の頃は、正方形の画像しかアップロードすることができませんでした。写真の構図にこだわる写真家からの声を反映してからか、今では、インスタグラムの特徴であった「正方形しばり」から解放され、縦・横長構図の写真もアップロードできるようになりました。残念ながらサムネイル表示の調整はできませんが、少なくとも投稿写真の構図の幅が広がったことは喜ばしいことです。


投稿する際の画像の推奨サイズは以下の通りです。

  • 正方形の場合:1080 x 1080ピクセル

  • 縦長の場合:1080 x 1350ピクセル

  • 横長の場合:1080 x 566ピクセル



インスタグラム最適な画像サイズ


02. 投稿に最適な時間帯を見つけよう


メルマガ配信や Facebook、Twitter での投稿とは違い、インスタグラムでの投稿ではこれがベストというタイミングはありません。インスタグラムユーザーの動向についてのある調査によると、月曜日と木曜日はわずかに投稿への反応が良くなりますが、1 週間を通じて安定した反応のようです。ただし、これはあなたの所在地、コンテンツの種類、あなたのオーディエンスの習慣により異なります。


では、あなたにとって最適な時間はいつなのでしょうか?

効果的な時間帯を把握するためには多くの選択肢を試しましょう。投稿日や投稿時間を単純に決めてしまう前に、まずはあなたのインスタグラムアカウントでさまざまな投稿スケジュールを試み、そして結果から学び、また繰り返します。ここで最も重要なことは、定期的に投稿を続けることに意味があるということです。



03. 一貫性を持って投稿しよう


定期的な投稿をすると同時に、一貫性のあるスタイルとコンテンツを維持する必要性があります。ここでの「一貫性」とは、あなたの投稿ジャンルに制限をかけるということではなく、あなたのフォロワーがフィードをスクロールする時に、あなたのスタイルを認識できるようにパターン性を持って投稿することが理想です。


自分のスタイルを作り上げるということは、写真家やアーティストにとってインスタグラムを活用する上での重要な部分を占めます。オーディエンスに印象を与えることができるのはほんの一瞬です。インスタグラムのフィードをスクロールするユーザーがあなたの投稿を目にしたときに、手を止めて見るに値すると感じてもらうことが出来れば、「いいね」がタップされ、そしてあなたのプロフィールへ訪問、さらにあなたの他の作品にも興味を持つ、といった嬉しい成果を得ることができるかもしれません。一貫性のある投稿を続けることで、このような一連の流れを作り出すきっかけになるでしょう。



一貫性を持って投稿


04. ハッシュタグ機能を上手に活用しよう


毎分何千枚もインスタグラムに投稿される写真の中で、フォロワーでない限りあなたの作品に目をとめるチャンスはほぼゼロに等しいでしょう。そこでハッシュタグの出番となります。

ハッシュタグ「#」の後に関連のキーワードを記載することで、投稿コンテンツにタグを付けることができ、フォロワーでない人でも、同じ興味を持つ全ての人が、あなたの投稿にアクセスできるようになります。


インスタグラムに投稿したあなたの作品がより多くの人の目に触れる機会を増やすために、ハッシュタグ機能を上手に活用しましょう。


以下、ハッシュタグ使用上の注意点です。


  1. ハッシュタグはいくつまで? インスタグラム上のハッシュタグは、1 回の投稿で 30 個が上限です。Twitter 上のハッシュタグとは違い、インスタグラムはできるだけ多くのハッシュタグをつけた方が投稿パフォーマンスがより良いとされています。投稿に負荷をかけないためにも、平均 3〜 10 個のハッシュタグをお勧めします。

  2. ハッシュタグの配置位置は? 「# これは # 本当に # 読みづらい # 文章 # です」のように説明文のすべての単語にハッシュタグを付ける必要はありません。読みやすくするために、説明文の後にハッシュタグをまとめて配置することをおすすめします。 ハッシュタグを完全に非表示にしたい場合は、「.」(ドット)を使い、改行することで行数を稼ぎ、ニュースフィードからハッシュタグを見えなくなるようにしましょう。キャプションは、3 行目以降のテキストはフィード上で非表示となります。

  3. どんなハッシュタグキーワードを選ぶ? # 写真家 や # 風景 のようなありふれたキーワードは、あまりにも使用されているため、次から次へと新しい投稿に埋没してしまうことが多く、また、自動コメント機能のボットからスパムコメントを受取る確率が高くなります。そこで、膨大な投稿の中で埋もれてしまわないようにするために、人気の高いハッシュタグとあなた特有のハッシュタグを組み合わせることをおすすめします。では、どのようにハッシュタグのレパートリーを確立すればよいのでしょうか?手っ取り早い方法は、インスタグラムの検索機能をフル活用して、あなたと同じ作品ジャンルの投稿ユーザーがどんなキーワードを利用しているか調べる方法です。競争率が高すぎず、効果がありそうなキーワードを収集していきましょう。 ハッシュタグのレパートリーを確立することが、成功への近道です。 Wix ユーザーでもあり、海外のファンも多い写真家 別所 隆弘さんインスタグラム投稿事例を見てみましょう。こちらは、三重県鈴鹿の森庭園を撮影した作品です。効果が高いハッシュタグをたくさんつけ、色々な人がアクセスできるよう工夫されています。 あなたのターゲット層が利用している、ニッチだけれども目立つキーワードを探る必要があります。





05. 積極的にフィーチャーされよう


SNS 用語で「フィーチャーする」とは、他のユーザーの写真をピックアップし、自分のアカウントで紹介することを指します。これは、とりわけインスタグラムのコミュニティで大事にされている独自文化です。

まとめサイトのように、自分が気に入った他アカウントの写真を集めたいと望めば、インスタグラム内にまるでアートギャラリーのように好きな写真を共有することが可能です。

たとえば、Wix の公式フォトグラフィーアカウント @wix_photography をはじめ、国内の例でいうと @tokyocameraclub@igersjp@team_jp などがあります。海外ではカメラ機種(@canon_photos@nikonusa)、人物(@portraitpage@portraitmood)、自然や動物(@ourplanetdaily@thevisualscollective)などのまとめアカウントもあります。


このようなまとめアカウントにフィーチャーされるには、まとめアカウントが使用している同様のハッシュタグを付けて写真を投稿し、あなたの作品が認知されるまで続けましょう。もちろん、あなたの作品が素晴らしければ素晴らしいほど目に留まる可能性は高まります。

有名なまとめアカウントは多くのフォロワーを有しているので、もし採用されればあなたの知名度向上に大いに役立つでしょう。



06. シンプルなキャプションを付けよう


画像や動画でのコミュニケーションが主軸となるインスタグラムで、作品に対するキャプション(説明文)をあまり詳細に記載する必要はありません。逆に端的でシンプルなキャプションが好まれます。たとえば、撮影場所や使用機材、撮影時エピソードなどを記載すれば十分です。


またインスタグラムでは、投稿写真に他ユーザー名をタグ付けすることが可能です。写真をアップする際に撮影に関わった人がインスタグラムアカウントを持っていれば、必ずタグ付けしましょう。タグ付けしたユーザーがコメントをくれる可能性があり、作品の拡散チャンスが増えます。



07. インスタグラムストーリー機能を上手に活用しよう


SNS では、しばしば完璧な人生を写しだすかのように夢を与える使い方をされることが多いです。しかし、ユーザーは現実的な側面にも興味があります。たとえば、あなたが撮影機器を準備する段階から撮影テクニックまで、投稿における舞台裏に興味があるのです。

その理由は 2 つあります、1 つ目はコンテンツの飽和化、そして 2 つ目は インスタグラム ストーリー機能です。人々は、非現実的な写真ばかり目にすることに慣れすぎています。一方インスタグラムストーリーでは現実的かつ、普段見ることのできない撮影の舞台裏を見ることができるのです。ユーザーにあなたとあなたの作品についてより理解が深まるように、インスタグラムのストーリー機能を上手に活用しましょう。



08. プロフィールを最大限に活かそう


あなたの作品に関心を持ってもらうことができれば、大概ユーザーはあなたのプロフィールを確認します。つまり、あなたのアカウントプロフィールは自己アピールができる最適な場と言えます。

ユーザーネームはもちろん、自己紹介や活動拠点、メールアドレスを忘れずに記載しましょう。そして、あなたの作品を掲載しているポートフォリオサイトやホームページの URL も必須です。同様に、ポートフォリオサイトやホームページにはあなたのインスタグラムアカウントを接続しましょう。そうすることで、サイト訪問者とインスタグラムのフォロワーがそれぞれのプラットフォームにアクセスできる相互作用が働きます。


また、Wix のポートフォリオサイトやホームページをお持ちの方は、無料のインスタグラムフィードアプリを追加することで、あなたのインスタグラムフィードをサイトに同期することができるため、スタイリッシュなレイアウトであなたの作品をサイト上に表示することできます。



インスタグラムプロフィール

09. アカウント強化のため動画をシェアしよう


動画は、180 万語の価値があると言われています。一方で画像は 1,000 の言葉の価値があります。このことから、動画の 180 万語は情報伝達力に優れていると言えるでしょう。


今や、動画の時代とも言えるほど私たちは日常的に動画を視聴しています。特に SNS において動画コンテンツは活発で、見る人を引き付ける効果があるため、ユーザーが画面を見る時間が長くなり、その結果、そのプラットフォームに費やす時間が長くなります。そのため、多くの SNS プラットフォームは、ユーザーが容易に動画を共有できる機能やツールを備えて、動画コンテンツを推奨しています。


たとえば、インスタグラムは動画コンテンツに特化した独自の動画配信アプリ「IGTV」をリリースしています。この事実からも動画の重要性が垣間見れるのではないでしょうか。もしも、あなたがビデオグラファーとして、動画コンテンツに足を延ばすとしたら、IGTV では今までとは全く異なる新しいタイプのオーディエンスとの出会いに繋がるでしょう。まずは、あなたのインスタグラムフィードに動画を投稿することから始めてみましょう。実際に動画を投稿することで、平均より長い時間あなたのメディアに費やしてくれることが期待できます。



インスタグラムフィード

10. 親近感のわくコミュニケーションでコミュニティ構築しよう


ここまで読み進めていただいた方は、インスタグラムはポートフォリオサイトとは全く異なるものだと理解出来たと思います。

作品に込めたメッセージや世界観をより忠実に伝えるのがポートフォリオサイトである一方、インスタグラムは、カジュアルなコミュニケーションができる写真日記のようなものです。

そして、インスタグラムのユーザーは作品を楽しむだけでなく、インスピレーションを見つけることができる「クール」なプラットフォームでもあります。そのため過度に脚色したブランディングは禁物です。撮影の舞台裏や、普段使用している撮影機材、といったポートフォリオサイトには掲載しないようなコンテンツを遊び心を持って投稿しましょう。


このようなカジュアルで親近感のわく雰囲気作りは、フォロワーとのコミュニケーションでも心がけましょう。たとえば、ユーザーのコメントへの返信の仕方一つで忠実なフォロワーの獲得やコミュニティの構築に繋がるでしょう。インスタグラムは、ユーザーからのフィードバックや見込クライアントの獲得が期待できる優れたコミュニティ構築のためのチャンスの場、ということを忘れないで下さい。



ライター: Wix Team



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