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新機能:上級者向けメタタグの詳細設定



Webデザインの分野で働いている人は、メタタグ(metaタグ)について熟知している方も多いかと思います。メタタグとは、Googleなどに代表される検索ロボットに、あなたのサイトに関する重要な情報を送るテキスト要素で、サイトの訪問者が実際に見ることはありません。


今回は、メタタグとは何かを詳しく知るために、メタタグを使うとできること、分かりやすい例をもとに見ていきましょう。


まずは、Pinterestを使っていて、ブランドの説明文の下に、グレーのチェックマークが入っているのに気が付いたことはありますか?このチェックマークは、そのPinterestアカウントの開設者が、関連付けられたビジネスサイトの所有者であること(そのビジネスの公式Pinterestアカウントであること)を認証するマークです。



メタタグ - Pinterest

では、なぜこの認証プロセスが、ビジネスにとって重要なのでしょうか?Pinterestやその他のソーシャルメディアのアカウントの所有権を認証することで、ビジネスの信憑性を向上させ、顧客の信頼を得ることができます。また、Pinterestでは、パフォーマンス測定ができるPinterestの解析ツールに無料でアクセスできるようになるという、利点もあります。


メタタグの種類


Pinterestアカウントを認証するには、該当するメタタグを、サイトヘッダーに追加する必要があります。一見、難しい作業と思うかもしれませんが、その方法はそう難しくありません。ここでの覚えておいて欲しいポイントは、Pinterestでサイト認証をするように、目的に合わせて複数のメタタグを追加することができるという点です。


一般的にメタタグの種類には、サイト所有権の確認とリッチスニペットという2種類に分けることができます。ではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。



サイト所有権の確認 – 概要とメリット


サイト所有権の確認をすることで、あなたのウェブサイトの所有者であることを証明することができます。あなたがサイトの正当なオーナーであることが確認されると、追加するメタタグの種類によって、ウェブサイトに関する豊富な情報へアクセスすることができます。


サイト所有権の確認のためのメタタグは、Googleサイト認証が最も一般的でしょう。Googleでサイト認証をすることで、サイトトラフィックがどこから流入してくるのか、どんなキーワードがトラフィックを運んでくるのか、各キーワードに対する順位などを、非常に重要なデータを得ることができます。


メタタグでサイト認証


リッチスニペット ‐ 概要とメリット


一方で、リッチスニペットを目的をしたメタタグの利用は、リンクしたソーシャルメディアや、Googleの検索結果のページでの表示方法をコントロールすることができます。2つの例を見てみましょう。


Googleオーサーシップ:Googleオーサーシップメタタグを追加すると、検索エンジン上での結果の表示方法に変化がでます。著者の名前、写真、Google+のサークル数などが検索結果と一緒に表示され、ユーザーが検索結果を見たときに、より分かりやすく、興味をそそるような内容で表示されます。著者の写真は、Google+のプロフィールから自動的に検出されますので、事前に確認しておきましょう。

Googleオーサーシップを実行することで、検索エンジン上であなたのコンテンツの可視性が高まり、クリックスルー率も通常より高くなるという調査結果もでています。



Googleオーサーシップ検索結果

メタタグ - Googleオーサーシップ

Twitterカード:ツイッター上で、コンテンツの概要やプレビュー、画像などのリッチメディアを付けることができるツイッターカード。つまり、リンクをツイートする際に、コンテンツの詳細が載った「カード」が表示されます。ツイッターカードには、全部で7種類あり、それぞれ異なるメディアを掲載することができます。カードの種類を選んだら、Twitterへ認証してもらうために、カードの種類を申請しなければなりませんのでお忘れなく。その後で、Twitterから確認メールが届き、ツイッターカードが利用できるようになります。



メタタグ - Twitterカード

ヘッダーメタタグを追加する準備ができましたか?Wixラーニングセンターにて、ヘッダーコードメタタグを追加する方法をご説明していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。



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