2014年に持ち越すべからず!時代遅れなウェブデザイントレンド10選

新しい年を迎えるたびに、ホームページデザインの世界にも新しいスタイルが生まれます。2014年も、さまざまはウェブデザインのトレンドが生まれる、盛り上がる一年となることでしょう。今年は、一体どんなアイデアが誕生し、どんなトレンドが巻き起こるのか、考えるだけでワクワクしてしまいます。
しかし、移りゆく時代の中で、流行が過去のものになるのも事実。 テクノロジーの進化とともに、次々と新しいスタイルが生まれるウェブデザインの世界では、時代遅れの慣習を捨て、新しいトレンドを取り入れるのは必要不可欠です。今回は、きっぱりとお別れを告げたい、時代遅れなウェブデザインのトレンドをリストアップしてみました。
多すぎるページ
数えきれないほど多くのページがあり、とてつもなく膨大なコンテンツを抱えるホームページは、もはや過去のものといえるでしょう。ホームページを設計する際は、各ページの機能や本当に必要かどうかを考えましょう。
偉大なデザイナーは、良い仕事ができたと感じるのは、これ以上追加するものが思いつかないときではなく、これ以上削除するものがないと思ったときだそうです。優れたウェブデザインのアイディアをお探しなら、これらの美しいシングルページのホームページを見て、ミニマリズムなデザインを参考にしてみるのもおすすめです。

リボン
ホームページを可愛く飾るリボンは、過去2年ばかり多くのホームページにアクセントを与えてきました。これまで素敵なデザイン効果を与えてくれたリボンですが、そろそろ見飽きてきたころではないでしょうか?
リボンを使ったウェブデザインは、過去に多くのホームページで使われており、現在リボンを使用しているホームページは、遅かれ早かれ、時代遅れになっていくでしょう。

いかにも…なストック写真
ホームページに親しみを持ってもらいたいのなら、オリジナリティーに欠ける一般的なストック写真は、おすすめできません。たとえモデル並みの外見をしていなくても、リアルな人の写真や、現実味のある画像をホームページに使うことで、親近感や信頼性を高めてくれるでしょう。

テキストで埋まったホームページ
長いテキストボックス、明朝体フォント、小さく並んだ文字の波、これらは「紙」媒体には適しています。
しかし、ウェブデザインの場合、そうはいきません。短いテキスト、大きくてインパクトのある文字、読みやすいフォントを使うことで、はるかによい結果を生み出します。ポイントは「大きく、かつシンプルに」です。

スキューモーフィズム
スキューモーフィズムを流行らせたのはアップル社であり、そして、その流行に終止符を打ったのもアップル社でした。スキューモーフィズムとは、実存する物に似せたデザインを使って、物を表現するデザイン手法です。
一昔前のiPhoneのブックアプリが、実際の本棚のようなデザインだったことを思い出してみてみてください。アップル社の最新のiOSバージョンでは、スキューモーフィズムは全て消えていますので、このトレンドにさようならを言うときが来たようです。

フォントを混ぜ合せて使用
様々なフォントをミックスしたデザインは、賢い方法とはいえません。明朝、ゴシック、メイリオの共通点は何でしょうか?…あまり共通点はありません。
2種類、最大でも3種類のフォントでホームページをデザインし、フォントは使われる場所ごとに(段落用フォント、見出し用フォントなど)一貫して使用しましょう。

多すぎるシェアボタン
全世界にコンテンツを広めたいからといって、多くのボタンやオプションを追加すると、訪問者を混乱させ、デザインに相応しくないアイコンが無秩序に並んでしまいます。重要なソーシャルメディアを厳選し、表示するボタンの数を絞り込みましょう。

あいまいな色のコントラスト
とても基本的なことですが、訪問者は、あなたのホームページ上のテキストを読み、画像を見たいからサイトへアクセスしてくれるのです。なのに、コントラストの使い方が悪いと(例:水色の背景色にそれよりやや薄い水色の文字)、単に文章を読むのに不必要な努力を要します。コントラストは、デザイン性ではなく、コンテンツを目立たせるためだけに使用しましょう。

賢すぎるアイコンメニュー
アイコンは面白く、ウェブデザインのスキルが問われる部分ですが、決してユーザーがそれらのアイコンを理解するスキルを求めてはいけません。
例えば、「お問合せ」のボタンに小鳥のアイコンを使用すると、訪問者はクリックするのではなく、数秒間アイコンの意味を考えてしまうでしょう。アイコンは単語を表現するためではなく、補足するために使うのが得策です。

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ライター: Wix Team